2曲くらい録ろうとしてみたけど1曲で力尽きた。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第8節、ガンバ大阪vs川崎フロンターレの一戦です!
いつ以来でしょうか。
「1位2位直接対決」
そんなフレーズがガンバ大阪に被さるのは!
いよいよやってきましたよ、運命の一戦!相手は今シーズン、他の追随を許さない完成度の高さを見せて6勝1分の無敗、中断明け以降6連勝と文句なしで首位快走中の川崎です。ガンバにとっては珍しくスタートダッシュを成功させた今シーズン、このまま上位戦線に居続ける為にも、不振を脱し切れなかったここ数シーズンの記憶を払拭する為にも、川崎に土をつけて一気に躍進の道を進んでいきましょう!
両チームスタメンです。
2試合の欠場を余儀なくされていた小野瀬康介がスタメン復帰。福田湧矢と復帰した小野瀬を入れ替えた以外は前節神戸戦とメンバーの変更はありません。
ガンバの不安どころといえば連戦の中で、特に全試合フル出場中のキム・ヨングォン、全試合ほぼフル出場中の三浦弦太辺りの疲労とコンディションになって来ますが、遂に、遂に、遂に…!昌子源がベンチ入りです…!!
本日の会場は大阪府吹田市、Panasonic Stadium Suitaです。
パナスタでの川崎戦の戦績は今のところ1勝2分1敗と全くのタイ。宇佐美貴史と大久保嘉人とが一触即発になったり、堂安律のラストゲームだったり、今野泰幸の復帰で9連勝が始まったり、倉田秋の意地のゴールだったり……今回はどんな記憶に残る場面が生まれるのやら!
6分に藤春廣輝のクロスを渡邉千真がヘディングシュート、8分に川崎の連続シュートをガンバが連続ブロックするなど両チームいきなり決定機を掴んで迎えた試合は、まずはガンバペースで進んでいきます。高い位置から積極的にプレスをかけていったガンバはセカンドボールを尽く回収していき、最初の飲水タイム辺りまではずーっとガンバは敵陣内でボールをコントロール。川崎らしくないミスから小野瀬がポストに当たるミドルシュートを放ち、川崎に自由を与えずに試合を進めます。
逆に飲水タイム明けは今度は川崎がボールを持つ時間が長くなりますが、ガンバは昨季からこのメンバーで組む3バックがしっかりブロックを組み、MFや3トップのパスの出所はガンバの3枚のセントラルMFがしっかりケア。DFラインも時折藤春が降りてきて4バックになったり、ボールを奪い返すと宇佐美や渡邉が上手く抜け出すなどしてチャンスも作ります。
前半は0-0。ガンバも川崎も高いレベルのサッカーを見せ、前半は非常に濃密な、見応えのある攻防を繰り広げました。
しかし後半開始早々、三笘薫を投入した川崎は三笘と大島僚太のパス交換から、最後は大島がDFの間を、丁度GKから蹴る瞬間が見えないコースを抜くシュート。前節のMVP、GK東口順昭が一歩も動けないシュートを決めて首位決戦は川崎が1点先制。
ガンバはその後、小野裕二を下げて倉田秋を投入した事を皮切りに遠藤保仁、福田湧矢を投入。小野瀬や遠藤を高い位置で起用する采配を見せ、宇佐美がフリーマン的な動きをしてチャンスを作ろうと試みますが、チャンスメイクまでは出来ても実際にチャンスに繋がるまでには行かず、前半とは異なって全部ペナルティエリアの外に弾き出されるかのようにして攻撃を防がれていきます。
終盤には小野瀬を下げてパトリックを投入。三浦を前線に上げてパワープレー上等の姿勢を見せますが、今やすっかり勝つ事に慣れた、勝ち方を覚えてしまった川崎の牙城を崩せず。後半は川崎にほとんどガンバのやりたい形を出させて貰えず、1位2位直接対決は惜しくも0-1で敗戦。川崎にとってはクラブ新記録となる7連勝で、尚且つ昨季から続くアウェイでの連勝も7に伸ばしました。
川崎側の視点に立つと、大きかったのは前半のガンバペースの時に全く焦れなかった事でしょう。それが単に様子見だったのか、或いはガンバに攻めさせる事で隙を生む為の狙いだったのかはわかりませんが……結局は三笘投入と同時に、後半ド頭の1発に沈められた訳で。一応前半にはセカンドボールを奪った後に速く…というところで見出せていた攻撃の開始点を後半はなかなか見つけ出す事が出来ませんでした。
そもそも、今日についてはガンバが良かったとか悪かったというよりも、スコアや内容以上に今の川崎の強さを見せつけられた試合でした。前半、川崎がギアを深く踏んでいなかった時に1点でも取れれば違ったんでしょうが……悲観する必要はないけれど悔やまれる試合でした。
前半は本当に1位と2位!って感じの試合やったんやけどなぁ…。
ではでは(´∀`)