京都サンガFC2020-2021補強プラン考察

ウタカさん町田移籍報道の時点で残留まとまってたんかい←

 

どーもこんばんは

 

さてさて、色々ありすぎた2020シーズンもなんとか全日程消化出来ました。

京都サンガFCはスタジアムをたけびしスタジアム京都から待望の球技専用球場、サンガスタジアム by Kyoceraに移転した新スタ元年となりましたが、開幕ダッシュに成功して以降は好不調の波も激しく、目標だったJ1昇格は失敗。實好礼忠監督も1年で退任となり、後任には曹貴裁(チョウ・キジェ)監督が就任する事が既に発表されています。

 

 

今回はそんなサンガの補強プランについて書いていこうと思います。まず、ポイントとなる点は以下の通り↓

 

①曹監督の下でスカッドは刷新?それとも現状ベース?

曹貴裁チルドレンは来る?

③J1からの引き抜き対策はどうする?

④ウタカ依存症を軽減出来るアタッカーの獲得

 

④に関しては、①②③の後にポジション別考察で書いていこうと思います。

 

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まず、1月9日時点での入団、退団状況は以下の通り↓

 

入団選手

GK 福島春樹←浦和レッズ(レンタル)

DF 長井一真関西大学

DF 荻原拓也浦和レッズ(レンタル)

DF 木村誠二←FC東京(レンタル)

MF 中野桂太←京都サンガFCU-18

MF 松田天馬湘南ベルマーレ

MF 三沢直人←ガイナーレ鳥取

MF 武富孝介浦和レッズ

MF 白井康介←北海道コンサドーレ札幌(レンタル)

MF 武田将平←ヴァンフォーレ甲府

MF 中川寛斗←湘南ベルマーレ

 

退団選手

GK 加藤順大→未定

DF 宮城雅史→未定

DF 江川慶城→いわきFC

DF 上夷克典→大分トリニータ

MF レナン・モッタ→未定

MF ジュニーニョ→未定

MF 仙頭啓矢→サガン鳥栖(横浜FMに復帰後完全移籍)

MF 中川風希→琉球(レンタル)

MF 黒木聖仁→富山

 

レンタル移籍で2020年は他チームに所属していた選手

MF 荻野広大(ヴィアティン三重)→契約満了

MF 島村拓弥(セレッソ大阪)→FC今治

FW 服部航平(テゲバジャーロ宮崎)→契約満了

FW 大野燿平(カターレ富山)→完全移籍

 

(このブログ自体は12月18日に書いており、内容を書き換える事はありませんが、入退団情報の部分に関しては京都サンガFCのリリースに合わせて随時追記していきます)

 

 

 

①曹監督の下でスカッドは刷新?それとも現状ベース?

 

ある種、全てはここに尽きると思います。

おそらくサンガは何としても2020年に昇格したい、とにかく2020年に昇格したいという考えを持っていて、それがウタカを筆頭に森脇、李、バイス、野田といった30代でも実績があって確実に計算できる選手を大量に獲得した要因の一つだったと考えられます。最終的にはそれが叶わず、新たに招聘した曹監督はタイプで言えば「ハードワーク重視」かつ「若手育成タイプ」の監督。この2つの要素から選手の刷新も予想されています。

一方で、サンガは前述のベテラン陣に加えて飯田、荒木、曽根田、中川など20代半ばの選手も多く獲得しており、2020年の開幕に向けてサンガは結構な補強予算を計上していた事が見て取れます。恐らくサンガが描いていた青写真としては、例年に比べてオーバーした分の予算は新スタ特需としての売上増で相殺しようとしていたのではないかと。…となると、2020年1月1日には誰もが予想しなかったこのコロナ禍という事態に於いて、今季の予算は昨季と比べるとかなり小さくなっているのは想像に難くありません。

それを踏まえると、契約満了選手は例年より多いとは思いますが、曹監督が就任したからといって大規模なメンバーの入れ替えが起こる事は無さそうな気もします。ウタカの残留も確定しましたし、引き抜きなどが無い限りは2020年のメンバーがベースにはなるかと。昨年は若手も結構出場機会を得ましたしね。

 

曹貴裁チルドレンは来る?

 

曹監督が2019年に湘南で起こしたパワハラ事件は、第三者委員会の報告書を見る限りは明らかにアウトと思えるものでした。ハラスメント案件は人の感じ方によって差異があるとして、たまにどちらの視点に立つのが正解かわからない案件も少なくないですが、曹監督の件に関しては「疑惑」や「騒動」の域を間違いなく超えていました。

一方、曹監督が指導した湘南の選手では今や日本代表に欠かせない選手となった遠藤航のように、今でも曹監督を恩師と慕う選手が多いのも事実。なので、曹貴裁チルドレンとも言える湘南で共に仕事をした選手を獲得出来る可能性もあります。現チームでは野田が曹監督の湘南でのプレー経験があり、報道では浦和に所属する武富孝介の名前が挙がってますね。さすがに今まさに売り出し中・ブレイク中の選手の獲得は難しいでしょうが、そうでない選手はもしかしたら狙い目なのかもしれません。ただ、あまりにも曹貴裁チルドレン…即ち「湘南時代の曹監督を慕う面々」を揃え過ぎると同じ事の二の舞になる可能性も否定出来ないので、そこは慎重になる必要がありますが……。

 

③J1からの引き抜き対策はどうする?

