海外ド音痴、ロシアに翔ぶ〜英語もまともに喋れない私のロシアW杯観戦記〜第6話 出発前夜


 

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5月に入った。

友人と電話をしながら、宿泊するホテルや夜行列車の予約を行う。ロシア国内での約2週間の生活に備えた準備が始まった。

 

私はと言うと、高校も海外への修学旅行ではなく、よくあるスキー研修で行き先は長野だった為、海外仕様の物など我が家にはほとんど有りはしない。

ましてや国内旅行にしても、2週間という機会になる事はこれまでなかった。海外旅行慣れしている方にはアホかと思われるかもしれないが、1つ1つの作業にやたらと緊張してしまっていた。

 

とりあえず比較的近くにあるショッピングモールに赴き40Lのバックパックやなんか使えそうなものを適当に購入。尚且つ、少し足を伸ばして京都駅のヨドバシカメラに行き、ボロボロになりつつあったスマホを機種変するとともに、アダプタや予備のモバイルバッテリーなどを購入。

旅費を含めて、5〜6月の出費はいくらになってしまったのだろう......。

 

   

そんな折、FAN IDが届く。

この時、FAN IDに記載されていたパスポート番号が1桁だけ違っていたという事件が発覚したのだが、友人は友人の分のFAN IDを発行する際も何かをミスっていたらしく、普通に再発行出来たらしい。その後、間違いが訂正されたFAN IDがしっかり届いた。

 

5月の中旬、1度友人宅に宿泊してこの2週間の大体の行程やいくつかの事柄を最終確認。

出発へのカウントダウンは迫る。

 

友人は何度もロシアに行っているし、ロシア以外の海外にも何度か行っている。

だが私は以前も述べたように実質初めての海外である。

飛行機に乗る事すら、今から13年前に沖縄に行ったのが最後だ。

ただならぬ緊張が体が拭いきれない。

だって考えてもみて欲しい。

初海外である。

普通なら初海外は大体ハワイやグアムである。

そうでなくても、アメリカやカナダなど留学によく使われる国、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスといったヨーロッパ諸国、韓国、台湾といったアクセスの容易や国が多い。

 

 

ロシアである。

 

 

 

先進国の1つではあるし、W杯というわかりやすい入国目的があるとはいえ、ロシアは比較的特殊な国とされているし、そして深くは言わないがこのご時世である。

もちろん後者の面については、ロシアもプライドに賭けて、少なくともW杯期間中は問題ないようにするだろうが、不安がつきまとうのは仕方ない話だ。

 

 

 

そして6月を迎える。

日本代表のメンバーも発表され、ロシアW杯の開幕が近づくとともに、ジリジリと私がロシアに向かうその日は近づく。

ここからこのロシアW杯観戦記をどこで、どのタイミングで書いて更新するかは未定だが、少なくとも1〜6話についてはロシアに出発する前の段階で書いている。

 

関西空港のゲートをくぐれば、ここから先は全てが未知の世界だ。

W杯という狂気的で、そしてサッカーというスポーツの上でこれ以上ない舞台へ、足を踏み入れようと空港へ乗り込んだ。

 

 

つづく

 

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