ノエルってやっぱりおもろい。
どーもこんばんは
Whateverカラオケで歌えるようになりたい。
人間大渋滞をようやく乗り越えたところでこのブログを書き出し中です。
さてさて、本日のマッチレビューはキリンチャレンジカップ、日本vsコスタリカ!!
本日は現地観戦。
私の代表戦の観戦に限ればちょうど5年前の2013年9月、ザックジャパン時代のグアテマラ戦(長居)以来となります。
吹田開催としては2016年のボスニアヘルツェゴビナ戦以来2度目となる代表戦です。
さて、ロシアW杯では戦前の予想を覆してベスト16進出を果たした日本代表。
大健闘を収めて世界との差は近づいている事は十二分に示し、成功というには十分値する大会だったと言えますが、それでもまだ埋めきれなかった世界との差を痛感した大会でもあったのは紛れも無い事実でした。
そんな日本の次なるステージは自国開催となる2020年の東京オリンピック、そして2022年のカタールW杯です。
日本代表はそこに向けて、西野ジャパンのコーチとしてロシアW杯を戦った森保一氏を日本代表の新監督として任命。
オリンピック世代の監督と兼任し、森保ジャパンとして世代交代をしながらカタールW杯での躍進を目指します。
先日、U-21日本代表を率いて挑んだアジア大会では準優勝と見事な成績。さぁ、今度はA代表です。待ちに待った森保ジャパンの軌跡が大阪から始まります。
日本代表のスタメンです。
今日は森保監督の広島時代の代名詞とも言えた3バックシステムではなく4バックを採用。
堂安、中島といった、W杯前後から待望論が巻き起こっていた新世代のクラッキの活躍にも注目です。
立ち上がりの日本は新監督の初陣という事もあってか硬い入り……というよりは良くも悪くも広島感のあるような状況でした。特にボランチより後方に於いてショートパスに固執し過ぎなんじゃ…という場面が多々見られ、バックラインでボールはやや停滞していた印象です。その結果、多少チグハグして決定的なピンチを迎える場面も前半は何度か見られました。
その一方で中島、南野、堂安の期待も大きい2列目の3人は3人ともキレのある動きを披露。この3人のアタッカー陣におぉっと言わせるシーンを何度か作り、16分にはコーナーキックから代表デビューとなった佐々木のヘディングシュート。
これが相手DFに当たりオウンゴールとなって日本が1点を先制。前半はそのまま1-0で終えます。
後半、日本は親善試合としては珍しく後半20分過ぎまでメンバーを替える事なく試合を進行。7日のチリ戦が中止になってしまった事を考慮すればもう少し早めに色々選手試してもいいんじゃないの?とも思いましたが、この試合単体で見れば結果的にはメンバーを替えずに進めた事が功を奏し、やはり2列目の天才3人を中心に魅力ある攻撃を繰り広げ、南野と堂安にそれぞれ決定機が訪れます。
そして迎えた66分、するするーっと前線に上がっていた遠藤のパスから最後は南野。
南野のA代表初ゴールで後半に入ってから取れそうで取れなかった追加点を奪った日本はここからその後もチャンスを掴むのと並行して小刻みに選手交代を実施。天野や守田が代表デビューを果たす中、後半アディショナルタイムには同じく途中出場の伊東純也が左足を一閃。
カタールW杯に向けてのスタートとなる森保ジャパンの初陣は伊東のスーパーゴールが決まった直後に終了の笛が鳴り、見事3-0で快勝を収めました。
前半に多く見られた光景だったのですが、森保監督の広島時代もそのような感じだったので一長一短でもあるのですが、やや攻守分業がハッキリしてるのかなーという事が少し気にはなりました。試合全体を通じては良い試合だったと言えるのですが、やや前線+サイドバックとボランチ+センターバックで別の試合をしているかのようにも感じる場面が少しあったのが不安とまでは言わないですが気がかりです。
なんだかんだで日本代表に於いて、攻撃のリズムが上手くいっている時というのはボランチが前線に顔を出せている時だと思います。実際に後半は、前半ゲームから消えてしまっている状態だった遠藤の攻め上がりが起点となった2点目に象徴されるように、ある程度理想的な展開で進んでいたのではないでしょうか。
ですがいくつかあった不安点の全てを搔き消すほどに素晴らしかったのはやはり2列目の3人、中島、南野、堂安です。
攻守分業状態にあった前半はほとんどこの3人の動きからチャンスを作り出し、後半の展開に於いてもこの3人が引っ張っていってくれました。
この3人の攻撃ユニットは魅力的どころか夢すら感じる魅力を見せつけ、途中出場で僅か10分ほどの出場ながら結果を残した伊東を含め、なんだかんだで日本の2列目ってタレント揃いなんだなーと。
今日の1トップは小林、浅野でしたが、1月に迫るアジアカップ本戦になれば大迫勇也も代表に戻ってくるでしょうから、前線でボールを収めてくれる大迫が1トップに入れば彼らの能力は最大限に引き出されるのでは、と期待と夢を抱かざるを得ません。
堂安には出来れば、2度訪れた決定機のどちらかは決めて欲しかったですが、それを差し引いても素晴らしい出来だったと言えるでしょう。ガンバの誇りです。
チリ戦が中止となってしまったので1試合しか戦えなかった為、良くも悪くも森保ジャパンとしての今後に希望と憂いを占うのはやや時期尚早だと思いますし、森保ジャパンとしての評価は10月の2試合を観てからでもいいでしょう。
ですが新しく代表の入った選手の躍動はこれからの代表に期待したくなる気持ちを十二分に抱かせてくれましたし、それだけのプレーを見せてくれたのは今日試合を観ていたほぼ全ての人が共通して思う事ではないでしょうか。
ゆるゆるなスポーツ観戦日記はまた別日に書きます。
ではでは(´∀`)