G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

北九州って全部がうまいこといけば大分みたいなルート辿れるんじゃね?〜明治安田生命J2リーグ第5節 ギラヴァンツ北九州vs京都サンガFC マッチレビュー〜

余談ですが例の2005年の優勝争いの時のセレッソの監督はコバさんです。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第5節、ギラヴァンツ北九州vs京都サンガFCの一戦です!

 

 

 

リーグ戦再開後、磐田→徳島→福岡と昇格候補と呼ばれているチームとの連戦を2勝1分で乗り切ったサンガ。そんな中、今日は昇格候補というよりは新興勢力という意味での好調チーム、北九州との激突です。北九州も北九州で、J3からの復帰1年目ながら2勝2敗。両チームにとって、序盤戦の好調の波を掴むのに重要な一戦です。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200715192415j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200715192411j:image

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094607j:image

 

サンガは前節の福岡戦からメンバーを4人変更。今日、新たにスタメン起用された本多勇喜石櫃洋祐ジュニーニョ、レナン・モッタの4人はいずれも今季初先発の選手となり、逆にここまで全試合スタメン出場していた飯田貴敬と森脇良太は過密日程も考慮してベンチスタートとなりました。

 

 

本日の会場は福岡県北九州市ミクニワールドスタジアム北九州です。

新幹線ののぞみも停まる小倉駅から徒歩7分というアウェイサポーターにも優しい場所にある球技専用スタジアムです。このスタジアムがオープンした2016年から北九州はJ3生活が続いていたので、サンガにとっては初めてのミクニワールドスタジアムでの試合となります。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200715212901j:image

 

 

基本的にはボールを保持していたい志向でゲームプランを立てている2チームの対戦とあって、その思惑がぶつかる形で序盤は膠着状態。しかし時間が経つに連れ、ラインを押し上げて前線から積極的にプレスをかけてくる北九州のやり方に押し込まれていく形で、試合は徐々に北九州のペースに傾いていきました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094626j:image

 

前半アディショナルタイムに北九州は國分伸太郎のクロスから永田拓也がシュート。オフサイド判定になったとはいえ、ポストに直撃する危ない場面を作られるなどやや不安な試合展開で前半を終えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094635j:image

 

サンガは後半開始と同時に荒木大吾を投入し、65分には森脇良太と福岡慎平、71分には飯田貴敬を投入して福岡戦に近いメンバーと形にしていきます。しかし後半の試合展開は前半以上に北九州の圧力に押し込まれてほぼワンサイドゲームのような形に。サンガとしては長く続く耐える時間……攻撃の形はピーター・ウタカの個人技によるカウンターに頼らざるを得ない状態となってしまいました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094650j:image

 

84分には中川風希を投入して状況の打開を図ったサンガでしたが、逆に交代枠を高い切った後で森脇が負傷退場となり10人で戦う事態に。それでもFWのウタカやMFの庄司悦大までもが守備面で力を発揮しながら北九州の総攻撃を何とか耐え抜き、結局最後までゴールは生まれずに試合終了。サンガとしては勝点を拾ったと表現できるドローゲームとなりました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094726j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094723j:image

 

 

まぁ…よく耐えたという感じですね。サンガが悪いというよりも、試合を通じて北九州の出足が良く、前線からの積極的な守備に完全に自陣から脱出できないという試合になってしまっていました。攻撃の選択肢がウタカのカウンター頼みになってしまったのも流れとしては仕方無かったかなと。特にラスト5分とアディショナルタイムは一人少なかったですしね。評判通り、北九州は良いサッカーするなぁ…という印象でした。

ただ、磐田戦でも福岡戦でもそうでしたが、今季のサンガって押し込まれても危ないシュートを与える前の段階で耐える事は出来てるんですよね。そこのところの守備面は今年の大きな武器になっていると思います。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20200716094740j:image

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J2リーグ第5節

モンテディオ山形2-3ザスパクサツ群馬

水戸ホーリーホック2-2松本山雅FC

栃木SC1-0大宮アルディージャ

東京ヴェルディ4-2ヴァンフォーレ甲府

FC町田ゼルビア3-3アルビレックス新潟

ツエーゲン金沢0-2ジェフユナイテッド千葉

徳島ヴォルティス4-0レノファ山口FC

愛媛FC0-1ファジアーノ岡山

アビスパ福岡1-0ジュビロ磐田

ギラヴァンツ北九州0-0京都サンガFC

FC琉球1-1V・ファーレン長崎

 

1位 V・ファーレン長崎(13)

2位 大宮アルディージャ(12)

3位 徳島ヴォルティス(10)

4位 ジェフユナイテッド千葉(9)

5位 京都サンガFC(8)

6位 アルビレックス新潟(8)

7位 ファジアーノ岡山(8)

8位 ギラヴァンツ北九州(7)

9位 FC町田ゼルビア(7)

10位 栃木SC(7)

10位 ジュビロ磐田(7)

12位 アビスパ福岡(7)

13位 松本山雅FC(6)

13位 愛媛FC(6)

15位 ヴァンフォーレ甲府(6)

16位 モンテディオ山形(5)

16位 水戸ホーリーホック(5)

16位 東京ヴェルディ(5)

19位 ツエーゲン金沢(4)

20位 レノファ山口FC(4)

21位 ザスパクサツ群馬(3)

22位 FC琉球(2)

 

順位表的には結構動いた第5節となりました。

前節まで大宮と長崎が開幕4連勝を達成していましたが大宮は栃木に敗戦。長崎は開幕からの無敗こそ5に伸ばしたものの、琉球に勝ち切れずに開幕からの連勝は5でストップ。逆に開幕4連敗スタートとなっていた群馬は山形に3-2で勝利し、同じく未勝利だった東京Vも甲府を4-2で下して初勝利を挙げています。

これにより、5試合を終えた段階で無敗なのは長崎、そして引き分け先行ではあるものの町田の2チーム。逆に琉球は長崎の開幕4連勝こそストップさせたものの、1-1のドローに終わり、唯一の未勝利チームとなってしまいました。

 

 

髙江さんめっちゃ点取ってる…!

ではでは(´∀`)