衝撃から一夜…。
どーもこんばんは
【悲報】ガンバさん、J1もJ3も目の前で優勝されてしまう
— R (@blueblack_gblue) 2020年11月25日
さてさて、実際にこのブログを更新する時点でどうなってるのかはわかりませんが、大阪のピンク色の方の情報漏れのてんこ盛り祭りが紙面を賑わせています。
まぁ、その事の是非はともかくとして、これからは来年の選手の移籍事情と同様に、来季の○○の監督は誰になるのか?そもそも今の監督を続投させるのか解任するのか?そんな話題でキャッキャ出来る日々になってきましたね。監督交代を考えてそうなチームといえばあそことあそことあそこと……。それはともかく、今回のブログでは現在フリーでの監督を何人か紹介していきます。もしかしたら実際に誰かがJリーグのベンチに座っているかも…!
※フリーの定義は色々ありますので、中には大学などの学校サッカー部の監督・コーチを務めている方も含んでいます。
※このブログを書いているのは11月25日なので、皆様がご覧になられる時には状況が変わってる可能性も普通にあります!
候補①
生年月日:1958年12月1日
国籍:メキシコ
Jリーグ指導経験:無
過去に率いた主なチーム:メキシコ代表、CAオサスナ(スペイン)、アトレティコ・マドリード(スペイン)、日本代表、エジプト代表など
過去の主な監督実績:FIFAワールドカップベスト16(2002、2010メキシコ)、UEFAチャンピオンズリーググループステージ突破(2008A・マドリード)など
現実的に可能性のあるフリー監督の中では一番の大物監督です。発端はアギーレ氏自身が取材に対して、日本の2チームからコンタクトがあった事を公表した事。アメリカやスペインのクラブからのコンタクトと並記してコメントされたものなので可能性が高い訳では無いけれど、可能性が低いという訳でもないらしく。ただ、アギーレ氏の年俸は少なくとも億単位ではあるはず。この時世でそのお金を出せて、かつ監督交代の可能性があるクラブといえばだいぶ絞られてくるけれど…。
候補②
生年月日:1969年1月16日
国籍:韓国
過去の主な監督実績:J1昇格(2012、2014、2017湘南)、J2優勝(2014、2017湘南)、ルヴァン杯優勝(2018湘南)など
2019年夏、湘南で長期政権を樹立していた曹氏のパワハラ報道はその中身を含めてなかなかにショッキングで、その後公表された報告書はS級ライセンス1年停止もそりゃそうなるわな、という内容でした。現在は流通経済大学サッカー部のコーチを務めている同氏ですが、10月にライセンスが復活したのでJリーグでの指揮が可能に。早速現役時代に所属した浦和と地元で2016年にもオファーを出したとされる京都が招聘に動いてるとの報道も。
曹氏に関しては前述の経緯もあって、名前の上がった浦和のファンも京都のファンも賛否両論。手法の是非はともかく湘南をJ1でも戦えるチームにした実績は事実であると同時に、人間そんな簡単に変わるものか?という部分に疑問が残るのも当然の事。どうやら浦和の話は無くなって京都の監督就任が濃厚らしいけど…。
候補③
生年月日:1961年10月16日
国籍:日本
Jリーグ指導経験:川崎フロンターレ(2012.4〜2016)、名古屋グランパス(2017〜2019.9)
過去の主な監督実績:J1年間勝点2位(2016川崎)、天皇杯準優勝(2016川崎)、J1昇格(2017名古屋)など
現在J1で圧倒的な成績を残している川崎ですが、タイトルという結果こそ出なかったものの、今の主力選手を含めて成功に繋がるベースを築いたのは4シーズン半指揮を執った風間監督時代に築いたもの。名古屋ではあまり上手くいきませんでしたが、川崎時代の功績は現在の鬼木達監督も基本的な方向性は引き継いでいます。
現在は女子サッカーの静岡SSUアスレジーナのアドバイザーを務めていますが、なんでもセレッソ大阪の育成部門を統括するポストに就く可能性があり、風間氏サイドも乗り気だとか。川崎の件でもそうですが、止める・蹴るの基礎を中心とした育成指針は定評と実績を残していますし、元々良い選手の集まるセレッソユースとの相性は良いのでは。
候補④
生年月日:1973年9月10日
国籍:韓国
Jリーグ指導経験:無
過去に率いた主なチーム:FCソウル(韓国)、江蘇蘇寧(中国)
過去の主な監督実績:Kリーグ優勝(2012ソウル)、ACL準優勝(2013ソウル)、韓国FA杯準優勝(2015ソウル)など
現役時代は韓国代表のFWとして千葉、京都、磐田でもプレー。千葉に所属していた頃に若手選手だった巻誠一郎との師弟関係は広く知られていますね。現在千葉を率いるユン・ジョンファン監督やセレッソの監督候補の一人されるファン・ソンホン監督などと同様に日本に縁のある韓国人監督です。
