夢見放題、怯え放題この季節
どーもこんばんは
さてさて、本日は「京都サンガFC、補強プラン考察2021-2022」の後編、ポジション別補強優先度編を書いていきます。
…基本的にはタイトルのまんまです。ポジション毎に補強の優先度合を考えていきましょうと。一応参考までに各ポジションに現在の選手を添えて記述していますが、あくまで2021年のメンバーを記載していますので、既に退団が発表されている選手も含まれています。
【おしながき】
↓
【GK】
→福島春樹、清水圭介、太田岳志、若原智哉
補強優先度★★☆☆☆
今季同様、サンガとしては若原をメインに据え、バックアップとして清水が控える形を想定しているはずですし、GKはやっぱり試合に出てナンボの要素が他のポジションより強いですから、そのスタンスには概ね賛成ですし、若原のポテンシャルは賭けるだけの価値はあると思います。なので、とりあえずスタートは若原を軸に据える形で良いでしょう。
しかし、若原がJ1レベルでどれだけやれるのかは現段階では未知数です。上では「賭ける価値はある」と書きましたが、それは同時に「賭ける」という状態であるのも確かな訳で。ある程度J1でやらせて、まだ少し厳しいというジャッジになるのなら、シーズン途中で何かしら動けるような準備はしておいてもいいのかもしれません。残留争いって、どれだけチームがボロボロでもGK一人で生き残れたりする事も時としてありますから…。
若原の他に、清水と太田は恐らく来季も残るでしょう。福島が退団した場合、やっぱり4人はGKが居てほしい気持ちはあるので、補強でなくても補充くらいは要るかなーとも思います。
【センターバック】
補強優先度★★★★★
第41節千葉戦で負傷退場するまでフルタイム出場を続けていたバイスの退団は予想外でした。契約満了がどちら側の意向なのかはわかりませんが……41試合に先発したCBがいなくなる以上、補強は絶対にしなければならないし、森脇も退団が決まっているので、そうなると本多、長井、麻田の3人だけになってそもそも頭数が足りません。
将来的にそうなってくれれば嬉しいですけど、少なくとも序盤からいきなり長井&麻田でJ1を戦うのはいくらなんでもハイリスクでしょう。現在名前が挙がっているのは槙野智章(浦和)やメンデス(甲府)といった辺りですが、狙いとしては良いと思います。特に麻田がバイスと組んで急成長した事を思うと、経験豊富な槙野と組む意味は麻田や長井にとって小さくないはずでしょうし。逆にメンデスの場合はストロングを押せる形になると思うので、どちらかの獲得には何とか漕ぎ着けてほしいところですね。
【サイドバック】
右→飯田貴敬、長井一真、福岡慎平、上月壮一郎、白井康介、森脇良太
補強優先度★★★★☆
基本的に今季は飯田、荻原、白井の3人で回していたポジションですが、荻原と白井はレンタルで獲得しているので…帰ってこいと言われればサンガにはどうしようもない側面があります。最優先事項は荻原と白井の慰留。正直なところ、荻原を残すのは困難という見方が強いので、ならばなんとか白井は残せるようにしてほしいところです。
ただ、本多と長井、福岡はSBもやれるというだけで基本は別のポジションですから、現段階でSBとして計算が立っているのは上で挙げた三人だけになってくる。冨田や上月はレンタルの可能性もあるでしょう。荻原が退団となれば補強はどのみち必要になってきます。曹貴裁ルートで杉岡大輝(湘南)とか獲れたら非常にありがたいんですが…。
【MF】
アンカー→庄司悦大、川﨑颯太、三沢直人
インサイドハーフ→松田天馬、曽根田穣、中川寛斗、武田将平、川﨑颯太、中野桂太、山田楓喜、福岡慎平、三沢直人
補強優先度★★★☆☆
基本的には今季中盤を務めた武田、川﨑、福岡、三沢を中心に来季も回していく事が予想されます。ただ、この4人は来季が全員J1初体験になるのでブラッシュアップはしておきたいところ。
そもそも、アンカーに関しては庄司が退団し、三沢も何試合か務めましたがIHやWGの方が活きる選手でしょうし、川﨑にかかる負担は大きくなってきます。それを踏まえると、既に曹貴裁ルートで齋藤未月(ルビン・カザン)や永木亮太(鹿島)の名前が上がっていますが、アンカーを出来てJ1の適性がある選手は一人くらい獲っておきたいところ。齋藤なら結構目玉補強とも言えるのでは。
【FW】
WG→松田天馬、武富孝介、荒木大吾、曽根田穣、宮吉拓実、中川寛斗、野田隆之介、中野克哉、上月壮一郎、三沢直人
CF→ピーター・ウタカ、宮吉拓実、野田隆之介、李忠成、イスマイラ
補強優先度★★★★★
ウタカは37歳です。年齢を感じさせないパフォーマンスを見せてくれてはいますが、ウタカ後をどうするかはウタカが稼働できている間に考えておく必要があります。イスマイラはポジティブなインパクトを残していますが、まだジョーカーとしての域から出られてはいません。「ウタカに代わるFW」を獲得する事は「ウタカを補佐するFW」を手にする事にも直結しますし、バイスが退団したので外国人枠も3枚余裕がありますから、ここは様々な可能性を探ってほしいところ。WGに関しては若干人員を持て余し気味な部分もあるのが気になりますが…J1は結局点を取れないとどうしようもないので、誰かしら即戦力補強の必要はあると思います。噂のある水沼が獲得できればスタイル的にも大きい…。
そして皆さん、密かに期待しているのが久保裕也の復帰でしょうが……久保は現在、アメリカで1億超えの年俸を受け取る契約が2022年12月まである事を踏まえると、仮に復帰が実現するとすれば2023年でしょう。来季に帰ってくる可能性は少ないかと。
ここにきて強化部長の交代もあって、少し路線や方針が変わったりする可能性も否めませんが、それでも来季、そしてそれより先に良い結果が繋がるような補強に期待したいところでございます。
さぁ、誰が来るかな♪誰が来るかな♪
ではでは(´∀`)