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脱スランプ〜プレミアリーグ第21節 アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド マッチレビュー〜

ありがとう、ありがとう…。

 

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どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュープレミアリーグ第21節、アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドの一戦です。

 

 

 

序盤の不振から立ち直りつつある両チームの対戦。マンUは言わずもがな、第8節から13戦無敗で一気に優勝争いに食い込んできました。ですが前節、ぶっちぎり最下位のシェフィールド・ユナイテッドのまさかの敗戦。現在2位というポジションの中、上とも下とも差は小さいので落とせない試合です。

一方、一時は降格圏の方が明らかに近くなるほどの不振に陥っていたアーセナルでしたが、第15節チェルシー戦に勝利してから一転好調(逆にここからチェルシーがスランプになった皮肉)。2021年は未だに無敗で、チェルシー戦以降は5勝1分で順位も一桁に戻しました。今日勝てれば、2位マンUとの勝点差も7まで詰まる事が出来ます。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイングランド、ロンドンのエミレーツ・スタジアムです。

気がつけばエミレーツ・スタジアムが完成してから今年で早15年。当時のアーセナルの監督、アーセン・ベンゲルの意見も一部反映されているスタジアムです。最寄駅が同じだったりする事から、前のスタジアム「ハイベリー」の跡地に建てられた…と思っている方もいますが、めちゃくちゃ跡地が近いだけで跡地に建てた訳ではないです。

ちなみにエミレーツ・スタジアムイングランド代表戦を開催した事はありませんが、2006年から2011年まではブラジル代表が年一で親善試合を行っていました。

 

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前半から両チーム拮抗した試合が展開されます。ただ、ロングカウンターで決定機を作るやり方を得意とするマンUにとっては、逆に中盤で割と長くボールを持ててしまった事があまり良い方向には作用していなかった印象でした。

 

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アーセナルは若干マンUに押し込まれる時間が続きはしたものの、ボールを持った時に上手くショートカウンターに嵌め込み、スピードを活かした攻撃で片鱗は見せていた印象。ただ惜しいシーンはマンUミドルシュートフリーキックの方が多く、前半は膠着状態のまま終えます。

 

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後半はアーセナルがかなり試合を優勢に進めていきました。ピッチをワイドに使いつつ、マンUの選手間の距離を開かせてから突くような形で何度か好機を作り、立ち上がりの49分にはエクトル・ベジェリンのクロスにファーサイドに抜け出したウィリアンが決定的なシーンを迎えますがゴールには至らず。

 

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66分にはアレクサンドル・ラカゼットのフリーキッククロスバーを叩くなど、アーセナルが終始フレキシブルな攻撃を終始展開して行きます。一方、劣勢気味に見えるマンUマンUアーセナルが前への重心が大きくなった事で攻撃陣が活きるスペースが増え、右からはマーカス・ラッシュフォード、左からはルーク・ショーが良い形で持ち上がる機会も多くなり、試合はじっくり崩すアーセナルと一発で崩すマンUの白熱した展開に。

 

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両者ともに取れそうで取れない一点。マンUは80分にメイソン・グリーンウッド、アーセナルは83分に新加入でアーセナルデビューとなるマルティン・ウーデゴーアをピッチに送り込んで仕留めにかかりますが、結局どちらも最後までゴールを奪えず。優勝争いの渦中にいるマンUにとっても、そこの争いに喰らい付いていきたいアーセナルにとっても痛い引き分けとなりました。

 

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痛いとは言いましたけど、どちらも持ち味というか、得意とするパターンの攻撃を繰り出すまでは出来ていたと思います。どちらも狙いはハッキリしていましたし、それが一観戦者としても0-0ながら楽しめたゲームにも繋がったんでしょうし。ただ、そう考えると……「形式上は上位相手に良い試合をして引き分けたアーセナルよりも「前節最下位に負けた上で、決定機を活かせずにドローに終わった」という形になったマンUの方が引きずるものはあるかもしれませんね。

 

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アイコニック当たったのライカールト以来。

ではでは(´∀`)