ちなみに今日はサンガ観に行ってました
どーもこんばんは
という訳で #京都サンガFC vs #清水エスパルス の試合観に行ってきました。
— R (@blueblack_gblue) 2022年5月14日
ホイホイ小籠包クラブもしっかりしてきました。#京都清水#Sanga#SAdventure#ココロパーク#スタグル pic.twitter.com/hqKG5S3Eie
こっちのマッチレビューはまた後日。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第13節、柏レイソルvsガンバ大阪の一戦です!
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ガンバ大阪に緊急事態発生。前節神戸戦、ラスト10分のところから2ゴールを奪って勝利し、相手が一人少なかったとは言えども、ファン・サポーターは久しぶりに気持ちよくスタジアムを後に出来ました。きっかけを作るためにもっとも強いクスリは一つの勝利。そういう意味でガンバにとって、神戸戦はそのきっかけになる要素を満たす試合だったと思います。
しかし5月8日から今日に至るまでの間に、ガンバでは新型コロナウィルスの陽性者が実に7人も発生。ただでさえ宇佐美貴史や東口順昭、倉田秋らを筆頭にただでさえ故障者が大量にいる中でのコロナ離脱……ガンバにとって今日の試合はあまりにも早すぎる正念場。限られた戦力、まさしく総力戦で挑まなければなりません。しかも相手は今季好調の柏ですしね。
…とはいえ、それはそれでこれまで出場機会の少なかった選手にとってはチャンスですし、片野坂知宏監督にとっても普通なら考えなかったやり方が苦肉の策でハマる事だってあるでしょう。ピンチはチャンスと言えばありきたりなフレーズですが、勝利と共に新たな可能性を目論む試合になるかもしれません。
両チームスタメンです。
ガンバは前節神戸戦からのスタメン変更は3名です。開幕からここまで全試合スタメンだった小野瀬康介が外れ、代わりに石毛秀樹が第8節清水戦以来となる復帰。ボランチから後ろのメンバーは神戸戦と同じメンバーがスタメンに名を連ねました。また、今日はガンバユースに所属している桑原陸人と南野遥海もベンチ入りを果たしました。
柏のスタメン変更は前節浦和戦からは2人。インサイドハーフにはマテウス・サヴィオと戸嶋祥郎、2トップには細谷真大と小屋松知哉の組み合わせとなりました。
本日の会場は千葉県柏市、三協フロンテア柏スタジアムです。
柏レイソルは今年でクラブ創立30周年。そして…先日もブログで触れましたが、このガンバ戦が「柏レイソルクラブ創立30周年記念マッチ」として開催されます!ガンバにとっては、第10節FC東京戦の新国立初Jリーグに続いてメモリアルな試合を請け負う形になりました。
柏は4〜5月のホームゲームでは黒をベースにした30周年記念ユニフォームを着用していましたが、今日はファンクラブ会員向けにそのユニフォームがセットになったチケットを販売。来場者に配布されるペンライトを用いて、試合前には「YELLOW SUNSHINE NIGHT」と銘打った光の演出を実施する他、レイソル30thギャラリーと題して過去のトロフィーやペナントを展示するエリアの設置、さらにはOBの増嶋竜也氏が来場してトークショーを行うなど、このメモリアルマッチを様々な施策で彩っています。
ちなみにガンバ大阪、過去に名古屋グランパスの20周年記念試合で5-0で勝つというとんでもない事をしたら、自分達の30周年記念試合で北海道コンサドーレ札幌に1-5で敗れるド派手な過去あり。果たして今夜は…。
立ち上がりからかなりアップテンポな試合展開になり、ガンバはファーストプレーでペナルティエリアに、柏もその次のプレーでフィニッシュに至るなど、試合開始早々からお互いにアタッキングサードに度々侵入するオープンな試合展開で幕を開けました。13分には立ち上がりから前がかりに攻めてきた柏に対し、黒川圭介のパスを受けた山見大登がループ気味に放ったシュートがGKキム・スンギュの頭上を超えますが…僅かに枠の右に。逆に23分にはマテウス・サヴィオのフリーキックがクロスバー直撃。
ポゼッション重視のガンバに対し、プレッシングとそこからのカウンターに重きをおく柏という構図だったこともあって、試合だったとの流れとしては凹凸噛み合うような形で進む時間が多く、実際に10〜20分くらいはガンバ、20分以降は柏のターンみたいな感じになっていました。しかし30分を過ぎてからは柏が一方的に押し込み始めて、ガンバはそれを受けざるを得ない展開に。
中盤でボールを収められなくなったガンバは、セカンドボールの攻防でも中盤を柏に制圧される形になってしまったことで、攻撃ターンをずっと柏が持ちっぱなし…という状況に追い込まれていきます。
38分にはガンバ陣内でボールを回され、最後はサヴィオのパスを椎橋慧也がスルーしたところに走り込んだ戸嶋が決定的なシーンを迎えますが、ここは柳澤亘が正当なタックルで阻止。42分には戸嶋のパスに抜け出した細谷がGKと1対1の場面を作りますが、今度はこれを一森純がセーブ。ここ数試合絶好調の2人の攻守もあって失点は免れますが、チームとしての前半はかなり苦しい状況で終えていきます。
自身も柏OBである片野坂知宏監督は後半から石毛を下げて三浦弦太を投入。システムを4バックから3バックにシフトし、山見と中村仁郎をレアンドロ・ペレイラの下にシャドーで置く3-4-2-1に変更します。しかし後半開始早々にもサヴィオの折り返しに小屋松が詰める決定機を作られ、これは入ったばかりの三浦がブロックするも劣勢は続き、なんとか打開したいガンバは60分に中村を下げてウェリントン・シウバ、66分に黒川を下げて藤春廣輝を送り込みます。
しかし劣勢ながらもシウバ投入後は、アンカーとなる椎橋の脇を2シャドーで狙いながら、少しずつ攻撃の形とリズムが生まれ始めていきました。劣勢の風向きは少しずつ変わり、ガンバにも可能性が目に見えて生まれ始めた中で72分、山見の右からのCKをファーサイドに走り込んだクォン・ギョンウォンが折り返すと、相手DFのクリアが甘くなったところをダワンが蹴り込んでガンバ先制!!!!
