RK-3はきだめスタジオブログ

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2026も〜EAFF E-1選手権2022第3戦 日本代表vs韓国代表 マッチレビュー〜

PSG戦の観戦日記仕上げなきゃ

 

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どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューEAFF E-1選手権2022第3戦、日本代表vs韓国代表の一戦です!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」──このフレーズをW杯やアジアカップ、或いはW杯予選以外で唯一使えるフレーズがあるとすれば、それは日韓戦に他なりません。ましてや今日は、お互いにとってさほど結果を重要視はしていない大会とはいえ、それでもタイトルマッチ…優勝決定戦での日韓戦になる訳で。勝たなければならないのはどちらも同じ。引き分けでも優勝が決まる立場の韓国にしても、それは変わらないはずです。

そして今日の韓国戦は、9月の2試合は選考がテーマにはならない事を考えると、選考レースの為の試合としては最後の試合になります。韓国は日本ほど欧州組が多くなく、フルメンバーの代表チームと今大会のスカッドがそんなに離れている訳でもないので、いわば今日の彼らはW杯クラスの相手になる訳ですから、今日の韓国に通用する事はW杯メンバーに入る為の最低条件と言っても過言ではありません。これも一つの最終決戦の形。そんな90分が始まります。日本は勝ったらE-1優勝だよ!

両チームスタメンです。

 

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中国戦からは両SBの小池龍太と佐々木翔を除いた9名を変更。事前に森保一監督が公言していたように、今日のメンバーは初戦の香港戦横浜F・マリノス勢を中心としたスタメン構成となっており、香港戦からのメンバー変更も両SBとGKのみになっております。3試合で1人1試合ずつとなったGKには谷晃生が入っており、代表常連になりつつある谷ですが、試合出場は今日が初めてです。

韓国は香港戦のメンバーからパク・ジス、キム・ムンファン、キム・ジンギュの3人を残して8人先発を変更。韓国も日本と同様に、初戦のスタメンをベースにしたメンバー構成です。この日のスタメンでいえば、クォン・ギョンウォンがガンバ大阪の選手として唯一のJリーガー。キム・ジンスアルビレックス新潟、ナ・サンホはFC東京でのプレー経験を有しています。

 

本日の会場は愛知県豊田市豊田スタジアムです。

2001年に開場した名古屋グランパスのホームスタジアムで、近年はパナソニックスタジアム吹田と共に、埼玉スタジアム2002に次ぐ主な試合会場として定着しつつあるスタジアムです。今大会のような公式大会では、原則としてネーミングライツの使用を認めない「クリーンスタジアム規定」が定められていますが、地名としての豊田市を冠した当スタジアムを英語表記にすると「Toyota Stadium」になる為、これってネーミングライツっぽくね?というところで2019年のラグビーW杯の際はこれが問題視されて「City of Toyota Stadium」として開催した事も。今大会では「Toyota Stadium」として開催されます。

今回のカタールW杯はW杯直前の親善試合や国内合宿を組めない日程になっており、9月のアメリカ戦とエクアドル戦は欧州での開催予定ですので、カタールW杯に向けた日本国内での代表活動としてはこの韓国戦が最後。カタールW杯への度もいよいよクライマックスです。

 

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開始早々の町野修斗ミドルシュートに始まり、立ち上がりから攻勢に出たのは日本でした。常に高い位置からプレッシャーをかけてリズムを作り、2列目の飛び出しを上手く活かしながら韓国ゴールに対して度々襲い掛かります。シュートにまでは至らない時間が続いたものの、19分にはクォン・ギョンウォンから西村拓真と相馬勇紀の2人でボールを刈り取ると相馬がそのままドリブル突破。しかし狙い澄ましたシュートは惜しくもポスト直撃。

 

その後もコーナーキックの混戦から水沼宏太が決定的な場面を迎えるも、これもシュートはGKチョ・ヒョヌの正面に飛んでゴールならず。韓国も日本の裏を狙おうとややロングボール主体の攻撃で活路を見出そうとしますが、基本的に前半は常に日本のペースで動いていました。とはいえ、日本もそこでなかなか得点を取りきれないもどかしい展開となり、前半は0-0で終了。

