とりあえずガンバが再開して一安心ですよ…。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第7節、川崎フロンターレvs大分トリニータの一戦です。
第5節神戸戦でラストワンプレーで同点に追いつかれて川崎の開幕連勝がストップ。少し流れが変わるか…?なんて思った第6節、見せつけられたのは浦和をフルボッコにする何のダメージも受けていなさそうな姿でした。
川崎フロンターレさん、浦和選手の心を破壊してしまう pic.twitter.com/rZFv7K05wq
— R (@blueblack_gblue) 2021年3月21日
現状、名古屋と共に頭抜けている感じのある川崎ですが、今日の対戦相手の大分は主力の大量流出がありながらも今季も地道に勝点を積み上げており、何より川崎vs大分といえば思い出されるのは昨年の第28節、川崎の優勝確定を阻止したあの試合でしょう。ホームとアウェイこそ違いますが、川崎にとっては嫌な思い出を払拭しつつ無敗を維持したいところ。
両チームスタメンです。
川崎は守護神のGKチョン・ソンリョンが欠場。それに伴い、唯一守護神の時期があったのが大分在籍時だった丹野研太がリーグ戦では川崎移籍後初出場となりました。また、チョン・ソンリョンが欠場する一方で登里享平が昨季最終戦以来となる復帰を果たし、登里の離脱中に左サイドバックを務めていた旗手怜央はインサイドハーフでスタメンです。
片野坂知宏監督体制の大分といえば3-4-2-1の印象が強いですが、今日は川崎対策の意味合いもあるのかスタートシステムは4-2-3-1。果たしてこれが吉と出るか凶と出るか。今季川崎から移籍した下田北斗にとっては昨季までのホームでの試合となりました。
7月から行われる東京五輪の際はイギリス代表選手団のキャンプ地になる事が確定しているので、今季の川崎はアウェイ7連戦に挑むスケジュールになっています。なのでホームゲームが固まっている今のうちに稼いでおきたい部分はあるでしょう。ちなみに、川崎フロンターレがJリーグに参加する以前はヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)や北海道コンサドーレ札幌の前進クラブである東芝サッカー部が本拠地としていた歴史も。
ポゼッションを主体としたチーム同士の試合ではありますが、立ち上がりはどちらかといえばプレッシング合戦のような形になっていきます。大分は如何に良いタイミングで一発抜け出すかを意識しているようにも見えましたが、さすがに川崎はそう簡単には崩れてはくれず、大分も一方的に押されているような展開にはしませんでしたが基本的には川崎のターンが続いていきます。
37分、川崎は三笘薫のクロスを受けたレアンドロ・ダミアンのワントラップからのシュートがGK髙木駿のファインセーブで阻まれます。しかしそのセカンドボールを二次攻撃に繋げると左サイドでFKを獲得。このFKのこぼれ球を三笘が叩き込んで川崎がまたしても先制。前半は川崎が1点リードで終えます。
後半は試合自体がややオープンになり、川崎ペースの試合ながらも大分にもチャンスが生まれていきます。大分は前半の4バックから若干5バックにして、まずは川崎の攻撃を食い止める事を先決にカウンターを目指していきました。しかし57分、61分と立て続けに町田也真人→渡邊新太の流れでシュートチャンスを迎えたもののいずれも枠外に…。
逆に66分には川崎が積極的なプレスで大分のビルドアップの逃げ場を確実に奪っていき、ゴール前の危険な位置で三笘がボール奪取に成功。最後はGK髙木との1対1を冷静に制して追加点を奪い、大分にとってはあまりに致命的な2点目……。
結局、そこからの30分近くは川崎の凄みを見せつけられるような形になり、大分は選手交代も積極的に行いはしたものの、糸口も掴む事が出来ず。最終的には川崎が2-0で勝利し、これで開幕8戦無敗となりました。
前半の大分は悪くなかったんですけど……やっぱり今の川崎相手にビハインドを背負うことがどれだけ重いか、みたいなのを見た試合でしたね。試合を通じてプレスやらパス回しで圧倒され、ちょっと疲れてきたところでレギュラークラスの控えを突っ込まれる……もうどないしたらええねんくらいの。どちらに肩入れしている訳ではないですが、なんか変な溜息の出る試合でした。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J1リーグ第7節
1位 川崎フロンターレ(22)※1
2位 名古屋グランパス(19)
3位 セレッソ大阪(16)※1
4位 サガン鳥栖(14)
5位 ヴィッセル神戸(14)
6位 サンフレッチェ広島(13)
7位 FC東京(12)
8位 横浜F・マリノス(11)※2
9位 清水エスパルス(8)※2
10位 アビスパ福岡(8)
11位 浦和レッズ(8)
12位 北海道コンサドーレ札幌(7)※2
13位 湘南ベルマーレ(5)
14位 徳島ヴォルティス(5)※2
15位 大分トリニータ(5)※2
16位 鹿島アントラーズ(4)※2
17位 柏レイソル(4)
18位 ガンバ大阪(1)※3
19位 横浜FC(1)
20位 ベガルタ仙台(1)※2
※1 8試合消化
※2 6試合消化
※3 2試合消化
FC東京と引き分けた名古屋の開幕からの連勝は7でストップ。ですが川崎と共に開幕からの無敗は継続しています。一方、ここまで無敗と無失点が続いていた鳥栖は唯一金曜日に行われた試合でC大阪に0-1で敗戦。順位も入れ替わりC大阪が3位、鳥栖が4位になっています。
下位では6連敗中だった横浜FCは柏相手に先制しながらも終了間際に同点弾を許し、連敗は止めましたが初勝利は出来ませんでした。仙台も神戸に敗れて苦しい時期が続いています。
また、新型コロナウィルス感染者が複数出た影響で実質1ヶ月公式戦から遠ざかっていたG大阪が今日から復帰。コンディションなど難しい部分もありましたが、広島相手に勝点1をもぎ取りました。
ガンバさん次ようやくホーム開幕!
ではでは(´∀`)