正月ラーメンビバオーレ
どーもこんばんは
さてさて、1月7日、京都サンガFCの2022年シーズンが始動しました!
12年ぶり、もう言うなればほぼ初めてのJ1となった昨シーズン、序盤に勝点を稼げた自信とその貯金を切り崩すような生活を送った後半戦の対比は結構激しく、最終的には16位という順位に陥ったものの、最後の参入プレーオフで引き分けた事で見事にJ1残留を果たしました!
サンガにとって、少なくとも初年度はミッションコンプリートと評するべきでしょう。
これからサンガに求められる事は「残留」ではなく「定着」を目指す事。いつか目指すべき上位やタイトルの為には、そういうステップを踏んだ先に初めて見えてくるものです。
今季は幸いにもレギュレーションの幸運を掴みました。ただ、その一枠に落ちるかもしれない候補から抜け出せてはいないサンガにとっては、今年もまたやるべきことを愚直にやり続けていく事が求められていきます。
…さ、という訳で今回も、今年のサンガのスケジュールを確認しつつ、移籍市場での編成を振り返りながら、今年の開幕戦や基本陣形となるスタメンを予想していきたいと思います。
※このブログは1月6日時点での情報に基づいて記述しており、ブログに書いている文章はそこから書き換える事はありませんが、メンバーやポジション分布の部分については随時更新していきます。
京都サンガFC 2022シーズン振り返りブログ『S Adventureの後先』
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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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名前を紫色に着色している選手は新加入選手です(ルーキー及び復帰選手含む)
GK1 若原智哉
DF2 飯田貴敬
DF3 麻田将吾
DF4 井上黎生人
DF5 アピアタウィア久
MF7 川﨑颯太
MF8 荒木大吾
FW9 パトリック←ガンバ大阪
MF10 福岡慎平
FW11 山﨑凌吾
FW13 宮吉拓実
DF14 白井康介
FW15 木村勇大←関西学院大学
MF16 武田将平
MF18 松田天馬
MF19 金子大毅←浦和レッズ(完全移籍に切り替え)
DF20 福田心之助←明治大学
GK21 ヴァグネル・ハーン←IFKヨーテボリ
FW22 一美和成←徳島ヴォルティス
FW23 豊川雄太
DF24 イヨハ理ヘンリー←サンフレッチェ広島(レンタル)※2022年は熊本に所属
MF25 谷内田哲平←栃木SC(復帰)
GK26 太田岳志
MF27 山田楓喜
FW28 平賀大空←京都サンガFC U-18
DF29 植田悠太←京都サンガFC U-18
GK32 マイケル・ウッド
MF33 三沢直人
MF39 平戸太貴←FC町田ゼルビア
MF41 アラン・カリウス
MF44 佐藤響←サガン鳥栖(完全移籍に切り替え)
FW47 パウリーニョ←FCメタリスト(レンタル延長)
FW99 イスマイラ
名前を紫色に着色しているスタッフは新任スタッフです(昇格・異動人事を含む)
監督:曺貴裁(3年目)
ヘッドコーチ:長澤徹
コーチ:杉山弘一
コーチ:石川隆司
コーチ:若宮直道
コーチ:涌井秀人
GKコーチ:富永康博
フィジカルコーチ:西形浩和
【退団選手】
GK 上福元直人→川崎フロンターレ
MF 中野桂太→徳島ヴォルティス
FW 大前元紀→南葛SC
FW 田中和樹→ジェフユナイテッド千葉(レンタル)
【去就未定の選手】
DF メンデス
FW マルティノス
【京都サンガFC 2023シーズンスケジュール】
1月7日 トップチーム始動/必勝祈願
1月8日 新体制発表会
1月16〜28日 沖縄キャンプ
2月18日 明治安田生命J1リーグ開幕戦 vs鹿島アントラーズ(H)
①ポジション分布図
【GK】若原、太田、ウッド、ハーン
【CB】麻田、アピアタウィア、井上、三竿、イヨハ
【SB】飯田(右)、麻田(左)、荒木(左)、福岡(右)、白井(左右)、佐藤(左右)、植田(左)、福田(右)、三竿(左)、イヨハ(左)
【アンカー】金子、川﨑、井上、三沢
【インサイドハーフ】福岡、武田、松田、金子、川﨑、三沢、平戸、谷内田