もう一回言いましょう。
ガンバ先制!!!!!!!!!
直後、先制点を演出したクォン・ギョンウォンが負傷退場となって山見と共に交代。代わりに今季初出場となる佐藤瑶太、そしてユースから緊急招集された南野遥海を投入。ここから柏は森海渡、加藤匠人、升掛友護といった若手アタッカーを立て続けに投入して猛攻を仕掛けてきます。柏もパワープレー気味な激しい攻撃を何度も何度も繰り出してきますが、佐藤-三浦-昌子の3バックを中心にしぶとく粘り強く跳ね返し続けていきました。
アディショナルタイム、ほぼラストワンプレー…ほぼフルタイムで続けられた攻撃に対して高い集中力を維持し続けてきたDF陣の集中が一瞬途切れ、古賀太陽のロングボールに三丸拡がDFラインの背後を完全にドフリーで抜け出す大ピンチ。しかし三丸のヘッドは最後に幸運が味方したかのようにポスト。ガンバ、苦しい苦しい90分を戦い抜いて今季初の連勝です!!
前半をゼロで終えたことが結局は全てだったと思います。前半20分くらいまではガンバの攻撃も悪くはなかったんですけど、そこからは完全に柏のゲーム、ほぼワンサイドと言っても差し支えないような展開になってしまった中で、昌子とクォン・ギョンウォンの高いクオリティを活かした対人守備でしっかり対応していましたし、そこを剥がされた時は一森のビッグセーブや柳澤のナイスカバーでフォローするなど、苦しい中でも各々が最後の一押しだけは許さないようなプレーを徹底してくれました。後半に入ってからも柏の試合という展開でしたし、五分に戻したとまでは言いませんが…システムを変えたことで中盤の圧力を取り戻せた事が得点にも繋がりましたし。
特に今日は守備陣の頑張りは光りましたね。ここ数試合ゾーン状態の一森は言わずもがな、上で名前を挙げた選手然り、前半はちょっと振り回された感のあった奥野耕平も後半は守備によく走ってくれましたし、途中から出てきた三浦のパフォーマンスも見事でした。佐藤も難しいタイミングでの出番でしたし。なんというか…勝ったというより、勝点3をもぎ取ったという表現の方が近いゲームでしたね。それはこの試合を迎えるにあたってチームが置かれていた背景も含めて。本当によく戦ってくれました。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J1リーグ第13節
https://www.rrr3k.com/entry/2022/05/13/、220013:embed
1位 鹿島アントラーズ(28)
2位 川崎フロンターレ(26)※
3位 横浜F・マリノス(24)※
4位 柏レイソル(20)
5位 サガン鳥栖(19)
6位 サンフレッチェ広島(18)
7位 FC東京(18)
8位 セレッソ大阪(17)
9位 京都サンガFC(17)
10位 ガンバ大阪(17)
11位 北海道コンサドーレ札幌(17)
12位 アビスパ福岡(15)
13位 名古屋グランパス(14)
14位 ジュビロ磐田(14)
15位 清水エスパルス(13)
16位 浦和レッズ(12)※
17位 ヴィッセル神戸(7)※
18位 湘南ベルマーレ(7)
※12試合消化
首位の鹿島と3位の横浜FMは揃って4-1の快勝。オリジナル10で降格経験のない2チームが、Jリーグの日前夜を気持ち良い勝利で飾りました。2位の川崎も勝利し、4位柏はG大阪に敗れた事で3位が横浜FMと4位柏の勝点差は4に。川崎と横浜FMは試合数が1試合少ないことを思うと、少しトップ3は固まってきているのかもしれません。
下位に目を向けると、6試合勝利から遠ざかっていた名古屋は開始早々の仙頭啓矢のゴールによりC大阪に1-0で7試合ぶりの白星。そして、開幕から11戦未勝利という緊急事態に陥っていた神戸ですが、アンドレス・イニエスタの先制点を皮切りに4得点の快勝。遂に彼岸の今季初白星を手にしています。一方、浦和は広島に引き分けて5試合連続のドロー。1試合少ないとはいえ、再び降格圏に転落しています。
(トイレ行ってたら点入った)
ではでは(´∀`)