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【Jリーグ戦力診断やり直し(´∀`)】2020J1戦力診断改訂版⑤〜ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸編〜

noteを何気にこまめに更新できてる自分はびっくりしてる。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日もまた戦力診断です。

 

 

今回はG大阪C大阪、神戸の3チーム。ドキドキ関西スペシャルでございます。

 

 

 

ガンバ大阪

 

監督:宮本恒靖(3年目)

ホームスタジアム:Panasonic Stadium Suita(大阪府吹田市)

胸スポンサー:Panasonic(電機メーカー)

ユニフォームサプライヤー:umblo

 

 

昨季成績

J1リーグ:7位(勝点47、12勝11分11敗54得点48失点)

ルヴァン杯→ベスト4 

天皇杯→3回戦敗退

 

主な入団選手

GK 一森純←岡山

DF オ・ジェソクFC東京(レンタル)

DF 新里亮←磐田(レンタル)

DF 昌子源トゥールーズFC

FW 小野裕二鳥栖

 

主な退団選手

GK 林瑞輝→山口(レンタル)

GK 谷晃生→湘南(レンタル)

MF マルケル・スサエタ→メルボルン・シティ

MF 髙江麗央→町田(レンタル)

MF 藤本淳吾→未定

 

予想フォーメーション

【3-1-4-2】

 

開幕戦では4-1-4-1を採用したが、あれはマリノス対策という理由が強いのでメインシステムは今年も昨季の形を継続する可能性が高い。一方で、オ・ジェソクが復帰した事もあり対戦相手によっては4バックのオプションもある。キャンプでは小野瀬のFW起用など様々なポジションの可能性も試していた。

 

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GK★★★★★

 

守護神、東口順昭以外は総入れ替えとなった今年のGK陣。クラブとしても期待の大きい林瑞輝と谷晃生をレンタルで放出したが、岡山で正GKを務めた一森純の獲得で実力値は増した感も。…と思って当初は星5を付けていた。が、猿田遥巳の長期離脱に始まりある程度書き上げたタイミングで一森も負傷。挙げ句の果てには猿田の長期離脱を踏まえて獲得したイ・ユノまで負傷離脱となった結果、当面起用できるGKは東口と石川慧のみという事に。U-23は当面ユース選手で賄うか…。

 

DF★★★★★

 

三浦弦太の移籍報道が出る頃はあんなに怯えていたというのに、気がつけば三浦は残留、しかも昌子源まで持ってくるとは予想だにしていなかった。昌子、三浦、キム・ヨングォンで3バックを組まれたら★5にする以外に無いし、CBに新里亮菅沼駿哉も控える。開幕戦でも示したように、オ・ジェソクも復帰したので対戦相手によっては4バックにも対応出来る。

 

MF★★★★★

 

今年も採用が予想されている3-1-4-2システムだと、セントラルMFに入る倉田秋井手口陽介の実力はよりフルに発揮されそう。獲得が噂されたチュ・セジョンはその後の報道が無いものの、小野瀬康介も残留したし鳥栖から獲得した小野裕二もFWよりMFで使われる事が濃厚。もし中村敬斗が復帰すればなかなか凄まじい事に…。

 

FW★★★★☆

 

復帰当初は苦しんだが、時間が経つに連れてフルスロットルになっていった宇佐美貴史が勿論軸。なんとか代表復帰も果たしてほしい。渡邉千真の安定感は言わずもがな、後はアデミウソンとパトリックが抜群のコンディションであれば言うことは無い。

 

総合★★★★★

 

小野瀬の慰留交渉の影響もあったのか、12月まで獲得の話がGKしか無かった時はさすがに焦りましたよ。基本的には昨季をベースに、新里や小野で層のブラッシュアップという事だったんでしょうが、まっさか昌子が来るとは……。J1順位予想とかもやりますけど、この過密日程の中でこのスカッドを作れた事は久し振りに願望じゃなくて予想としてガンバを優勝争いの位置に置く事が出来そうです。

 

 

 

セレッソ大阪

 

監督:ミゲル・アンヘル・ロティーナ(2年目)

ホームスタジアム:ヤンマースタジアム長居(大阪府大阪市)

胸スポンサー:ヤンマー(機械メーカー)

ユニフォームサプライヤー:PUMA

 

 

昨季成績

J1リーグ:5位(勝点5918勝5分11敗39得点25失点)

ルヴァン杯:プレーオフステージ敗退

天皇杯:4回戦敗退

 

主な入団選手

DF 小池裕太←シントトロイデンVV

MF 坂元達裕←山形

MF ルーカス・ミネイロシャペコエンセ(レンタル)

FW 前川大河←福岡(復帰)

FW 豊川雄太←KASオイペン

 

主な退団選手

DF 藤本康太→引退

DF 船木翔→磐田(レンタル)

MF 水沼宏太横浜FM

MF 田中亜土夢HJKヘルシンキ

MF ソウザ→アル・イテファク

 

予想フォーメーション

【4-4-2】

 

システムは昨季同様に4-4-2で、スタメンも昨季のメンバーから退団した水沼に代わって坂元が入るくらいで大きな変化は無さそう。柿谷、豊川、西川といったFW陣はFWと2列目を両方できる選手なので、交代カードの切り方のバリエーションは増えた印象。開幕戦ではCBの木本をボランチで起用した。

 

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GK★★★★☆

 

2009年から守護神を務めるキム・ジンヒョンは今年も絶対的な存在として君臨するだろう。サブのGKにはレンタル先の鹿児島で試合経験を積んだアン・ジュンスJ3U-23チームで正GKの座に就いていた茂木秀などが揃う。