 

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後半開始早々にも、左からのパスを町野が落として西村がいきなりチャンスを迎えるも、西村の右脚から放たれたシュートはGKチョ・ヒョヌが好反応で阻止。

しかしそんな中で49分、小池のパスを受けた藤田穣瑠チマがクロスを上げると、ファーサイドでDFを振り切ってフリーになっていた相馬がヘディングシュート!!これが決まって日本が待望の先制点!相馬は自らが所属するクラブのスタジアムで得点を挙げます。

 

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日本はその後もチャンスを立て続けに作ります。55分には水沼の鋭いクロスに対し相馬が今度はニアに飛び込みますが、先にチョ・ヒョヌにブロックされてシュートには至らず。直後の56分にはショートカウンター気味に攻め込むと、西村のパスを中盤から駆け上がってきた岩田智輝が豪快な攻撃参加からシュートに持ち込み、枠は捉えられなかったものの、試合のリズムは確かに日本に転がっていきます。

62分には水沼を下げて宮市亮を投入。そして63分、左サイドで獲得したコーナーキックを相馬が蹴ると、これに佐々木が叩きつけるようなヘディングシュートを決めて追加点!!更に72分には西村がワンタッチで右サイドを駆け上がった小池に浮き球のパスを送ると、小池がワンタッチで折り返したところに町野が詰めて3-0!!!

 

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その後は宮市の負傷交代というアクシデントもありましたが、78分には森島司と脇坂泰斗、終盤には橋本拳人と満田誠の投入で中盤を固めつつ、一度GK谷の好セーブに救われた場面以外は特に韓国に決定的な場面を作らせることもなく、安定したプレーを披露してタイムアップ。3-0で勝利し、見事に2013年大会以来となるE-1選手権制覇!!そして男女のW優勝としては史上初となりました!!

 

 

 

今日の試合に関しては、特に何かケチをつけるような試合内容では無かったと思います。前半から前線で効果的にプレッシャーを掛けて、狭いエリアでのテンポの良い崩しと広いエリアでのダイナミックな攻撃を上手く使い分けながら攻めれていて、前半はなかなか得点に繋がらなかったところで少しリズムを崩しかけた部分もありましたが、そこを自分達でもう一度立て直す事が出来た…と。そういう意味ではGKに阻まれましたけど、後半開始早々に西村がシュートまで持ち込んだシーンは、その後の展開に良い影響を与えたんじゃないでしょうか。

 

個々としても大会MVPに輝いた相馬はもちろん、水沼や藤田、町野といった選手達は、自分のストロングポイントであったり、何を評価されてここに立っているのかみたいな要素をピッチ上で反映させてくれていたと思います。特に町野なんかは、香港戦よりレベルの上がった韓国との試合で、2列目との融合で新たな評価ポイントを誇示していましたし。中国戦が終わった時にはどうなるかとも思いましたが、タイトルを取れた事も含めて、結果的には良かったと思えるところに着地出来たのではないでしょうか。

正直なところ、森保監督の中でカタールW杯メンバーはほとんど決まっていると思います。おそらく、森保監督の頭の中でこれからやる作業は26人を選ぶ事ではなく、30人くらいのリストから26人に絞る作業で、そう考えると、山根視来や谷口彰悟のような常連組以外で今回のメンバーからすべり込むのは至難の業です。ただ過去を振り返れば、例えば2017年のE-1で初代表となった伊東純也が、ロシアW杯が終わった最初の試合から代表に定着したように、今大会で活躍した選手は2026年W杯のメンバー争いのレースで一歩前に出ました。ある意味この試合は、2026年W杯への第一歩でもある訳で、ポテンシャルを感じさせる選手が多く出てきたのは十分にポジティブだったのではないでしょうか。

 

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

1位 日本(7)

2位 韓国(6)

3位 中国(3)

4位 香港(0)

 

 

EAFF E-1選手権2022

第1戦

日本6-0香港

中国0-3韓国

第2戦

韓国3-0香港

日本0-0中国

第3戦

中国1-0香港

日本3-0韓国

 

 

相馬くんのボテボテパフォーマンスすき

ではでは(´∀`)