琉球攻防戦〜明治安田生命J2リーグ第12節 FC琉球vs京都サンガFC マッチレビュー〜

ルヴァンB組とC組の争いエグいことなってるのね

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第12節、FC琉球vs京都サンガFCの一戦です。

 

 

 

さぁ!全J2注目の一戦がやって参りました!!

現在J1昇格率100%を誇る曹貴裁監督が就任したサンガはその行く末が注目されていましたが、序盤こそ少し粗さも見えていたものの、4月に入ってからは全勝8年ぶりの6連勝!順位を3位まで押し上げてきました。チームの状態はまさに絶好調。眠れるエース、宮吉拓実も好調を維持し、まさしくゾーンに入ったような状態です。

対する琉球は開幕5連勝でスタート。連勝が止まっても無敗が止まってもその紅茶は続いており、第11節の段階で9勝1分1敗と文字通りのロケットスタートを飾っており、J2そのものを新潟と琉球がツートップ状態に仕立てています。そこに唯一割り込める可能性があるのがサンガな訳ですよ。2位琉球vs3位サンガ、さぁ、開戦です!

両チームスタメンです。

 

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サンガは前節愛媛戦と全く同じ11人を先発で起用。4月以降の6連勝は1人2人ほどの変更はありつつも基本的にはこのメンバーがベースになっているので、曹監督の中で固まった部分はあるのでしょう。

サンガの曹監督、琉球樋口靖洋監督と、J1でも実績を残している名将同士の対決…という意味でも注目です。

 

 

本日の会場は沖縄県沖縄市、タピック県総ひやごんスタジアムです。

沖縄に行きたくなる季節になってきましたね。元々は1987年の第42回国民体育大会に向けたメインスタジアムとして建設。琉球Jリーグ参加を機に2014年から改修を行なったのが今のスタジアムです。ちなみに、2001年にはこの会場でサガン鳥栖が1試合だけホームゲームを開催した事があります(これが沖縄で最初のJリーグ公式戦)

ちなみにサンガは従来までは鹿児島でのキャンプが伝統でしたが、2018年からキャンプ地が沖縄に変更になっています。

 

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両チームとも立ち上がりから良い位置でのセットプレーの場面が多くなっていたように高い位置まで積極的に顔を出していきます。7分、サンガはヨルディ・バイスのロングパスにするするっと抜け出した武田将平がヘディングシュート。ネットを揺らしましたが、これはオフサイドによりノーゴール。20分にもピーター・ウタカが惜しいミドルシュートを放ちます。

 

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その後は琉球に攻め立てられるシーンも前半中頃にはあったものの、劣勢の数分間を耐えてからはほぼほぼずっとサンガのペース。全体的に高い位置取りでサイドを中心に攻撃の形を作っていって、実際にチャンスシーンも多く産まれはしましたが…先制点は生まれず。ただ、良い感触は残して前半を終えます。

 

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このまま先制点…といきたいところでしたが、後半は打って変わって琉球ペースの時間が長く続きました。風間宏矢のクロスを清水慎太郎が防いだシーンはGK若原智哉の好セーブもあって失点こそ回避はしましたが、琉球が守備の立ち位置を若干修正してきた事でサンガは縦パスが入りにくくなり、なかなか自分達のターンに回ってきません。

 

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65分にサンガは宮吉、荻原拓也を下げて三沢直人と長井一真を投入。一進一退の攻防戦は更に激しさを増し、両チームに決定機が生まれていきます。アディショナルタイム琉球は沼田圭悟のクロスを阿部拓馬が落としたところに再び清水が合わせますが、バイスが最後までプレッシャーをかけてシュートをミートさせません。逆にラストワンプレーにはクロスをキャッチした若原のスローイングを受けた飯田貴敬が持ち運ぶと、ウタカを経由してリターンで抜け出しますがDFにブロックされてゴールならず。枠内シュートは実に13を数えたサンガでしたが、注目の上位対決はスコアレスドローに終わっています。

 

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サンガが勝てば2位、2位防衛の座を賭けた直接対決という構図となった訳ですが、上位対決に相応しい攻防戦で両チーム死力を尽くしたというべき試合だったと思います。シュート数はサンガが圧倒しているように見えますが、試合展開的にはどちらにもチャンスはありましたしね。ただ、枠内シュートは13本を数えたので運がなかったといえば運がないし、勿体ないといえば勿体ないし……特に前半のうちに1点を取りたかったですね。後半は琉球にかなり対策されてしまったところがあるので。

ただ、最終的にはどちらに転んでもおかしくない試合ではあった以上は「勝てなかった事」と「負けなかった事」は両輪として成り立っていた試合だったとは思います。中立的な目で見ればすごくレベルの高い良い試合でした。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J2リーグ第12節

モンテディオ山形2-2ヴァンフォーレ甲府

大宮アルディージャ2-3アルビレックス新潟

ツエーゲン金沢2-3水戸ホーリーホック

ファジアーノ岡山1-2FC町田ゼルビア

レノファ山口FC0-1ジェフユナイテッド千葉

愛媛FC0-0ジュビロ磐田

V・ファーレン長崎1-2ブラウブリッツ秋田

東京ヴェルディ3-1ザスパクサツ群馬

松本山雅FC2-1SC相模原

栃木SC1-2ギラヴァンツ北九州

FC琉球0-0京都サンガFC

 

1位 アルビレックス新潟(32)

2位 FC琉球(29)

3位 京都サンガFC(26)

4位 ジュビロ磐田(22)

5位 FC町田ゼルビア(20)

6位 ヴァンフォーレ甲府(19)

7位 水戸ホーリーホック(18)

8位 ブラウブリッツ秋田(18)

9位 ツエーゲン金沢(17)

10位 松本山雅FC(16)

11位 ファジアーノ岡山(15)

12位 ジェフユナイテッド千葉(15)

13位 東京ヴェルディ(15)

14位 モンテディオ山形(14)

15位 V・ファーレン長崎(14)

16位 栃木SC(13)

17位 レノファ山口FC(12)

18位 ギラヴァンツ北九州(11)

19位 愛媛FC(10)

20位 ザスパクサツ群馬(10)

21位 SC相模原(10)

22位 大宮アルディージャ(9)

 

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今節の最注目はやはり2位琉球と3位京都の直接対決でしたが、上で書いたようにこの試合は両者にとって痛み分けとなるドローに終わりました。2位と3位の直接対決という事で1位と4位のチームはチャンスとも言うべき一日でしたが、1位新潟は大宮とのシーソーゲームを制して盤石の首位固め。一方、4位磐田は下位に沈む愛媛相手に23本のシュートを放ちながらもゴールが遠く、痛い引き分けとなりました。

下位争いは日替わりで中位と下位が入れ替わるカオス状態。5位から最下位までは勝点が1ずつの階段状態になっています。少し最近まで最下位にいてクラブが声明を出す事態になった松本は気が付けば10位まで順位を上げており、長崎や栃木辺りも激しい順位のアップダウンを繰り広げています。そんな中、新潟に2-3で敗れた昇格候補にも目されていた大宮が最下位に転落。J2では屈指の資金力と実績を持つクラブの低迷に不安が集まります。

 

 

スカパー今日そんな荒れてたのね

ではでは(´∀`)