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ヘイ、レフェリー…〜AFC U-23選手権グループB第3節 U-23日本代表vsU-23カタール代表 マッチレビュー〜

なんでか知らんけど今になってアル中カラカラの動画を片っ端から見てる。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューAFC U-23選手権タイ大会グループB第3節、U-23日本代表vsU-23カタール代表の一戦です。

 

 

 

開催国枠として東京オリンピック出場を決めている事を前提とした上で東京五輪予選ともなる本大会に参加した日本代表でしたが、その中途半端な状況とコンディション面もあるでしょうがサウジアラビア、シリア相手に共に1-2で敗れて2連敗。目指していた優勝はおろか、1試合を残してのグループステージ敗退が決まり、日本では森保一監督の解任論争まで飛び出しています。とりあえず森保監督云々は色々あるでしょうけれど、まずは何とか最後のカタール戦で意地を見せる必要があります。

両チームスタメンです。

 

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スターティングメンバーの面子は初戦のサウジアラビア戦に近い11人ですが、キャプテンマークを巻いた渡辺剛がシリア戦で負傷退場した影響もあり、ウイングバックで出場していた橋岡大樹を3バックの一角に、左サイドで出場していた相馬勇紀を右サイドにスライドして来ました。尚、3試合全てでスタメンに名を連ねる事になったのは大迫敬介、橋岡大樹、食野亮太郎の3名です。

 

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本日の会場はタイ、バンコクのラジャマンガラ・ナショナルスタジアムです。

現在はロシアW杯で日本代表を率いた西野朗監督が指揮を執るタイ代表がホームスタジアムとしている会場で、タイ、マレーシア、ベトナムインドネシアの4ヵ国開催となった2007年のアジアカップではタイvsイラクの開幕戦が行われました。

2016年にはロシアW杯アジア最終予選にて日本とタイがこのスタジアムで対戦。その時は原口元気と浅野琢磨のゴールで日本が2-0で勝利しており、現在はJリーグで活躍するチャナティップティーラトンもタイ代表として出場していました。

 

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前半から日本はポゼッションをベースに試合を組み立て、第2戦の数少ないポジティブな要素でもあったサイドからの攻撃を中心に組み立てようと試み、右サイドの相馬や左サイドの杉岡大暉に積極的にボールを入れて来ます。しかし3バックを組んで前半はセーフティーファーストに徹してきたカタール相手にシュートチャンスまでボールを持っていく事が出来ず、ボールは持てるけど…というよくある展開に。44分には相馬のパスに抜け出した田中駿汰が決定的なチャンスを迎えましたがゴールならず、逆に前半アディショナルタイムには田中碧がVARによりよくわからない判定で一発退場。日本に逆風が吹き続ける中、前半を0-0で終えます。

 

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後半、日本は田中碧が退場を喰らった事で旗手怜央を下げてボランチの齋藤未月を投入し、橋岡を右サイドバック、杉岡を左サイドバックに配置した4バックにシステムを変更します。基本的な流れは前半と同じながらも、膠着状態だった前半よりオープンになった試合は73分、小川航基がGKモハンメド・アル・バクリの意表を突くミドルシュートで10人の日本が1点先制!

 

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…しかし79分、途中出場のハリド・マジードと齋藤のペナルティエリア内での接触がファウルと判定されてしまい、いやせめてVAR確認しろよと言いたくなる判定ではありましたがPK献上。これをアブドゥラー・アル・アフラクに決められて同点。日本はその後、食野を下げて田川享介、相馬を下げて松本泰志を投入し、他会場でサウジアラビアがリードしたため此方も後が無くなって前がかりになって来たカタールにカウンターを仕掛けていくシーンを作りながらも最後に1点は取れず。一人少ない状態で日本は気迫を見せましたが1-1のドローに終わり、今大会は一勝も出来ずに大会を去る事になってしまいました。

 

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今日の試合に限って言うならばポジティブに見れるところは多かったというよりは、あのジャッジを前にすれば最早まともな戦評もしにくい気がします。2連敗で敗退が決まって尻に火がついた部分もあるのかもしれませんが、一人少なくなった上での後半の戦い方は良かったと思いますし、3試合トータルから良い大会で無かった事は間違いありませんが3戦目に限れば良い試合をしてくれたと思います。

 

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やっぱ3バックはもう…

ではでは(´∀`)