【WG】荒木(左)、宮吉(右)、松田(左右)、豊川(左右)、山田(右)、三沢(左右)、カリウス(左右)、佐藤(左)、パウリーニョ(左)、木村(左右)、平賀(左右)、イスマイラ(右)
【CF】山﨑、宮吉、豊川、木村、平賀、パトリック、一美、木下、イスマイラ
②補強とスカッドの雑感
なかなか精力的に動いたオフになりましたね。全体的には、なかなか良い補強をしてくれたように感じます。
まず基本的に、今オフのテーマとしては「ウタカ依存からの脱却」という部分があったと思います。その点で言えば、昨季の終盤戦でトライしていた形…CFのポストプレーから両WGやMFが攻撃のリズムを組み立てるみたいな形をもっと磨き上げていきたいんだろうなという気はします。簡単な話、そういうサッカーをすることで得点者を分散させていきたい、と。特に現在の山﨑に加えて一美と木下を補強した事は、キャンプや開幕からの数試合で誰が最もしっくりくるのかを曺監督自身も色々試行錯誤したいんだろうなと。パトリックに関してはあくまでジョーカー的な捉え方をしてるんじゃないでしょうか。
守備面に関しては右に比べて左の人材がかなり増えたような感覚はありますが、基本的には良い面子を揃えられたのかなと。荻原は浦和復帰となった事は打撃でしたが、佐藤の完全移籍への切り替えも含めて、三竿とイヨハの獲得などそこのテコ入れは上手くやれたと思います。そして上福元が抜けた穴ですが…今のところは2つの見方があるというか。まず実力面に関しては、若原もウッドも昨季の時点でそれなりのものを誇示してくれていて。単純にGKとしてのパフォーマンスにはそこまで心配していないんですよね。一方で、上福元は"神セーブ"と称されたセーブ能力だけでなくハイラインをカバーする能力にも長けていたので、若原もウッドもそこはまだ少し…というところですから、そこの難しさは少し出てくるかもしれません(GKは今日の噂はあったけど…)。
まあ何より、個人的には川﨑や麻田なんかが引き抜かれる可能性もちょっと危惧していたんですよね。荻原は仕方ないですし、上福元が引き抜かれたのは想定外でしたけど、33歳の選手で移籍金を取れた事実は取引としては悪くない。OUTに関しては、ある程度プラン通りには進んだんじゃないかと考えています。
③予想布陣と予想開幕スタメン
従来の4-1-2-3と3-4-2-1の2パターンで予想してみるとこんな感じです。
基本的には今回も従来の4-1-2-3がベースと考えていますが、三竿やイヨハなど3バックスタイルに慣れた選手の補強もあったので、どちらをメインに据えるかはキャンプでどういう擦り合わせが行われるかによっても変わってくるでしょう。現段階で曺監督がどちらを軸で考えているのかは少し読みにくいところもあります。昨季は前半4バック→後半3バックみたいな戦い方が多かったので、それを踏襲するかもしれないし、極力同じシステムで90分やりたいという形にシフトするかもしれませんし。
パトリックとパウリーニョはやはりジョーカーとしての起用になると思います。特にパウリーニョは昨季もそういう起用でしたが、サイド突破までは出来たけどその先が、みたいな場面も多かったので、パトリックも同時に投入する事でジョーカーシステムを完結させやすくする…という狙いでしょうか。基本的に曺監督体制でのサンガは「如何にオープンな展開に持ち込むか」みたいなところをポイントにしているようにも映るので、前半は一美、山﨑、木下でタメを作りながら戦い、後半はパトリックやパウリーニョで一気に全てを破壊する…みたいな形が理想的なゲームプランかと思われます。
個人的な注目というか、期待したいのは大卒ルーキーの福田ですね。やはり昨季も白井への負担はめちゃくちゃ大きかったんですよ。そこで福田が白井を脅かすような存在になれれば、チームとして相当大きなポイントになってくるはずです。
さぁ、新シーズンが始まります!
長い長いJ2の歴史の最後の1年は、ある意味では2021年よりも2022年だったと思っています。いわばここからが新章です。このチームは繰り返す歴史を再び辿るのか、またJ2という現実に導かれるのか、それともこれから"J1のチーム"としての未来が始まるのか。それを左右するのは言うまでもなくこの2023年です。
祝オリジナルユニフォーム!
ではでは(´∀`)