【倉田の右脚だァァァァァァ】2019.5.18から2年。

宮本ガンバで一番心に残っている試合といえばどの試合でしょうか?

「初めての現地観戦で…!」とか、そういったパターンを除いた場合、おそらく答えは割と極端に二極化するような気がします。

 

一つは宮本恒靖監督として、宮本ガンバとしての初勝利となった2018年第21節FC東京戦。その直近2試合の結果がショッキングだった事、対戦相手に大森晃太郎、リンス、丹羽大輝の元ガンバ勢、そして監督が長谷川健太が初めて敵の監督としてパナスタに降り立った試合だった事、そんな前提条件に加えてあのアデミウソンのゴールですから……個人的に現地観戦ができたことに感謝したい試合ランキングを作ったとしても、この試合はおそらく首位争いをする試合だったと思います。

 

 

 

そして……もう一つは今からちょうど2年前となりました、2019年5月18日のセレッソ大阪との大阪ダービー

 

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……宮本恒靖監督が去ったガンバですが、多分宮本監督にとってもこの日はガンバの監督を務めた3年間の中で最も勝負に出たと言える試合で、かつその後のガンバ史に於いても重要な意味を持つ試合でした。

 

あれから2年なんですね、今日で。去年の5月18日にはあれから1年とかそこまで感じなかったんですけど、今日は事情が事情だけにそれを凄く感じてしまいます。

 

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監督交代が発表された時から宮本監督云々に関するブログは何本かアップしましたが、その中で何回も使ったフレーズが「宮本監督はベストよりベターを優先する」というものでした。別にこれに関しては良いも悪いもありません。2018年や2020年の好成績は宮本監督のそういうスタンスによるものも大きかったと思いますし。

そんな中でこのセレッソ戦は、勿論その根拠や理屈はあったことは前提として宮本監督がほぼ唯一と言っていい賭けに出た試合、ベターよりベストを選択した試合だったと。システムとメンバーの大胆な変更……なかなか進めれていなかった世代交代がこの試合を機に一気に進んだことも含めて、ガンバの歴史の中でも非常に大きなターニングポイントと呼ぶべきゲームでした。

 

 

 

そして、この試合が前述したように宮本ガンバで最も心に残る試合とも言われているのが、試合に至るまでの大スランプという背景、大胆な布陣と選手起用の変更に加え、大阪ダービーというシチュエーションとスタジアムの空気が大きな要因でした。

DAZNで実況を務めた下田恒幸氏の「倉田の右脚だァァァァァァ」は伝説と化し、倉田自身もキャリアを通じて最も印象的なゴールの一つとして挙げたこの試合……私もスタジアムに脚を運んでいたんですよ。倉田が点を取った時、勝利が決まった瞬間……あの雰囲気は嬉しかったとか凄かったとかそんな次元ではなく、自分がサッカーというスポーツに魅せられ続けている理由の全てが詰まったような空間でした。これがあるからどんな状況に陥っていてもガンバを追い続けようとしているのだろうと。やっぱり前述のアデミウソンのゴールと、そしてこの倉田のゴール……この2つは本気で現地に入れたことに感謝するようなゴールでしたし、私が死ぬ直前になったとしても空気感を含めて忘れることはないでしょう。

普段なら観戦日記のブログ執筆にはタイムラグもあったりするけれど、あの日は次の日にはカフェに行ってあの試合のことを書き記したのは、あの感情と感覚を少しでも記憶ではなく生のままで記録として残しておきたい気持ちが本能として働いたんだと思います。

 

 

 

今では宮本ガンバは思い出と化してしまいました。

それでも、知人友人ではない人の記憶に強烈に残るシチュエーションを与えるという事がどれだけの人にあるか。そういう事を考えるとそんな瞬間を提供してくれた事に感謝しかないし、そしてそんな瞬間を提供できる世界の凄まじさを、2年前のあの日のことをふと思い出して何となく感じるばかりです。

 

 

キャッチ。

 

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ではでは(´∀`)