せっかくやしB'zの長居スタジアム行きたいね!行こか!
という話をしてチケットを取りそびれた。
どーもこんばんは
全然繋がんねぇよ、全然繋がんねぇんだもん。
さてさて、本日のマッチプレビューは徳島ヴォルティスvs京都サンガFC。
とうとうJ2最下位まで転落した京都サンガFCは昨日、ようやく正式発表がありました。
布部陽功監督が退任し、ボスコ・ジュロヴスキーコーチが監督に昇格。
厳密には前節の山口戦のから暫定で指揮を執ってはいましたが、正式に監督に昇格してからは初の試合になります。
なんとか勝利を掴みとり、再び息を吹き返すような勝利を掴めるのでしょうか?
一方の徳島も昨シーズン就任したリカルド・ロドリゲス監督の元、去年は躍進を見せて今年の昇格候補チームの1つでしたが、ここまでは負傷者の続出もあり波に乗り切れていません。
これ以上昇格戦線に遅れを取らない為にも、最下位相手にはしっかりと勝っておきたいであろう一戦です。
両チームスタメンです。
サンガは結構思い切った選手変更でしたね。
ボスコ監督に交代した事で心機一転という意味合いもあるのか、レンゾ・ロペスやここ1年ほど正ゴールキーパーだった清水圭介、そしてここ数年不動のレギュラーだった石櫃洋祐を思い切って外して来ました。
システムは3-5-2ですが、通常サイドバックタイプの選手を置く両サイドにウインガータイプの小屋松と湯澤を起用している辺り、攻撃的に行きたいという意思は見えてきます。
他会場では愛媛FCが敗れたので、勝てば最下位脱出を果たす事ができる一戦です。
さて、攻撃的に行きたいという目的は目的でいいんですけれども、徳島の出足やポジション取りが今日は上手くハマっていた事もあり、サンガは前半から徳島にボールを支配され続けてほとんどと言っていいほどボールを触らせて貰えません。
攻撃的な布陣を取ったのはいいものの、結局小屋松も湯澤も守備に奔走する羽目になり、本来攻撃の起点にしたいWボランチの重廣とカセラスにまでボール入らず、攻撃の事を考えられない状況が続きます。
今日がJリーグ初出場となるGK若原の好セーブもあってなんとか最少失点で抑えましたが、完全に徳島のゲームという展開のまま呆気なく先制点を奪われ、サンガも無理な突破→ボールロストを繰り返し、まともに攻撃が成立していたのは序盤の仙頭のシュートシーンの1回のみという体たらくで散々としか言いようのない前半を終えました。
そんなこんなで前半、そもそも攻める、という段階にすら到達できていなかったサンガはカセラスを下げて望月を投入し、システムを4バックに変更して形勢逆転を目論みます。
その狙いは多少当たったと言えるのか、後半は前半に比べればある程度はボールを保持出来るようになり、前半に比べればある程度は攻撃を考える段階には展開を改善出来たかもしれません。
ですが全体的に、決して大局を変えるほど流れを変える事が出来た訳ではなく、結局サンガが多少マシになったというだけで徳島がボールを主に保持している展開までは変え切る事が出来ないまま、決定的なシュートチャンスもほとんど無くただただ無情にも流れていく時間。
終盤、サンガはレンゾ・ロペスを投入した事や闘莉王をFWで配置している事もあってがんがんクロスを放り込んでいくようになりました。
......いや、ビハインドで迎えた後半終了間際にクロスを入れまくる、パワープレイに転じるのは至って普通のことです。よくある話ですし、点を取るための手段、そして攻撃パターンの緩急をつける意味でも常套手段の1つであります。
でも今のサンガがパワープレイをやると既視感というか...
結局今のサンガは90分を通じてパワープレイばっかりしているようなサッカーなので、いくら強度を強めて人数を増やしたところで相手からすればもはや慣れただけの話。緩急じゃなくて急急急急急みたいな攻撃しかできてない、しかも今日のサンガは殆どの時間それさえも出来なかった......今シーズン2度目の3連敗は、スコアだけ見れば1-0の僅差はいえ、割と早い段階で決まっていたのではないでしょうか。
この試合のポジティブな要素としては、今日がJリーグデビューとなった若原智也の健闘でしょう。
何個か好セーブも見せてくれましたし、頭を切るアクシデントがあったりしたものの臆する事なく最後までやり抜きました。失点も彼を責めれるものでは少なくともありませんから。
それと...まぁ薄っすいポジティブ要素はボスコはやっぱり布部よりは修正能力がありそうなところ。
配置変更で流れを多少、多少、多少だけ変えたのは、やはりちゃんとした実績のある監督なんだな、という事が少しだけ垣間見えた気はします。
以上。
ではでは(´∀`)