引退後はFCソウルの監督として国内タイトルを複数獲得し、監督賞も受賞。ACLでも2013年に決勝まで駒を進めました。去年のFCソウルは守備の崩壊もあって7月末に辞任しましたが、かつて清水やFC東京が監督候補にリストアップした事もあるのでひょっとしたらひょっとしたり。
候補⑤
生年月日:1972年6月23日
国籍:日本
Jリーグ指導経験:鹿島アントラーズ(2017.5〜2019)
過去の主な監督実績:J1準優勝(2017鹿島)、ACL優勝(2018鹿島)、クラブW杯(2018鹿島)、天皇杯準優勝(2019鹿島)など
毎日増えていくセレッソの監督候補に名前が上がっていた一人。鹿島時代の評価は色々なところを見た感じはあまり芳しくなく、セレッソファンからも否定的な反応が多いのは「ロティーナを切ってまで呼ぶのか?」という部分が強いと思います。個人的な感覚とはしては、優秀な監督…!とまでは思ってないけど言われているほど悪くもないかなぁと。鹿島的評価というのはあるんでしょうけど、成績的には良いアベレージな訳ですし、2019年は不運な部分もありましたしね。
半分まで来たので、ここでJリーグに来る可能性は限りなく低いけれど、現在フリーの監督も番外編として何人か紹介していきます。
番外編①
生年月日:1972年3月2日
国籍:アルゼンチン
過去に率いた主なチーム:エスパニョール(スペイン)、サウサンプトン(イングランド)、トッテナム(イングランド)
過去の主な監督実績:カラバオカップ準優勝(14-15トッテナム)プレミアリーグ準優勝(16-17トッテナム)、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝(18-19トッテナム)など
おそらく現時点で世界で最も去就が注目されているフリー監督。それまで良い選手を輩出はするものの「割と強い中堅(今のエバートンくらいの位置)」に過ぎなかったトッテナムをCLの常連になるまで育て上げました。現在プレミアには「ビッグ6」というフレーズがありますがこれはトッテナムとマンチェスター・シティの躍進により生まれたフレーズとも言えます。
番外編②
生年月日:1965年11月19日
国籍:フランス
過去に率いた主なチーム:ボルドー(フランス)、フランス代表、パリ・サンジェルマン(フランス)など
過去の主な監督実績:リーグ・アン(08-09ボルドー、13-14〜15-16PSG)、EURO2012 ベスト8(2012フランス)、クープ・ドゥ・フランス(14-15〜15-16PSG)、クープ・ドゥ・ラ・リーグ(13-14〜15-16PSG)など
現在のディディエ・デシャンの前にフランス代表監督を務めていた人物。フランス代表での実績は2年、EURO 2012のベスト8のみですが、レイモン・ドメネクの下でズタボロになった後の再建を任された事を思うと一定の評価はあるでしょう。その後、PSGで3シーズン指揮を執って2016年に退任してからは監督業から遠ざかってますが、今夏にはFCバルセロナの監督候補に名前が上がるなど監督業復帰に動き出してもいるとか。
番外編③
生年月日:1964年2月9日
国籍:スペイン
過去に率いた主なチーム:アスレティック・ビルバオ、エスパニョール、オリンピアコス、FCバルセロナなど
過去の主な監督実績:UEFAカップ(05-06エスパニョール)、ギリシャリーグ(08-09、10-11〜11-12オリンピアコス)、コパ・デル・レイ(17-18バルサ)、ラ・リーガ(17-18〜18-19バルサ)など
南アフリカW杯後には日本代表監督就任の可能性もあったスペインの名将。主にスペインの中堅クラブで結果を残して2017年からバルサの監督に就任しました。バルサでの2年半はちょっと賛否両論気味。国内ではリーガ2連覇など2年間でしっかりと結果を残したものの、やや守備的な戦い方や2年連続で衝撃的な負け方をチャンピオンズリーグで喫したりして19-20は遂に途中解任の憂き目を見ました。ただ、キケ・セティエン、ロナルド・クーマンの下での低迷から少し再評価もされ始めたり…。
番外編④
マウリツィオ・サッリ
生年月日:1959年1月10日
国籍:イタリア
過去の主な監督実績:セリエA準優勝(15-16、17-18ナポリ)、UEFAヨーロッパリーグ優勝(18-19チェルシー)、セリアA優勝(19-20ユベントス)など
サッカー選手としてのプロキャリアを持たず、イタリアの銀行員からユベントスの監督にまで成り上がったサクセスストーリー的な監督です。ナポリでの3シーズンは「欧州で最も美しいサッカー」とも称されるサッカーで好成績を残してチェルシーに引き抜かれ、賛否両論あったもののチェルシーでも一定の結果を残してユベントスの監督に就任しました。フリーの身ではありますが、違約金という形でユーベから莫大な報酬は得ているので現場復帰はもう少し先…?
