RK-3はきだめスタジオブログ

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プレッシャーゲーム〜2022 FIFAワールドカップカタール大会 グループC第3戦 ポーランド代表vsアルゼンチン代表 マッチレビュー〜

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ヒィッ、いよいよ明日じゃん…

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー2022 FIFAワールドカップカタール大会、グループC第3戦、ポーランド代表vsアルゼンチン代表の一戦です!!

 

カタールW杯観戦ガイド更新中!是非覗いてください!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

自称・当ブログ的カタールW杯テーマソング

 

 

 

グループステージは最終節に到達しました。決勝トーナメントを含めて、ここから先は「負け」の意味が途轍もなく大きくなっていきます。各チーム、その先の運命の全てが決まる90分……いつもグループステージ第3戦には壮大なドラマが待ち構えています。

 

各チームの突破条件

 

第1戦で犯した失態の影と闇に堕ちそうになったこの国を救ったのは、やはりその英雄でした。メキシコ戦でのカタルシスが、息を吹き返した"本命候補"に活力を与えたのは間違いないです。ただそれが一瞬のまやかしだったのか、それとも本当に伝説のストーリーの一部分となるのか…その鍵を握るのは言うまでもなく今日の試合。この大会のアルゼンチンにとって、優勝は即ち"歴史の完遂"。初戦の大失態をゼロにするも、それを全てと永遠に語り継ぐも、アルビセレステスの運命はこの90分に委ねられています。

対するポーランドにとって、この大会は"歴史への挑戦"と表現できるものでしょう。もちろんそれはメッシであったり、ベスト16に何度も進出するメキシコを下すことでもあるのですが、一つの国の概念が活きる中で何度表れるかわからないようなスーパースターを持った彼らにとって、今は過去の歴史に勝つ最大のチャンスで、何よりこのグループで最も自力で事を決められる立場にいるのはポーランド、彼らです。

ロベルト・レヴァンドフスキリオネル・メッシ……おそらくW杯では最初で最後でしょう。FCバルセロナという共通項を持つ世界最高のストライカーのどちらが喜び、どちらかが泣くことになるのか……両チームスタメンです。

 

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ポーランドはスタメンを1人だけ変更。第2戦のサウジアラビア戦ではミリクが先発でレヴァンドフスキの1トップ型のシステムを採用していましたが、今日はレヴァンドフスキとシフィデルスキを2トップとして起用する形にシフトしてきました。

アルゼンチンは第2戦のメキシコ戦からスタメンを4人変更。ロメロとモリーナがスタメンに復帰し、ここ2試合は途中出場だったエンソ・フェルナンデスとフリアン・アルバレスの2人が初スタメンとなっています。

 

本日の会場はカタール、ドーハのスタジアム974です。

ドーハの海沿いにあるスタジアムは、開幕前からこのスタジアムが持つ特異性が度々注目されてきました。W杯用にスタジアムを建てた国はえてして「W杯スタジアムのその後問題」に直面しますが、ならば最初から解体ありきでスタジアム作ればいいんじゃね?的な逆転の発想でこのスタジアムは建てられており、大会終了後はスタジアムごと解体する予定。解体できるようにスタジアムはコンテナを積み上げる形で建設されており、それによって出来上がったカラフル外観は「レゴで作ったよう」として大きなインパクトを与えています。ただし、それゆえに8会場の中で唯一冷房設備は設けられていないそうで。

ちなみに「974」とは積み上げたコンテナとカタールの国番号が由来。そして解体後はコンテナや資材は別の建築資材として活用される予定です。

 

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カタールW杯で使用される全スタジアムの紹介こちらからどうぞ!

 

 

 

前半のペースを握ったのはアルゼンチンでした。これまでの使用と同様にメッシのところで攻撃のリズムを作りつつ、ディマリアやマックアリスターの両サイドを上手く出し入れしながら、常に高い位置でボールを回す事が出来ていました。

一方、引き分けでも突破が決まる立場のポーランドはアルゼンチンの強力攻撃陣に対してセーフティーファーストな試合の入りを見せており、アルゼンチンはゆっくりとパスを回しつつ、なかなか隙を見せないポーランドの陣形を窺う時間が続いていきます。

 

そんなアルゼンチンが大きなチャンスを作ったのが29分でした。右サイドから崩すと、マックアリスターの折り返しを中央でフリアン・アルバレスが合わせますがDFがブロック。さらにそのこぼれ球からアクーニャがミドルシュートまで持ち込みしたが、ここは絶対的守護神シュチェスニーによって阻まれます。

更に36分には再びドリブルで持ち運んだマックアリスターのパスにアルバレスが抜け出して再びアルゼンチンに決定機。しかしこれもシュチェスニーがスーパーセーブで防ぐと、こぼれ球から組み立て直したアルバレスのクロスに飛び込んだメッシのヘッドも枠を捉えられず。

