おフランス行ってみたい
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは2019FIFA女子ワールドカップフランス大会グループD第1節、女子日本代表なでしこジャパンvs女子アルゼンチン代表の一戦です!
2016年リオデジャネイロ五輪の出場権を逃して以降、高倉麻子監督を迎えて世代交代を図り始めたなでしこジャパン。そんな新生なでしこがアジアを制し、今、高倉監督就任以降初となるビッグトーナメントに挑みます。
W杯は優勝した2011年ドイツ大会、2015年カナダ大会で2大会連続決勝進出を果たしたなでしこ。3大会連続の栄光は成し遂げられるのでしょうか。
両チームスタメンです。
本日の会場は開幕戦の会場ともなったフランス、パリのパルク・デ・フランスです。
普段はパリ・サンジェルマンのホームスタジアムとして稼働しているスタジアムではこれまでに過去2度のW杯やEUROなどのビッグトーナメントを開催。2024年のパリ五輪でもサッカー競技の会場となる事が予定されています。
前半からなでしこは、長年のチームスタイルでもあるポゼッションを中心に、常にボールポゼッションは6割以上をキープするなど試合をやや押し気味に展開していきます。
しかしボールは持てるものの、危険なところまでにパスを通し切る事が出来ず、パスは繋げている…以上の展開から進めないまま、ボールポゼッションの割にはペナルティエリア内になかなか侵入出来ない状態で前半は0-0で終了。
後半、57分には局面打開を期待できる岩渕真奈を投入した効果もあったのか、前半よりはアルゼンチン守備を突破するシーンも見られ、ゴール前にボールを進める回数は増えました。しかしそれでも、肝心なところで精彩を欠く、シュートまで持っていけない展開が続き、もどかしい試合の流れが止まりません。
更にその後はアルゼンチンの逆襲を受けるシーンも増え始め、決定的なピンチまでは至らなかったものの、思わず肝を冷やすようなところまでボールを運ばれてしまい、ボールを保持しながらもカウンターで沈められるようなありがちな嫌な展開すら想起してしまうように。
アディショナルタイムになると地力の差はある為か、再び押し込むシーンも増えたものの、アディショナルタイムに訪れた決定機も活かし切る事が出来ずに無得点。初戦は0-0のスコアレスドロー…力関係などを考えると、アルゼンチンが最初から引き分け狙いで来たという側面はあったにしても、色々な意味で勿体無い引き分けとなってしまいました。
なでしこジャパンは男子サッカーとは異なり、世界的に見れば「格上国」の部類に入ります。その為、かなり低い位置でブロックを組んできたアルゼンチンに最後まで有効的な打開策を講じる事が出来ないままで、W杯の初戦で勝点1と結果は必要以上にネガティブに受け取る必要は無くとも、悪い意味でよくあるタイプの消化不良感の強い引き分けだったと言わざるを得ない部分はあるでしょうか。
何にせよ、この引き分けを大きな勝点1にするか痛い勝点1にするかは次の試合にかかってきます。このグループにはイングランドという強敵が同居しているだけに、次節の勝点3は必須です。次のスコットランド戦の勝利に期待しましょう。
…そういえばマルセイユが日本に来る話どうなったの?
ではでは(´∀`)