ビハインドの状況〜明治安田生命J1リーグ第7節 セレッソ大阪vsサガン鳥栖 マッチレビュー〜

明日のガンバに既にそわそわ。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第7節、セレッソ大阪vsサガン鳥栖の一戦です。

 

 

 

順位表を見ると、川崎と名古屋の好調はある程度予想できたことですが……やっぱり驚きだったのは3位の鳥栖です。近年のクラブ方針として推していた若手中心のスタイルで若手は躍動し、主にJ2から引っ張ってきた新加入組も軒並み当たり。躍進は結果を見れば明らかですが、チームとしても躍動しているのが実に伝わってきます。その結果が6戦無敗、かつここまで無失点という結果に表れているのでしょう。果たして鳥栖の進撃はどこまで続くのでしょうか。

一方、大久保嘉人や西尾隆矢の大活躍など全体的に「思ってたより良かった」印象を残しているのがセレッソで、順位も鳥栖に次ぐ4位につけています。今季から復帰したレヴィー・クルピ監督は予想通り良くも悪くも「らしい」サッカーを見せていますが、攻撃の核とも言える選手を数名欠く中でこれまでメンバーを固定していたクルピ監督はどう出るでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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初招集の日本代表を辞退せざるを得なかった原川力と坂元達裕、加えて高木俊幸も負傷離脱となったセレッソですが、坂元のポジションに西川潤、原川のポジションに藤田直之を起用し、基本的にはこれまでの7試合とほぼ同じメンバーです。

一方の鳥栖はU-24日本代表の活動を終えた林大地と中野伸哉が早速スタメン。中盤より前の選手は試合によってメンバーを入れ替えていますが、前節の福岡戦からは中盤のアンカーを島川俊郎から松岡大起に、山下敬大と本田風智の2トップを林と札幌から移籍したばかりの中野嘉大が入っています。

 

 

本日の会場は大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居です。当初予定されていた日程ではプレーオフ参戦の為にセレッソは他の3チームより早くACL開催国に出国する予定でしたので、この試合は久々の「フライデーナイトJリーグとして開催されます。

直近5試合の対戦成績は鳥栖の3勝1分1敗。特に長居では2勝を挙げています。しかもセレッソにとっては2019年の対戦では先制しながらも88分に林大地、90+5分に豊田陽平に決められて逆転負け(私観に行ってた)2020年はセレッソのホーム最終戦での試合でしたが、これまたアディショナルタイムにチアゴ・アウベスのゴールで1-2で敗れて天皇杯出場権を逃す事が確定するという凄まじい試合が続いています。果たして今回は…。

ちなみに、昨日竣工式を迎えたセレッソの新スタジアム、ヨドコウ桜スタジアムはこのヤンマースタジアム長居のすぐ真横。

 

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立ち上がりはセレッソが攻勢に出ます。開始4分、セレッソはFKで上げたボールを豊川雄太が触れてから大久保嘉人が詰めてネットを揺らしましたが、これはオフサイドと判定されてゴールならず。大久保のシュートがノーゴールになってからは、今度は鳥栖が上手くボールを回して試合を優勢に進めていく時間が続きます。

 

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選手の細かなポジションチェンジを含めて緻密にボールを回していく鳥栖は常にボールの支配権を握ってはいるものの、鳥栖は優勢な割にはシュートチャンスがなかなか作れない時間が続いていきます。一方、劣勢気味なセレッソミドルシュートを多用するなどシンプルな攻撃に努めますが、結局前半はお互いに決定機は作れないまま0-0。

 

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しかし鳥栖の連続無失点はあまりにも突然途切れる事になります。後半開始のセレッソのキックオフ、一旦バックラインに戻すと瀬古歩夢が一気にロングボールを放りこみます。鳥栖のDFが弾いたところを拾った奥埜博亮はそのままエリア外から豪快に右脚一閃!セレッソが後半開始から10秒ほどで先制、そして開幕からのJリーグ新記録樹立寸前で鳥栖の連続無失点記録は敗れる事に…!

 

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セレッソの先制点をある種の号砲にしたかのように、試合はここから一気にオープンな展開になっていきます。局面局面でハードな肉弾戦もあったりして、64分には樋口雄太のコーナーキックに合わせたエドゥアルドのヘディングシュートはクロスバーにヒット。鳥栖の金明輝監督は山下、本田、島川と今季存在感を見せている選手を次々とピッチは送り込みます。

鳥栖もここから反撃していこうと前がかりになっていきましたが、77分には清武弘嗣がカウンターのドリブルを仕掛けようとしたところをファン・ソッコがタックル。このプレーでファン・ソッコに提示されたイエローカードはこの日2枚目。鳥栖は残り15分ほどの時間を数的不利で戦う事に。

 

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鳥栖はその後猛攻を仕掛けますが、ファン・ソッコの退場シーンが物語る通りラフなタックルが焦りと共に多くなっていきました。終盤には仙頭啓矢にも惜しいシュートが出ますが、結局鳥栖は最後までGKキム・ジンヒョンを脅かすほどのシーンまでは作れず。試合はそのまま1-0でセレッソが勝利。鳥栖は7試合目にして今季初失点、そして初黒星となりました。

 

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セレッソは今日はちょっと良い意味でクルピらしくない守備の仕方だったと思います。鳥栖のパス回しにあまり釣り出されず、しっかりとボランチとDFラインで連携をとっていて、失点どころか決定的な場面までほとんど与えませんでした。攻めさせれば点を取れるタレントはいるので、一瞬の隙を突いた得点シーンは奥埜のシュート技術はもちろんですが、あのシーンに絡んだ全員の集中力が見事でしたね。

一方の鳥栖は…ここまで無失点だったのは言うまでもなく素晴らしい事ですが、今日に関しては明らかにビハインドという状況に慣れていないのが表面化していました。ファン・ソッコが退場になったタックルに関してはちょっと厳しい判定に見えましたが、正直な印象としてはそれ以前に退場になってもおかしくないシーンがあったし、あれがイエローじゃなくても遅かれ早かれ退場になる場面は来そうだったようにも思いますし、今季初めての境遇での戦い方に迷った、焦りが生じた部分はありますよね。前半はチャンスには至らなくても冷静に戦えていたのが、後半開始早々にやられて全部が狂ったような。連敗でも連勝でも大事なのはそれが止まった次の試合なので、そこを鳥栖には気をつけて欲しいです。

 

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なんか阪神逆転されてた。

ではでは(´∀`)