この前河原町で久々にバニラの車見た。
どーもこんばんは
日曜の夜に不適切な出だしでした。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J2リーグ第9節、京都サンガFCvsFC町田ゼルビアの一戦です!
ホーム全勝・アウェイ未勝利というなかなかに破天荒な数字を記録中のサンガさん。第7節で長崎との直接対決を落とした事で昇格圏内からは今は少し離されてしまいましたが、そこはまだ序盤という事でここから巻き返す事も出来るでしょう。上位陣に引き離されない為にもなんとしても勝利したいのは9位のサンガと勝点差1で7位に立つ町田も同じ。今季僅か1敗の町田相手に、現在全勝中のホームで白星を挙げる事は出来るのでしょうか。
両チームスタメンです。
前節岡山戦からピーター・ウタカがスタメンに復帰。スタメンとしては岡山戦から3人変更した形で、飯田貴敬と本多勇喜の2人がスタメンに戻っています。システムは今季のメインシステムである3-1-4-2を継続です。
本日の会場は京都府亀岡市、サンガスタジアム by Kyoceraです。
現在サンガは磐田戦に始まり福岡戦、愛媛戦とホームゲーム全勝中!特にピーター・ウタカはその全ての試合でゴールを挙げています。果たしてサンガスタジアムはサンガにとっての要塞となるのでしょうか…?
ホーム全勝中のサンガ、連勝中のメンバーをそのまま持ってきた町田という構図も影響しているのか、前半からボールを奪ったらスイスイとゴール前まで両チームが持っていってしまうほどいきなりオープンな展開に。両チームともサイドを使いながら度々ゴール前まで迫っていきます。
しかし前半の中頃からはサンガが庄司悦大を中心に、元々のスタイルである遅攻の意識を強める事で町田を自陣内に押し込み、サンガペースで試合を進め始めていきます。特に左サイドの荒木大吾からチャンスを多く創出し、17分には左サイドから金久保順→ウタカと繋いで中野克哉。ブロックされたこぼれ球を庄司が絶妙なミドルシュートを放ちますが僅かに枠外。
町田も前線に積極的に顔を出すような戦い方をしては来ましたが、町田が出てくるようになると一度遅攻で落ち着かせた時間も効果的に働いた事でカウンターがバシバシ決まるようになります。36分、安藤淳の積極的なディフェンスから金久保が一気に持ち上がったカウンター。抜け出した野田隆之介が決定的なチャンスを迎えますがこれもGK秋元陽太に阻まれ、更にそのこぼれ球に詰めた金久保のシュートも秋元に阻まれてゴールならず。惜しいシーンは多く作りながらも、ゴールを奪えずに前半を終えます。
後半もサンガペースの時間は続き、町田のスペースが生まれればそこをウタカに徹底的に通していく形でチャンスを作っていきますが、ウタカの再三にわたる突破はことごとく町田の両CB、深津康太と元サンガの水本裕貴に阻まれ続け、じゃあサイドから攻めたら攻めたで町田の粘りに跳ね返される事を繰り返すばかり。
そして79分、コーナーキックからヨルディ・バイスのヘディングシュートがふんわりとゴールネットに吸い込まれてようやく先制点!
森脇良太全面監修のゴールパフォーマンスを披露……
……した後に途中出場中川風希がオフサイドを取られてしまいノーゴールに……。
沸き返る町田、呆然とする實好礼忠監督……ですがサンガも思わぬ粘りを見せました。ルーズボールを結果的にゴールを取り消す事になっていた中川が粘って拾うとジュニーニョに繋いで最後はウタカがシュート。そのこぼれ球に金久保が詰めて今度こそ本当に先制!
最後は町田の猛攻に対して6バック気味にして対応。ラスト5分はずっと町田にボールを持たれていましたが、疲労と暑さも募る中でバイスを中心に守り抜いて試合終了。1-0で勝利したサンガ、これでホーム4連勝、4戦全勝となりました!
チームとしての狙いは明確になっていましたし、出来る事なら前半のうちに先制してもっと楽な試合運びを…というのが理想的な形ではありました。ですが町田のハードワークと最後の守備の固さの前に非常に厳しい試合展開を強いられましたが、チームとしてのスタンス、狙い、やりたい事は上手く出せていたと思います。最後の精度や如何にラストパスに繋げるか…みたいな部分はこれからも高めていかなければならないところでしょうが、あの幻のゴールの後にすぐに点を取り直した事、結果的に自分が触った事でゴールを消してしまった中川がそれを帳消しにするようなプレーで起点となった事はこれまでのサンガとは違うメンタル面の風向きと流れだったようにも思います。
【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】
明治安田生命J2リーグ第9節
1位 V・ファーレン長崎(23)
2位 大宮アルディージャ(18)※
3位 徳島ヴォルティス(16)
4位 ギラヴァンツ北九州(16)
5位 京都サンガFC(15)
6位 アルビレックス新潟(14)
7位 ヴァンフォーレ甲府(14)
7位 ジュビロ磐田(14)
7位 アビスパ福岡(14)※
10位 FC町田ゼルビア(13)
11位 水戸ホーリーホック(12)
12位 東京ヴェルディ(11)
13位 栃木SC(11)
14位 ツエーゲン金沢(10)
15位 ジェフユナイテッド千葉(10)
16位 松本山雅FC(9)
17位 ファジアーノ岡山(9)
18位 愛媛FC(8)
19位 モンテディオ山形(8)
20位 レノファ山口FC(8)
21位 FC琉球(7)
22位 ザスパクサツ群馬(6)
首位を快走する長崎は東京V相手に勝利こそ逃したものの、0-0で引き分けた事で未だに開幕からの無敗を維持しています。新潟と甲府が勝ち切れなかった一方、徳島、北九州、京都が勝利した事で2位争いは更に白熱化してきました。
今節の注目カードといえば大宮と福岡の上位直接対決が組まれていました。ですが福岡に新型コロナウィルス陽性の可能性が高い選手が現れた事で試合開始90分前に試合の延期が確定。チケットの払い戻しや代替日程は後日発表されます。
でも森脇のゴールパフォは2回もやる必要あったのだろうか…?
ではでは(´∀`)