プレミア開幕だね!
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第16節、ヴィッセル神戸vsFC東京の一戦です。
マリノス含めほんとお気の毒様としか言いようのないACL事情に巻き込まれた両チーム。結局、ACLがこの先どうなるかはわかりませんが……ACLが開催される場合は尚更、双方にとってこの時期に勝点を積み上げておく必要性は増してきます。神戸は上位進出、FC東京は川崎追走を目指す一戦です。
両チームスタメンです。
思い切った采配をしてきたのは神戸。本来はサイドバックである初瀬亮を左ウイングで起用してきました。また、アンカーの位置に入るセルジ・サンペールは3バックの真ん中を兼ねるような変則的なシステムとなっています。
本日の会場は兵庫県神戸市、ノエビアスタジアム神戸です。
神戸は8〜9月の横浜FM戦、FC東京戦、C大阪戦ではクラブ創立25周年を記念したかつての白黒縦縞を復刻させたユニフォームを着用。やっぱりこのモデルの神戸かっこいい。よくよく考えたら、一時期のJリーグってユーベっぽいの(神戸)、ミランっぽいの(札幌)、インテルっぽいの(ガンバ)がいたんですねぇ…。
神戸はバックラインからでも繋いでくる事を加味してか、FC東京は普段よりもラインの設定が高めな印象でした。一方の神戸はどちらかと言えばワイドな攻撃が多くなり、さほど大きなチャンスまでは至らずとも綱引き的な展開が続いていきます。
すると24分、FC東京のミスを見逃さずに神戸が速攻を仕掛けると抜け出した古橋享梧のシュートがポストに直撃。しかしルーズボールをサンペールが回収して古橋に繋ぐと、その古橋の折り返しに安井拓也が流し込んで先制。神戸生え抜きのMFが記念ユニをまとった試合でJリーグ初ゴールを決め、神戸が1点リードで前半を終えます。
しかし神戸の良い流れは後半開始早々にFC東京によって打ち砕かれます。50分、ディエゴ・オリヴェイラのパスを受けた田川享介のシュート性の折り返しにアダイウトンが詰めていきなり同点に追いつくと、58分には神戸のパスをカットした高萩洋次郎とアダイウトンのワンツーから最後はディエゴ・オリヴェイラが流し込んで逆転。試合は一瞬でFC東京リードに。
神戸は失点直後の59分にリーグ戦では1ヶ月ぶりの復帰となったイニエスタを安井に替えて投入。72分には小川慶治朗、80分には郷家友太と藤谷壮を投入して猛攻を仕掛けようとしますが、リードしてしまえばやっぱり強さを見せてくるFC東京のブロックとロングカウンターに苦しめられてなかなか反撃の糸口を見出せません。
それでもアディショナルタイム、イニエスタのフリーキックにダンクレーがドンピシャで頭に合わせて劇的な同点弾。最後の最後で何とか引き分けに持ち込んだ神戸は辛うじて勝点1を獲得。FC東京からすれば首位川崎の背中が更に遠のく勝点1となりました。
まぁどちらにとっても痛み分けでしょうね。神戸としては前半を結構ポジティブな形で終えただけに後半の入りの失敗で全部が狂った感がありましたし、FC東京にリードを許せばああいう形になるのはわかっていた訳で。よく追いついたという言い方も出来ますが勿体無いドローでもあったと。
FC東京はもう言わずもがな。後半立ち上がりに逆転し、その後もいつもの形…いわゆる勝ちパターンに乗せていたのにあそこでやられたという。どちらにとっても勿体無い引き分けでしたね。
ではでは(´∀`)