 

昨季は仙頭、小屋松知哉を一気に引き抜かれるなど、もはやJ2が定着したサンガにとってこれはある種宿命のようなものです。ただ、そもそもレンタルで借りている立場である仙頭を除くと今年に関してはそこまで心配はないように思います。福岡や谷内田はじきに引き抜きを警戒する時は遠くないかもしれませんが、それは今季では無いかなぁ…と。むしろ一番可能性があるとすればバイスかもしれないです。少なくとも、今季は降格がない事もあってJ2チームに引き抜かれる可能性はサンガ側から契約非更新にした選手以外は無いと思います。唯一可能性があったのはウタカの町田移籍でしたが、ウタカの残留は発表されましたし。

 

では、ここからはポジション別に見ていきたいと思います。

 

 

 

GK

補強必要度:★★☆☆☆

2020年度の登録選手:加藤順大清水圭介、太田岳志、若原智哉

 

基本的には清水と若原で大丈夫ではあると思います。後半戦の清水のパフォーマンスは素晴らしかったですし、清水にレギュラーを奪われた若原もちょこちょこミスは目立つものの、ビックセーブも多く序盤戦の好調を支えていました。ただ、加藤の退団が決定し、残るは太田だけ。出来ればGKは4人体制にしておいて欲しいところではあります。

 

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DF

補強必要度:★★★☆☆

2020年登録選手:宮城雅史、本多勇喜安藤淳、麻田将吾、ヨルディ・バイス、上夷克典、江川慶城、黒木聖仁森脇良太

 

上記のメンバーの中では宮城、江川の退団が既に決定。最優先事項はもちろんバイスの慰留です。今季のサンガの守備を支えつつ攻撃にも貢献出来る、あれだけの活躍をされれば、特に3バックの中央を探しているチームのリストには入ってくるでしょう。全体的な高齢化にさえ目を潰れば、3バックの両脇は本多、安藤、麻田、上夷、黒木聖、森脇である程度回せると思いますが、バイスが抜かれると相当厳しく、それはバイスが負傷などで離脱しても同じ事が言えます。

個人的に密かに期待したのは…左WB補強と兼ねる形でなんとか杉岡大暉獲得出来ないかなと。レンタルでいいので。曹監督の湘南で活躍が認められて移籍した鹿島では永戸勝也がレギュラーで出ていますし、曹監督の存在と東京五輪に向けた出場機会という意味でアプローチをかける価値はあると思うんですけど…。

 

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ボランチ

補強必要度:★★★☆☆

2020年登録選手:庄司悦大、川崎颯太、福岡慎平

 

庄司は恐らく来年もキーマンの一人でしょうし、川崎や福岡も伸びている最中です。とはいえ、黒木聖や谷内田をボランチとして計算したとしても頭数が少ないのは間違いありません。J2なのであまり無理は言えないにしても、一定の計算の立つボランチはさすがにもう一人は欲しいところ。谷内田然り、山田や来季から昇格が決まっている中野桂太のボランチ起用を考えている可能性は無きにしもあらずですが……。

 

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WB

補強必要度:★★★☆☆

2020年登録選手:飯田貴敬、黒木恭平、荒木大吾、冨田康平、石櫃洋祐、上月壮一郎、長井一真(特別指定選手)

 

人材はそれなりに豊富。前半戦は荒木、後半戦は黒木恭が支え、その間に冨田が台頭しました。右に関しては最初の方は飯田酷使状態になっていたとはいえ、終盤戦は飯田には及ばずとも上月がそれなりのレベルになってきましたし、特別指定選手として数試合に出場した長井も来季以降は期待出来そうな一人。右はちょっと補強して欲しい感はありますが、緊急…とまでは無いのかもしれません。曹貴裁コネクションで古林将太とか来てくれたら嬉しいんですけどね。

 

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2シャドー

補強必要度:★★★☆☆

2020年登録選手:レナン・モッタ、曽根田穣、宮吉拓実、中川風希、仙頭啓矢(レンタル)、ジュニーニョ、谷内田哲平、山田楓喜、中野克哉、金久保順

 

おそらく湘南時代を見る限り、今季のサンガと同様に来季のシステムも3-4-2-1が予想されます。ですので2列目や1.5列目というよりは2シャドーという事で。

創造性に於いて違いを作ってくれた金久保は石櫃と共に退団濃厚という報道が出ており、レナン・モッタとジュニーニョは退団がリリースされました。特に金久保はちょっと痛いですが、最大の焦点は仙頭がどうなるかです。

仙頭の場合はマリノスからのレンタル移籍である以上、去就の決定権がサンガになく、仙頭の意向もあるでしょうけどマリノスの意向が最も大きく影響を持ちます。終盤戦は仙頭+曽根田の2シャドーが固まっていたので、仙頭のレンタル延長が最も重要であり、補強の緊急性もそこで大きく左右されるのは間違いありません。

 

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FW

補強必要度:★★★★☆

2020年登録選手:ピーター・ウタカ野田隆之介李忠成

 

ウタカの残留は最大の補強であると共に、それだけでそれなりの予算、補強レベルのお金が落とされた事も確か。J2という立場上無理は言えませんが、昨季に陥ったウタカ依存症を解消する為にはもう一人実力者は欲しいですし、それの軽減に役立った仙頭のレンタルバックが決まれば緊急性は尚更増します。野田は来季も残留しそうな気はしますが、富山にレンタル移籍している大野耀平をどうするか、李を残すのか、どう転ぶにしてもウタカ依存症を解消し得る選手は欲しいですよ。別にそれはFWというよりシャドーでも構わないので…。

 

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やっぱりJ2の補強は考えること多そう。

ではでは(´∀`)