 

しかしこのクロスに対するGKシュチェスニーの対応が、VARの介入によりアルゼンチンにPKが与えられることに。キッカーはもちろんメッシ。その左足から放たれる弾道に観衆の視線が集まりますが、ここもシュチェスニーが立ちはだかって見事PKストップ!攻めまくったアルゼンチンと、前半はシュチェスニー無双で耐え切ったポーランド。前半は0-0で終えます。

 

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しかし前半、攻めれど攻めれど得点を奪えなかったアルゼンチンが火を噴きます。後半開始早々、右サイドでボールを持ったディマリアのスルーパスに反応きたモリーナが折り返すと、これに中央に飛び込んできたマックアリスターが身を翻しながら脚を振り抜いてシュート!!引き分けでは敗退の可能性があるアルゼンチンが、ようやくシュチェスニーの牙城をこじ開けて先制点!!!

 

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引き分けでもOKなポーランドは何とか同点に追いつきたいところでしたが、その裏で敗れた場合に大きくポーランドの動向に関わってくるメキシコが2点をリードしたという一報が入ってきたのが52分でした。この時点ではまだ「このまま終わればポーランド」という状況ではありましたが、一度火がついてしまったアルゼンチンの猛攻をもはやポーランドに止める術はありませんでした。67分、エンソ・フェルナンデスのパスからアルバレスが決め切って遂にアルゼンチンが2-0!!

 

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他会場はメキシコが2-0でリードのまま。対する0-2で敗れているポーランドは、このまま行けば突破でこそあるものの、フェアプレーポイントの差という薄氷を履むような攻防戦を強いられるようになります。しかし反撃はおろか、アルゼンチンの猛攻を受け続けるだけで、押し返す事すらも出来ていなかったポーランドは前半にも増して割り切った対応に傾倒していくようになりました。

 

それでもアルゼンチンは度々猛攻を仕掛けて決定機を乱発。それでも「このまま終わればポーランドが決勝トーナメント進出」という状態を保持していただけあって、最後の最後はポーランドの守備陣は身体を張った意地のディフェンスを見せ続けていきます。

そして試合終了…スコアは2-0で勝利したアルゼンチンが首位通過決定。それと同時に、ポーランドは残り時間でメキシコがこのまま終わるか、1点取って敗退が決まるかという状況へ。

 

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そしてアディショナルタイムに突入したメキシコの試合は、メキシコのシュートがゴールネットを一度やらしながらもオフサイド判定でノーゴール。逆にサウジアラビアに1点を返されて2-1で終了。この結果、フェアプレーポイントではなく得失点差でポーランドが2位!ポーランドが実に36年ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めました!

 

 

 

これもまた壮絶な試合でしたねぇ…。なんやかんやでこれまでやった3グループは、大方その試合の単体で決着がついていましたが、ここにきて他会場の結果に左右されるすごくヒリヒリした展開が見られました。

よくよく考えたら、ポーランドは0-2で負けている状態でフェアプレーポイントを巡る争いに持ち込まれる可能性があった訳ですけど、前回のW杯…フェアプレーポイントで勝ち上がった日本のボール回しに付き合う立場になったのはポーランドだったんですよね。その辺りのカタルシスとかは凄く感じました。0-2になってからはポーランドも完全に割り切っていて、そういう戦い方をさせた時の粘りの強さは素晴らしかったと思います。そして何と言ってもシュチェスニーですよね。勝点は取れなかったけど、それ以上の結果をもたらしたのは間違いなく彼です。

そしてアルゼンチン。追い込まれた状況でグループステージを戦ったのは前回も同じでしたけど、今回は第2戦のメキシコ戦でのメッシのゴール以降は完全に解凍されたようなイキイキとしたプレーを見せていました。ここに来て「3点目を取りたかった」とすら思える試合ができたことはやっぱり大きかったんじゃないでしょうか。初戦のサウジアラビア戦のショックを抱きかねない敗北からよく立ち直ったと思います。

 

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

11月30日(大会11日目)

 

C組

サウジアラビア1-2メキシコ

ポーランド0-2アルゼンチン

 

1位 アルゼンチン(6)★決勝トーナメント進出!

2位 ポーランド(4)★決勝トーナメント進出!

3位 メキシコ(4)

4位 サウジアラビア(3)

 

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D組

オーストラリア1-0デンマーク

チュニジア1-0フランス

 

1位 フランス(6)★決勝トーナメント進出!

2位 オーストラリア(6)★決勝トーナメント進出!

3位 チュニジア(4)

4位 デンマーク(1)

 

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12月1日(大会12日目)

24:00 F組

クロアチアvsベルギー

カナダvsロッコ

28:00 E組

日本vsスペイン

コスタリカvsドイツ

 

 

チュニジアすげぇ

ではでは(´∀`)