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進歩はあるけれど…〜明治安田生命J1リーグ第25節 ガンバ大阪vsFC東京 マッチレビュー〜

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次にパナスタに行けるのいつかしら

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第25節、ガンバ大阪vsFC東京の一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

松波正信監督の下で迎えた怒涛の15連戦、ガンバは連勝してちょっと調子を戻したか?と思えばまた連敗……調子に乗れるとも乗れないとも、非常に微妙な夏を過ごしています。とはいえ、それでもなんとか試合数が他のチームに追いつく頃には順位は12位まで持ち直しては来ました。もちろんこの12位という順位が良い数字ではありませんが……柳澤亘や特別指定選手の山見大登といった新戦力のフィットという明るい材料、前節清水戦や天皇杯松本戦での苦しい展開の中での勝利……これをしっかりと継続して、連勝に繋げることで初めてV字回復は語れるものになってきます。かつてガンバを救った英雄・長谷川健太監督率いるFC東京を下して、気流になんとか乗りたいところ。

両チームスタメンです。

 

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ターンオーバーで挑んだ天皇杯松本戦からはスタメンを全員変更。前節清水戦から比較すると、右サイドのみ柳澤から小野瀬康介にスタメンを変更しており、清水戦でヒーローになった山見もベンチに入っています。

ここ数試合のFC東京はバングーナガンデ佳史扶を左SBで起用して小川諒也を右で起用する事が多かったですが、今日は小川を左に戻して右には中村拓海を起用。前節は欠場したディエゴ・オリヴェイラもスタメンに復帰しています。

 

 

本日の会場は大阪府吹田市パナソニックスタジアム吹田です。

本日は2017年以降、2020年を除いて開催されているGAMBA EXPOの開催日です(過去に私が観に行ったGAMBA EXPOの観戦日記は上のリンクです)。毎年GAMBA EXPOでは選手が当日限りの限定ユニフォームを着用し来場者にもユニフォームがプレゼントされるのが恒例になっていますが、今回はそのユニフォームデザインをスターバックスのデザインなどで知られる太田翔伍氏が務めています。

埼玉スタジアム2002日産スタジアム東京オリンピックの会場として使用されていた影響もあり、今年の日本代表戦は主に西日本を中心に開催されていました。そして9月2日、アジア最終予選の初戦オマーン戦が最終予選としては初めて関西で開催される事になり、その会場としてパナスタが選ばれています。私はチケット落ちました。

 

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前半から圧倒的にボールを支配したのはガンバの方でした。後方からビルドアップしながら攻撃を組み立て、シャドーの宇佐美貴史にボールが入ったタイミングでスイッチオン。左サイドに藤春が入った事で、攻撃ターンになった時のバリエーションは一時期よりも増えていました。一方のFC東京はボールを奪えば手数をかけずシンプルに攻め上がる彼ららしい形を見せており、立ち上がりは戦前の予想に近い展開に。

 

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とはいえ、飲水タイムが終わった頃からは試合の主導権はほぼ完全にガンバが有する事に。攻撃のスタート位置もかなり高いラインをキープできるようになって、サイドと中のボールの出し入れもスムーズに行くようになった事で、宇佐美やレアンドロペレイラがシュートまで持っていけるような場面も増えていきました。ただ、ガンバにしてもFC東京にしても決定的なシーンを作り出すまでには至らず前半終了。スコアは動かず後半に進みます。

 

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後半も試合の大勢はそこまで大きな変化はなかったものの、時間経過と共に少しずつFC東京のスピードが目立つような形にもなっていきました。特にFC東京は64分にディエゴを下げて永井謙佑が入った事でその色は一層顕著にもなっていました。攻めるものの、微妙にペナルティエリアまでは攻め込んでいけないガンバは70分に倉田秋と宇佐美を下げて井手口陽介と山見、73分に藤春を下げて柳澤を投入。

 

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ガンバはチアゴ・アウベスと奥野耕平、FC東京は田川亨介と三田啓貴高萩洋次郎を立て続けに投入してそれぞれ勝負に出ます。ここから試合はかなりオープンな展開になっていきました。89分には山見がカットインから惜しいシュートを放つと、逆に直後には田川が抜け出してGK東口順昭と1対1。しかしどちらも枠を外れてゴールならず……試合を通じて見応えのある攻防戦は最後までゴールは生まれず終わりました。

 

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特に前半の攻撃のやり方はかなり整理されてきたというか、結果的に15連戦で実戦を一気にこなした分、自然と流れが掴めてきたのかな…という分はありました。一時期みたいにまるでパスの出し手がなくどん詰まり…みたいな状態は改善されているのかな…と。オープンなタイミングで山見やチアゴを投入する流れも理には適っていたように思いますし、今日のスコアレスドローは悲観する必要はないのかな、とは感じますね。ただ、その割に決定機があまり作れなかったというのは一つ課題というか難点ではありますが……。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J1リーグ第25節

横浜F・マリノス5-0ベガルタ仙台

ヴィッセル神戸1-0鹿島アントラーズ

柏レイソル1-3サガン鳥栖

湘南ベルマーレ1-1清水エスパルス

ガンバ大阪0-0FC東京

サンフレッチェ広島1-1川崎フロンターレ

徳島ヴォルティス0-1浦和レッズ

大分トリニータ1-1北海道コンサドーレ札幌

セレッソ大阪3-1横浜FC

名古屋グランパス(明日18:00)アビスパ福岡

 

1位 川崎フロンターレ(63)

2位 横浜F・マリノス(59)

3位 サガン鳥栖(44)

4位 ヴィッセル神戸(44)

5位 鹿島アントラーズ(41)

6位 浦和レッズ(41)

7位 名古屋グランパス(40)

8位 北海道コンサドーレ札幌(36)

9位 FC東京(36)

10位 アビスパ福岡(33)

11位 サンフレッチェ広島(32)

12位 セレッソ大阪(30)

13位 ガンバ大阪(30)

14位 清水エスパルス(25)

15位 柏レイソル(24)

16位 徳島ヴォルティス(23)

17位 湘南ベルマーレ(22)

18位 ベガルタ仙台(19)

19位 大分トリニータ(17)

20位 横浜FC(15)

 

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首位川崎は無敗こそ維持したものの広島と引き分け。これで2試合連続のドローとなり少し足踏み状態となっている中、横浜FMが2試合連続の5得点で3連勝かつ12戦無敗で首位川崎との勝点差を4にまで縮めています。ケヴィン・マスカット監督就任以降の5試合で17得点って…。その他の上位陣では神戸と鹿島の上位直接対決では神戸が新加入武藤嘉紀のアシストで1-0で勝利。鳥栖も勝利。浦和もリカルド・ロドリゲス監督が昨季まで率いた徳島でのアウェイゲームで1-0で勝利を飾りました。

下位陣では湘南と大分が勝点1を死守した一方、リーグ再開後は守備が安定していた仙台と横浜FCはそれぞれ5失点、3失点を喫して敗れています。

 

 

あと何試合や…連戦あとなんぼや…

ではでは(´∀`)