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ペースに飲まれずに〜カタールW杯アジア最終予選第7節 日本代表vs中国代表 マッチレビュー〜

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色んな媒体を見てガンバのエンブレムが変わったことを実感する日々。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー2022FIFAワールドカップカタール大会アジア最終予選グループB第7節、日本代表vs中国代表の一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

2022年、ワールドカップイヤーです。…実際のカタールW杯は11月後半ですから、まだワールドカップイヤーという実感はあまり無いのが正直なところではありますが…。ともかく確かなのは、ここからは一つではなく全ての試合が「運命の一戦」だということ。「絶対に負けられない戦い」ではなく「絶対に勝たなければならない戦い」なのです。

最初の3試合での取りこぼしをなんとか回収し、内容は芳しくないながらもなんとか4勝2敗。一応自力でW杯出場を決められる2位という立ち位置にまでは戻ってきました。しかし3位オーストラリアとの勝点差は僅かに1。4位オマーンとの勝点差も5で、残り4試合と踏まえれば何があっても全然不思議では無い状況です。

今日の対戦相手となる中国は今まさに瀬戸際に追い込まれた状況ではありますが、日本は日本で吉田麻也、冨安健洋とレギュラーCBが2枚欠けているというまさしく緊急事態。それ以外にも欠場者がちらほらといる中で、日本はどういう戦いを見せるのか。中国、サウジアラビアと戦うホームでの2試合がその後に与える影響は尋常じゃありません。全てを決めると言っても過言では無い。さぁ2022年、約束の地、カタールへ!運命と因縁渦巻く2連戦です!

両チームスタメンです。

 

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オーストラリア戦から採用している4-1-2-3システムを採用。11月のベトナム戦オマーン戦を欠場した酒井宏樹久保建英、堂安律らが復帰した一方で、今日はレギュラーCBである吉田と冨安が負傷により欠場。CBには板倉滉と谷口彰悟が共に今予選で初出場となりました。吉田の欠場により、今日はキャプテンマークは遠藤航が巻きます。

今日敗れれば2位以内の可能性が消滅する中国はリー・ティエ監督を解任してリ・シャオペン監督が就任。今日の日本戦は完全にぶっつけ本番という形になっています。帰化選手が合流する際にオランダの空港でのトラブルもあった中国ですが、帰化選手としてはティアス・ブラウニングのみがスタメン。ベンチにはアランが入っており、アロイージオは出場停止となっています。

 

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本日の会場は埼玉県さいたま市埼玉スタジアム2002です。

当初は2021年のJリーグ閉幕から2022年の開幕までの間は大規模な芝の張り替え工事が行われる予定でしたが、パンデミックの影響で予選のスケジュール自体が後ろ倒しになった事、当初はインターナショナルウィークではなかった1月にホーム戦2試合が組み込まれた事もあってJFAが張り替え工事の延期を要請。それを埼玉県側が了承した事で圧倒的勝率を誇る埼スタ開催が可能となりました。近年膨らみ続けているJFAに対する不信感などと重なって、この決定にも大きな批判が渦巻きましたが…だからこそ、という側面でも勝利だけが求められます。

 

 

 

日本はバックラインからしっかりとビルドアップを心掛けながらの立ち上がりでしたが、中国はハイプレス+キック&ラッシュみたいな感じで、特に中央のエリアをカオスに持ち込んでやろうぜ的な形で日本に挑んできました。ただ、日本も中国のアップテンポ感をうまく3MFで絡め取り、7分には酒井のミドルシュートに反応した大迫勇也がシュート。これはチャン・リンペンにブロックされてゴールならず。

しかし13分、右サイドを抜け出した伊東純也のクロスがワン・シェンチャオのハンドを誘ってPKを獲得すると、これを大迫がゴール右に豪快に叩き込んで日本先制!

 

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基本的にその後の試合の流れは大きく変わりませんでした。多少中国が日本のビルドアップやテンポに慣れ始めた部分はあったにしても、日本は前半はほぼほぼハーフコートゲームを成立されるような形で前半が進んでいきます。中国のプレスとブロックの前に攻めあぐねる時間はやや増えたとは言っても、1点リードという状況も踏まえれば前半はなかなか安定した試合展開で終えました。

 

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後半も似たようなリズムで試合は進みます。57分、右サイドで伊東が南野拓実とのワンツーから抜け出して折り返すと、中央に飛び込んだ大迫のシュートは大きく枠の上に逸れてゴールならず。

早く追加点を取っておきたい流れで決定機を逃した直後に大迫と長友佑都を下げて前田大然と中山雄太を投入。するとその直後でした。61分、入ったばかりの中山が左サイドから絶妙なクロスを上げると飛び込んだ伊東が頭で合わせて2-0!!日本が今回の予選で初めて追加点を奪います。

 

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73分には久保建英を遠藤に下げて投入してシステムを4-2-3-1に変更。85分には堂安律と原口元気を投入し、久保と堂安は久し振りの代表復帰という形に。その後は中国にFK絡みで2度ほど危ないシーンを作られたりもしましたが、その2つ以外は特に中国にこれといったシーンを作らせる事なく試合終了。日本、勝負の2連戦の初戦で完勝を収めました!

 

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まぁ、何か言いたがる人は何か言うでしょうし、ケチを付ける人はケチを付けると思うんですけど。今日の試合に関しては別に特にケチを付けるような部分は無かったんじゃないかなとは思います。もちろん3点目が欲しかったとか欲はありますし、出た課題も当然あるのでサウジアラビア戦や更にその先に向けて修正が必要な部分があるのは確かです。解説の内田篤人氏や佐藤寿人氏も指摘した「得点後のまったり感」であったり。

ただ、試合全体で見ればチームとしてやるべきタスクは結果も内容もある程度満たしたと思いますし、別に悲観するような試合では無かったかな…と。どこまで意図的かはともかく、かなりハイプレッシャーで来た中国はバタバタしていた反面、そのバタバタしたテンポに日本も引きずり込む事で勝機を見出そうとしていた部分はあると思うんですよね。それを踏まえれば、それに対して日本は中国に巻き込まれる事なくしっかりとボールを繋いでしっかりとチャンスも作った。多少の消化不良はあったとしても、自分達で落ち着いて中国との実力差を見せる事は出来たのかな…という感じには見えました。

 

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とて、重要になるのは次の試合です。結局次が大一番になる。このグループには1試合の意味が違ってくるチームが2ついるので、次のサウジアラビア戦の結果次第ではラスト2試合に対するスタンスだって変わってくる訳ですから。なんとかここで、サウジに一泡吹かせたいところですね。

 

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バイト探しはindeed

ではでは(´∀`)