イニエスタを見てきました買っといても良かったかも…
どーもこんばんは
ノエスタに旅行先でよく見るようなやつ売られてて爆笑したわ pic.twitter.com/9MWH3gvHB3
— R (@blueblack_gblue) 2022年3月11日
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第4節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスの一戦です。
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昨季の川崎vs名古屋といえば、序盤戦は川崎の独走…というよりも彼らの2強状態が続いていました。しかし4月末から5月頭にかけてACLの関係もあり、Jリーグ史上最初で最後と思われる首位天王山2連戦が行われ──名古屋は通年で上位にこそつけていたものの、その後タイトルレースには戻れないままシーズンを終えてしまいました。
どちらも風間八宏という良くも悪くも特殊な指揮官を経験し、その路線を踏襲することで成功を目指した川崎、かたやその路線とは対になる道で成功を目指した名古屋…そんな構図もどこか、この2チームの戦いにストーリー性を持たせるキーワードになるのではないでしょうか。また、今年から名古屋は長谷川監督を招聘。今シーズンJリーグを戦う監督の中で最もタイトルを獲得している鬼木達監督と、2番目にタイトルを獲得している長谷川健太監督の対決…という観点でも注目が集まります。
両チームスタメンです。
前節G大阪戦では両WGを知念慶と遠野大弥でスタートさせましたが、今日は家長昭博をスタメンに戻した上で開幕戦以来の出場となるマルシーニョを左WGに配置。それ以外の9名はG大阪戦と同じ顔触れをそのまま起用しています。
名古屋は前節鳥栖戦で負傷退場したチアゴに代わり、鳥栖戦でもチアゴと交代で出場した藤井陽也がスタメン出場。残る10名はいずれも鳥栖戦と同じメンバーでスタメンを組んできました。
本日は川崎市の福田牧場の協力の下で「フロンターレ牧場」なるイベントが開催され、子ヤギのレースやから羊の毛刈り・牛の乳搾りの体験会、その他動物のふれあいイベントなどユニークな企画も用意されているそうで。
前回の川崎のホームゲームはACLの日程の都合で前倒しで行われた第10節浦和戦でしたが、この試合で川崎が勝利した事でホームでの無敗記録は24に伸びました。現在、ホーム無敗記録を持っているのが浦和とG大阪が樹立した25という数字。川崎は今日の試合で引き分け以上であれば、この2チームと並んで史上最多タイの記録となります。一方、名古屋が最後に等々力で勝利したのは2012年。それ以来J1リーグでは1分7敗という鬼門と化しています。名古屋は川崎の記録と自分達の苦手意識にピリオドを打てるのか…!
しっかりとポゼッションでリズムを作りたい川崎、まずは守備面でしっかりブロックを組みたい名古屋の対峙ともあって、お互いに睨み合いのような慎重な出だしとなりました。ただその中で名古屋は機を見て数をかけて一気にプレッシングに行き、ボール奪取からの早い攻めで何度かアタッキングサードに侵入するなど、長谷川体制で目指す事の片鱗は序盤から表現出来ていました。
しかし対する川崎も、やや名古屋の出だしに戸惑いながらも14分に脇坂泰斗、20分に家長昭博が惜しいミドルシュートを放つと、26分にはチャナティップのスルーパスに対してレアンドロ・ダミアンがスルーするような動きを見せ、これで判断を狂わされる形になった中谷進之介の隙を突いたマルシーニョがランゲラックとの1対1を制して川崎が先制に成功。
29分にも名古屋の勢いのあるプレッシングを掻い潜るようなチャナティップのスルーパスに再びマルシーニョが抜け出しますが、このシュートは枠の外へ。ただ、この2つのプレーで上手くプレスの裏をかかれてしまうようになってからは名古屋にもプレス時の勢いがちょっと削がれる形になってしまい、1点が入ってからは川崎が落ち着いてゲームを運びながら前半を終えます。
後半に入ると、リスクを冒す必要のなくなった川崎とリスクに踏み切れなくなった名古屋の間で若干膠着状態な試合展開になっていきます。川崎からすれば試合の流れが停滞したところで構わない訳で、そういった部分で後半はクローズドな時間が続いていました。そんな中で67分、名古屋は吉田豊のボール奪取からカウンターを仕掛けると、仙頭啓矢と稲垣祥を経由して酒井宣福が決定機を迎えますが、シュートは枠の左に逸れてゴールならず。
名古屋は69分に仙頭を下げて阿部浩之、73分にマテウスと酒井を下げて森下龍矢と金崎夢生を投入。しかし遠野大弥や宮城天などフレッシュな選手を投入してきた川崎は、名古屋の攻撃陣に対してマンツーマン+橘田健人みたいな形の1対2の状態を常に作り出した事で、名古屋はそこを剥がし切る事が出来ないまま試合終了。川崎はホームでの無敗記録を25に伸ばし、浦和とG大阪が持つホーム最長無敗記録に並びました。
名古屋も開始20分くらいまでは悪くなかったと思うんですよ。ブロックを組みつつ、タイミングを見計らった守備のアタックで、むしろその時間帯まではやりたい事が出来ていたのはむしろ名古屋の方でした。ただ、26分のマルシーニョのゴールと、その直後に再びマルシーニョに訪れた決定機は単に裏をかかれただけでなく、名古屋の狙いを裏目に取られたような形で失点と決定機を1つずつ迎えてしまったのは名古屋のスタンスに影響を及ぼした部分はあると思います。
それであまり自発的にアクションを起こしにくくなった名古屋に対し、川崎はマンツーマン気味に個に対してアプローチをかけ、そして守備のフリーマン的に動いた橘田が容赦なくボールを回収してカウンターに繋げて行ってしまった……近年の川崎の試合巧者ぶりが如実に出た試合でしたね。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J1リーグ第4節
札幌と対戦した横浜FMは終了間際の得点でなんとか同点に追い付いたものの、川崎が名古屋に勝利した事で暫定首位は川崎。岩政大樹コーチがリーグ戦の代行監督としては最終戦になる鹿島は2-0で神戸に快勝しました。
再会、そして22年ぶりに遠藤保仁がガンバと戦うというシチュエーションが注目された磐田とG大阪の試合は、こちらも元ガンバの大森晃太郎のゴールで磐田が先制しながらも、終了間際のレアンドロ・ペレイラのゴールでドロー。また、曺貴裁監督にとって初の古巣戦となった湘南と京都の一戦も1-1。途中で退場者を出した京都が湘南の猛攻に耐え切った形になりました。
第4節を終え、唯一無敗をキープしているのは全試合引き分けの札幌の1チームのみ。逆にC大阪が初勝利を挙げた事で未だ未勝利となっているのは、広島、福岡、神戸、湘南、第4節が明日行われる鳥栖を含めれば5チーム。特に神戸は6戦未勝利と苦しい状況が続いています。
グランパスポンタの躍動…
ではでは(´∀`)