【サンガ史上最強の数字を出したのはいつ？】京都サンガFC、歴代シーズン1試合平均得点ランキング【J1編】

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02トリデンテはリアタイで見たかったんごねぇ

どーもこんばんは

さてさて、今年は京都サンガFCのクラブ創立30周年。

という訳で毎月何かしらの30周年記念企画なるものを書こうじゃないかという事でやっております。

さて、今回はシンプルに、過去のサンガの成績を振り返ろうじゃないかというのがテーマです。

というのも…4年目を迎える曺貴裁監督は30周年イヤーとなる2024年シーズンを迎えるにあたって、「歴史上、最高で最強のサンガにする」という目標を掲げており、今季の「強く超える　進化、深化、真価」もその目標と意味を込めたと語っておられました。

じゃあそもそも、現時点で史上最強のサンガはいつだよ？と。(……まぁ、サンガの場合は成績で考えればぶっちぎりで2002年なんですけど、それを言ってしまうともう今日のブログここで終わっちゃうので……)…じゃあ、現時点で史上最強のサンガはいつだよ？と(強調)。考えてみようじゃないかと(反復)。なぁ、2002年で済ませず考えようや、なあ？(圧力)。

…ただ、史上最強といっても…物事の価値観は色々あるじゃないですか。シンプルにタイトルを獲った年、順位が一番良かった年、面子が揃っていた年、サッカーの内容が面白かった年……キリがない。なので今回は、サンガの歴代全シーズンの一試合平均での得点・失点・勝点を集計し、歴代で一番得点を取ったシーズン、失点の少なかったシーズン、そして勝点を稼いだシーズンをそれぞれJ1とJ2に分けてランキング化して、J1とJ2でそれぞれ上位3位に入ったシーズンを紹介していきます。もちろん時代背景やその年のリーグの水準や勢力図の違いもあるので一概にそれが「史上最多」「史上最少」とは言えないのは重々承知ですが、あくまで参考記録として、そして「ああ、こんな年もあったなあ」的な感覚でお楽しみ頂けると幸いです。

京都サンガFC 歴代シーズン一試合平均得点ランキング

【J1編】【J2編】

京都サンガFC 歴代シーズン一試合平均失点ランキング

【J1編】【J2編】

京都サンガFC 歴代シーズン一試合平均勝点ランキング

【J1編】【J2編】

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【京都サンガFC J1歴代最多得点シーズントップ3】

第3位

京都パープルサンガ2000

1試合平均得点1.3/総得点39(30試合)

監督:加茂周(2年目)→ゲルト・エンゲルス(6月〜)

J1順位:15位(1st 16位/2nd 12位)

J1成績:勝点25(7勝1延勝2分20敗、得点39 失点66 得失点差-27)

チーム得点王:三浦知良(17得点)

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まず基本的に、サンガはJ1では基本的には貧打。同様の企画は3年前にガンバ大阪でも行ったのですが、そこと比べるとやはり3位の時点でそんなには多くない…と。となると、この順位は「明確なゴールゲッターが一人でもいたかどうか」でかなり左右されるんですね。

3位に入った2000年はある意味その典型で、この年のサンガは最終的にはJ2に降格しました。ただそんな中で前年途中に加入したキングカズはこの年33歳にして17得点を叩き出す大活躍。特に負ければ降格決定の状況だったホーム最終節でのハットトリックは語り草でもありました。カズがサンガから0円提示を受けたという話は未だに衝撃的なエピソードとして語られますが、それはカズへのインパクトに加え、17点を取った直後なのに…というところも驚きを与えた要因だったんですね。

ちなみにこのシーズン、成績は言うまでもなくサンガにとっては屈辱の一年ではあるんですけど、メンバーが「FWにカズ、中盤に遠藤保仁、パク・チソン、松井大輔がいる」という事で結構伝説のチーム扱いにはなっていたりもします。平野孝や望月重良も途中から入って、望月はこの年サンガ所属で出場したアジアカップ決勝で優勝ゴール決めてますからね。

第2位

京都パープルサンガ1998

1試合平均得点1.38/総得点47(34試合)

監督:ハンス・オフト(1年目)→清水秀彦(6月〜)

J1順位:13位(1st 15位/2nd 11位)

J1成績:勝点39(10勝4延勝1PK勝3延敗16敗、得点47 失点63 得失点差-16)

チーム得点王:黒崎比差支(13得点)

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オフト監督を招聘した1998年はサンガは大型補強を敢行。この年からクラブも現在の東城陽グラウンドを完成させ、オフトジャパンでプレーしていた森保一、黒崎比差支、大嶽直人、山田隆裕、ブラジル代表10番としてW杯出場経験を持つシーラスを獲得。この年はリーグとしての降格制度とは異なりますが、リーグの成績が降格トーナメントとも言えるJ1参入決定戦に直結する年でもありました。

オフト監督が電撃辞任するという事態も発生しましたが、その中で黒崎が13得点、エジミウソンが12得点と2人で25得点を記録。J1で2人の選手が二桁得点を達成するのは、サンガでは2023年にパトリックと豊川雄太が達成するまで1998年だけだった。中盤もシーラスや岩本輝雄など攻撃のタレントも多く、2ndステージ後半戦には調子を上げ、横浜フリューゲルスの消滅による繰り上げではあるがJ1参入決定戦の回避に成功した。

第1位

京都パープルサンガ2002

1試合平均得点1.47/総得点44(30試合)

監督:ゲルト・エンゲルス(3年目)

J1順位:5位(1st 6位/2nd 7位)

J1成績:勝点46(11勝6延勝1分12敗、得点44 失点42 得失点差+2)

チーム得点王:黒部光昭(13得点)

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言わずとしれた伝説のシーズンですね。天皇杯優勝……それは間違い無く、このクラブが今の時点で最も高みに到達した瞬間でした。

5位という順位ほど優勝争いに絡んだ訳ではありませんが、この年の3トップはまさに伝説の3トップ。24歳の黒部光昭を中央に置き、それぞれ21歳の松井大輔とパク・チソンがシャドー(WG)を担う……ほんと、今考えたら絶頂するような3トップですねこれね。この年は他にも手島和希や斉藤大介といった後のサンガを象徴するような選手も存在感を見せていたんですが、特にパクチソンは前年はボランチとして起用されており、斉藤がボランチとして目処がたった事、韓国代表のフース・ヒディングによって前目のポジションで起用されたパクチソンのインパクトもあって、このサンガ史上最強のユニットが完成しました。