 

DF★★★★☆

 

2017年頃から抜群の安定感を誇る松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介の4バックに、昨季は若手の瀬古歩夢がレギュラー争いに割り込んできた。スタメンの絶対的安定感と裏腹に今季のスケジュールを顧みても少し層の薄さを昨季は感じたが、ここ数年丸橋祐介依存状態だった左SBに小池裕太を獲得出来たのは大きい。

 

MF★★★★☆

 

プレシーズンマッチの京都戦、開幕の大分戦でも存在感を示した坂元達裕は注目株の一人。次世代スターとして名高い西川潤らが清武弘嗣といった選手とどう絡むかにも注目。その他にも藤田直之レアンドロ・デサバトなど優秀な選手もいてFWにも2列目でプレー可能な選手が多いのは強みだが、水沼宏太退団の傷は小さくはないか。

 

FW★★★★☆

 

抜群の安定感を誇った守備力を武器に躍進した昨季のセレッソだが、逆にビハインドに陥った時にそれを跳ね返せるだけの攻撃力が無かった事が横浜FMFC東京、鹿島の間に割って入れなかった要因でもあった。が、奥埜博亮のFW起用がハマりエースのブルーノ・メンデスも残留。昨季終盤にフォームを取り戻した柿谷曜一朗や大怪我から復帰した都倉賢、ベルギーから帰国した豊川雄太などタレントは多い。

 

総合★★★★☆

 

私自身はガンバファンなので、正直なところ「アンチ・セレッソ」でやらせて頂いていますが、昨季のセレッソの最小失点を守備の安定感には戦力値以上のものがありました。今年の開幕、大分戦でもそれが健在である事を示したので今季も安定感のある戦いを見せてくれるのではないでしょうか。

 

 

 

ヴィッセル神戸

 

監督:トルステン・フィンク(2年目)

ホームスタジアム:ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(兵庫県神戸市)

胸スポンサー:楽天(IT企業)

ユニフォームサプライヤー:アシックス

 

 

昨季成績

J1リーグ→8位(勝点47、14勝5分15敗61得点59失点)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:優勝

 

主な入団選手

DF 山川哲史←筑波大学

DF 菊池流帆←山口

DF 初瀬亮←福岡(復帰)

MF 中坂勇哉←京都(復帰)

FW ドウグラス←清水

 

主な退団選手

DF 那須大亮→引退

DF ジョアン・オマリ→FC東京

FW ダビド・ビジャ→引退

FW ウェリントンボタフォゴFC

FW ルーカス・ポドルスキアンタルヤスポル

 

予想フォーメーション

【3-1-4-2】

 

ガンバ同様、開幕戦では4バックを採用したが一番しっくりくるのは此方の形か。今季は過密日程がこれから始まるので、イニエスタフェルマーレンが欠場する試合は昨季より増える可能性がある。その時にどう立ち回るかは神戸の真価が問われる。

 

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GK★★★☆☆

 

危なっかしい場面が多すぎるとはいえ、ゼロックス杯の横浜FM戦でも示したように飯倉大樹の実力はやはり高い。正GKとしてカウントすると多少物足りないが、第2GKとして見れば前川黛也も強い存在と言える。基本的には飯倉が正GKだろうが、リーグ開幕戦では前川が出場したように「2人体制プラン」も考えているのかもしれない。

 

DF★★★★★

 

トーマス・フェルマーレンがいる事の意味は大きい。序盤戦は不安定感の方が目立っていたが、大崎玲央もフェルマーレンの隣でプレーするようになってからメキメキ成長しているようにも見える。両翼には西大伍酒井高徳がいて、J2からは山口で活躍した菊池流帆を補強。昨季後半戦の守備を序盤から出来れば優勝争いも現実的に。

 

MF★★★★★

 

アンドレス・イニエスタに関してはもはや言うことも無いとして、昨夏にフェルマーレンと酒井の獲得で守備の厚みを増した上でアンカー+2セントラルハーフの形にして以降、精彩を欠いていたセルジ・サンペールが輝き出した事と山口蛍の負担が減った意味は相当大きい。今季は連戦になるので、安井拓也や郷家友太に求められる役割も多くなる。

 

FW★★★★★

 

ルーカス・ポドルスキダビド・ビジャウェリントンの3人が一気に退団したので昨季に比べると多少戦力ダウン感はある。だが清水の絶対的エースだったドウグラスを補強。これにより前線のチート性は十二分に維持しているし、絶賛ブレイク中の古橋亨梧を筆頭に田中順也藤本憲明もいるので★5は★5だろう。

 

総合★★★★★

 

…まぁ、そうなりますよね。スタメンの11人を見ればこれ以外の結論が無いです。夏にはダビド・シルバだのマリオ・ゴメスだのを獲りに行くなんて報道もありますし…ラクテン、恐ろしい子。ただスタメンの11人には文句の付けようが無いのですが、不安なのは今季の過密日程と選手層です。というのも、ただでさえ負傷体のイニエスタフェルマーレンを欠く試合は増えるでしょうし、昨季の神戸はイニエスタフェルマーレンがいないと結構ガラッとパフォーマンスが落ちる側面もあったので、その穴を如何に埋めるかは大きな鍵となります。

 

 

 

次回がラスト、広島、鳥栖、大分編です。

 

 

(あんまnoteアクセス伸びてないけど)

ではでは(´∀`)