寝てない自慢はウザがられるって言うから、昨日すっげえ寝た自慢していい?
どーもこんばんは
すっげえ寝た。残留決まっててほんと良かった。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第34節、浦和レッズvsガンバ大阪の一戦です。
「GAMBAISM」というスローガンを掲げ、クラブのレジェンドでもある宮本恒靖監督の下で戦い抜いたこの一年は決して成功とも言えるものでは無かったでしょうし、第32節まで残留の可能性を残していたような苦しいシーズンでもありました。ですがそれでも、11月の4試合は宇佐美貴史や井手口陽介の復調もあって3勝1敗で乗り切り、少なくとも最後は笑顔で終わる為の調子は上向きです。
泣いても笑ってもこれが今季最終戦。ナショナルダービーはナショナルダービー。今季持てる力の全てを発揮して欲しいところです。
両チームスタメンです。
ガンバは基本的なスタメンは第30節湘南戦以降の形、メンバーを維持して試合に挑みますが、当初登録メンバー18人に入る予定だった井手口陽介が体調不良により欠場。代わりに倉田秋が第29節川崎戦以来の先発復帰を果たしています。
浦和はエース興梠慎三の欠場を含めて前節FC東京戦からスタメンを3人変更。登録上は長澤和輝、柏木陽介、マルティノスの3人をFWとして登録しましたが、中盤の選手が多い布陣となりました。
本日の会場は埼玉県さいたま市、埼玉スタジアム2002です。
今日は日産スタジアムにて横浜F・マリノスvsFC東京の優勝決定戦が行われていますが、思えば13年前…この埼玉スタジアムで、浦和vsガンバのカードが優勝決定戦になった事もありましたねぇ…。
立ち上がりからボールポゼッションは優位に立っていたガンバは仙台戦や松本戦同様落ち着いた試合運びを見せていきます。そんな中で9分、自陣で浦和のミスからボールを拾うと、そこからテンポの良いカウンター攻撃で一気に前線に繋ぐとアデミウソンがドリブル突破。最後は絶妙なパスに走り込んだ宇佐美が冷静に決めてガンバが先制!宇佐美はここ5試合で5ゴール。
浦和は自分達がボールを持っても、前線でボールを収められる興梠不在の影響はやはり大きく、出しどころに詰まっている間にボールを失うシーンが多発し、ガンバはそれを奪うとテンポの良いカウンター仕掛けて惜しいところまで行く…中々追加点までは奪えていませんでしたが、そういう意味では、完全にガンバの目論見とペースにどっぷり浸かったような形で試合で進み、追加点を奪えなかった事以外はほぼほぼプラン通りの展開で前半を終えます。
浦和は長澤に代えてファブリシオを投入して反撃を試みますが、後半も先にチャンスを迎えたのはガンバで、槙野智章がギリギリでブロックしたものの52分には宇佐美のフリーキックのこぼれ球に詰めた倉田が決定的なシーンを迎えるなどペースを掴みます。しかし後半、先に歓喜に沸いたのは浦和でした。62分、柏木が今季初ゴールとなる直接FKを決めて試合は振り出しに戻ります。それでも、その直後には宇佐美のコーナーキックから三浦弦太が流したボールにアデミウソンが今季10ゴール目となるゴールを決めてすぐさま勝ち越しに成功!
スコアが2-1になってからは浦和も攻め手を掴み始めます。しかし浦和の攻撃もどこか精細と精度を欠いている中で、ガンバは76分にアデミウソンを下げてパトリック、86分に倉田を下げて福田湧矢を投入。すると88分、自陣から三浦弦太の超絶ロングフィードに抜け出した福田が自身のJリーグ初ゴールとなる追加点を決めて3-1!
その直後、一瞬の隙を突かれて浦和のファブリシオに決められて1点を返されたものの、その後はカウンターの応酬にもなったナショナルダービーらしい攻防戦を耐え切って3-2で勝利。苦しんだ今シーズンですが、最後は今季最初で最後の3連勝で締めました!
終盤は浦和に結構攻められる時間が増えましたが、途中まではかなり見事なゲームだったように思います。ここ数試合で抜群に機能していた井手口が欠場という事でどうなるか…とも思いましたが、倉田もちょうどいいタイミングで帰ってきてくれましたし。
とりあえず、色々苦しかったシーズンでしたが…なんやかんやで7位。上位だー♡とそんなウキウキしていられる訳ではありませんが、なんやかんやで賞金圏内です。とりあえずは笑って終われて良かった。
今シーズンのガンバの考察みたいなのは後日しっかりとブログを更新しますので、とりあえず今日のブログではこの辺で。
【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】
1位 横浜F・マリノス(70)
2位 FC東京(64)
3位 鹿島アントラーズ(63)
4位 川崎フロンターレ(60)
5位 セレッソ大阪(59)
6位 サンフレッチェ広島(55)
7位 ガンバ大阪(47)
8位 ヴィッセル神戸(47)
9位 大分トリニータ(47)
10位 北海道コンサドーレ札幌(46)
11位 ベガルタ仙台(41)
12位 清水エスパルス(39)
13位 名古屋グランパス(37)
14位 浦和レッズ(37)
15位 サガン鳥栖(36)
16位 湘南ベルマーレ(36)
17位 松本山雅FC(31)
18位 ジュビロ磐田(31)
注目の優勝争い直接対決では、後半途中にGK朴一圭が退場処分を受けるアクシデントもありながらも、ティーラトン、エリキ、遠藤渓太のゴールでマリノスが3-0でFC東京を下し、2004年以来15年ぶり、4回目の優勝を決めました。これでJリーグの通算優勝回数では、3回で並んでいた磐田、広島を抜いて単独2番目の多さになります。来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得したのはマリノス、FC東京、鹿島の3チーム。鹿島が天皇杯で優勝した場合は、4位の川崎にもACL出場権が与えられます。
中位は後半戦で勝点を伸ばしたガンバ、神戸が最終的には一桁順位でフィニッシュ。一時は優勝争いも狙える位置にいた大分は藤本憲明の退団もあってやや失速したものの、降格最有力候補と言われたにも関わらず9位でシーズンを終えた事は偉業とも言えるレベルでしょう。
残留争いは第33節の時点で松本、磐田の自動降格が決まっており、最終節ではJ1参入プレーオフ出場チームを決める戦いとなりましたが、清水が鳥栖との直接対決を制して自力で残留決定。鳥栖は敗れたものの、湘南が終了間際の失点で追いつかれた事で残留が決まり、湘南はJ1残留を賭けて明日行われる徳島ヴォルティスvsモンテディオ山形の勝者とのプレーオフに最後の望みを繋ぎます。
それを最初からやれと心の中で呟く…。
ではでは(´∀`)