番外編⑤
マキシマリアーノ・アッレグリ
生年月日:1967年8月11日
国籍:イタリア
過去に率いた主なチーム:カリアリ、ACミラン、ユベントスなど
過去の主な監督実績:セリエA優勝(10-11ミラン、14-15〜18-19ユベントス)、コッパ・イタリア優勝(14-15〜17-18ユベントス)UEFAチャンピオンズリーグ準優勝(14-15、16-17ユベントス)など
ポチェッティーノ同様、次の就任先が騒がしくなっている監督の一人。18-19シーズンを最後にユベントスを去って以降はミランやユベントスで残した実績からマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ラツィオといったチームが招聘に興味を示している報道も。個人的にはプレミアに行って、イタリア以外でどうなるか見てみたいところ。
ではここから本編に戻ります。
候補⑥
生年月日:1973年10月10日
国籍:日本
過去の主な監督実績:天皇杯準優勝(2018仙台)など
2004年に仙台で現役を引退し、アカデミーコーチやトップチームのコーチを経て2014年途中から監督に就任。開幕から6試合勝利のなかったところからチームを改善させて残留に成功すると、2016年以降は中位をキープして2018年にはクラブ史上初となるファイナルへと導いた監督です。
一見下位寄りの中位といえばそうなんですが、予算規模も小さく毎年のように主力を引き抜かれる仙台を何年もJ1に残留させる事は並大抵では無い所業で、皮肉にもそれは渡邉氏が退任した今季の結果が示しているとも。Jの中でも「知将」感の高い渡邉氏をリストアップしてるチームは既に多そう。
候補⑦
生年月日:1972年11月28日
国籍:日本
Jリーグ指導経験:ジュビロ磐田(2014.10〜2019.6)
過去の主な監督実績:J1昇格(2015磐田)など
言わずと知れた日本代表のレジェンド。磐田での監督時代は2017年に好成績を残した以外は、2014年の昇格失敗や2年連続の降格圏(2018年は入れ替え戦で残留)もあって若干ネタ扱いされている側面もあり、評価はあまり芳しくありません。ただ、磐田時代を見る限りモチベーターとしての能力やチームマネジメント能力自体は高そうなので、優秀なヘッドコーチが付けば化ける可能性もあるのかなーと個人的には思ったり。
セレッソの来季監督候補として名前が挙げられていましたが、本人が後ろ向きという報道やDAZNの新番組にレギュラーキャストとして出演が発表された事から、来季の現場復帰可能性は低そう。
候補⑧
生年月日:1973年4月19日
国籍:日本
濃いキャラは色々と賛否両論があり、一年で退任という形になってしまったのは色んな意味では自然な成り行きだったようにも思えるんです。ただ、近年のサンガに於いて大木武体制以降で内容と結果がある程度伴っていた唯一のシーズンが2019年といえて、最後の結末こそ大粉砕だったもののインパクトは強いサッカーを見せました。
本人がもう一度やる気があるのかは別として、他のチームでやるとどうなるのかはちょっと興味あります。
候補⑨
生年月日:1949年10月22日
国籍:フランス
Jリーグ指導経験:名古屋グランパス(1995〜1996.9)
過去に率いた主なチーム:
過去の主な監督実績:リーグ・アン優勝(87-88モナコ)、天皇杯優勝(1995名古屋)、プレミアリーグ優勝(97-98、01-02、03-04アーセナル)、FAカップ優勝(97-98、01-02〜02-03、04-05、14-15〜15-16、17-18アーセナル)、プレミアリーグ準優勝(98-99〜00-01、02-03、04-05、15-16アーセナル)、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝(05-06アーセナル)など
「世界のサッカー史上最も優秀な監督」というくくりでランキングを作っても上位に入ってくる監督。長期政権を築いたアーセナルを退任してからは現場から遠ざかっていますが、昨夏には神戸の監督に就任するのでは?という報道が出て、実際に神戸も打診はしたらしく(最終的にはドイツ人のトルステン・フィンク氏が就任)。
現在はFIFAで役職に就いている同氏ですが、吉本興業とマネジメント契約を結んでいたり名古屋での監督時代には10年日本に留まる選択も持っていたなど、可能性をちょっと否定し切れないのは期待ですねぇ……。
候補⑩
生年月日:1950年10月12日
国籍:ブラジル
過去に率いた主なチーム:AAフランカーナ、セアラーSC、ポゴニ・シュチェシンなど
言いたかっただけ。
もはやフリーかどうかもわからん。
ではでは(´∀`)