RK-3はきだめスタジオブログ

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カタルシス〜明治安田生命J1リーグ第1節(開幕戦) 京都サンガFCvs浦和レッズ マッチレビュー〜

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待ち焦がれていたこの日…

 

待ち焦が〜れ〜て〜い〜た〜

 

あなたを〜こうして〜Uh〜

 

(GLAY / SOUL LOVE)

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ開幕戦、京都サンガFCvs浦和レッズの一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

希望を見た2011年

掌からすり抜けた2012年

志半ばに倒れた2013年

崩れる音がした2014年

新たな危機に直面した2015年

意地を見た2016年

絶望の意味に触れた2017年

何かを悟った2018年

芽生えた希望が肌に散った2019年

新たな場所を得た2020年

遂に終止符を打った2021年

 

 

 

さぁ、J1に帰ってきました!!

 

 

 

 

新たな歴史、新たな冒険、新たな旅立ち…その全ては今日、ここから始まります。

2021年11月28日…それはサンガにとって暗黒時代からの解放を意味する日付となりました。

そして今日、2022年2月19日、ここから積年の想いをぶつける時です。

 

 

 

もう試合前にあれこれ書くようマッチプレビュー的な事はあえて書きませんが、思えば初勝利もJ1通算100勝の相手も浦和でした。

 

 

節目節目に何かとそばにいる名門との邂逅……バスからサンガスタジアムが見えた今、ワクワクとドキドキが止まりません。さぁ、SAdventure!!

両チームスタメンです。

 

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PSMの枚方戦では3バックで戦ったサンガでしたが、今日は昨年のシステムである4-1-2-3にシステムを戻してきました。新戦力ではGK上福元直人、CBのメンデスとアピアタウィア久、左WGの豊川雄太が先発出場。また、本来CBである麻田将吾は左SBとして先発です。尚、荻原拓也と金子大毅は浦和からのレンタルという立場なので、契約により今日の試合には出場出来ません。

新型コロナウィルス感染者が複数出たこともあってメンバー構成が心配された浦和は、川崎に快勝した富士フイルム杯からは先発を二人変更。岩尾憲に代わって中盤に入った安居海渡は大卒ルーキーながらいきなり先発です。富士フイルム杯では4-2-3-1システムでしたが、今日は江坂任をセンター、明本考浩を左WG、柴戸海をアンカーに配置した4-1-2-3システムを採用しました。

 

 

 

本日の会場は京都府亀岡市、サンガスタジアムby Kyoceraです。

前回のJ1と大きく違うところ…それは言うまでもなくスタジアムです。J1の皆さん、ようこそサンガスタジアムへ!!

オープン直後にコロナ禍が襲来したりと、国内屈指の素晴らしいスタジアムにも関わらず若干の間の悪さは否めなかった新たな本拠地ですが、今日ここに、シーズンの開幕とJ1という舞台が降り立ちます。

 

 

本日は現地観戦でございます。

スポーツ観戦日記はまた後日に!

 

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https://note.com/blueblack_gblue/n/n1c1159a012bc

 

開始10分の主導権というか、先制攻撃を仕掛けていったのはサンガでした。右のIHに入った武田将平とCFのピーター・ウタカを配球役にしながら武富孝介と白井康介が上手く抜け出し、最後は松田天馬や豊川が飛び込むような形でいくつかのチャンスを創出していきましたが、いずれも決定機というほどには至らず。そうこうしているうちに、やはり地力で勝ってくる浦和がペースを引き戻していきます。

 

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浦和がボールを持つようになってからはやあ や劣勢な時間は続いたものの、サンガもチームとしてズルズルラインを下げない事は意識しており、浦和もどちらかといえばミドルシュート中心に攻撃が目立っていた中で、それに対してサンガはボールを奪った際にはやはり武田、或いはウタカを起点としたロングカウンター気味の攻撃でファストブレイクを図っているような構図に。

 

 

 

試合は多くの時間がサンガの右サイド、浦和の左サイドで展開されていましたが、そんな状況でも松田と川﨑颯太が要所要所でスペースを埋める事でハイテンションな流れの中でもバランスを崩さない効果を生み出しながら、前半はなかなか互角にやり合う形の0-0で終えます。

 

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そして後半開始早々、カウンターから突破したウタカのチャンスが阻まれた直後でした。右サイドで川﨑が武田とのワンツーから抜け出して折り返すと、中央で待っていたのはピーター・ウタカ!!!!フリーで待ち構えた絶対的エースの冷静なシュートが決まり、沸きに沸き上がるサンガスタジアム!!!!12年待った瞬間が今ここに!!!!

 

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得点直後、明本の鋭いクロスにニアサイドで反応した江坂のシュートは何とか枠の外。その後、浦和は61分に小泉佳穂を投入すると、サンガも時を同じくして長井一真大前元紀を投入。その後は福岡慎平、荒木大吾、そして現役大学生でもある木村勇大を投入し、荒木を左SBとした5バックに変更しながら浦和の猛攻に対峙していきます。

 

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73分にはセットプレーがこぼれた流れから馬渡和彰のシュートがリフレクションして絶体絶命の場面を迎えましたが麻田が渾身のブロック。その後の江坂のヘッドもGK上福元ががっちり抑えてこの日最大の危機を阻止。79分にも明本のパスを受けた小泉のシュートを上福元が好セーブで防ぐと、サンガも浦和を牽制するようなカウンターを仕掛けて2点の気配を感じるシーンを作っていきました。

 

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……そしてアディショナルタイム浦和の猛攻を最後の最後まで何とか耐え切ったサンガ。思えば2010年、サンガのJ2生活の始まりは浦和に敗れて決まった降格から始まりました。その先にこの未来が待っていようとは……勝ったぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 

 

見事な勝利でした。

試合として優勢だったのは浦和ではあったと思うんですけど、その一方で浦和をサンガのハイテンション気味なペースに引き込めた…という側面はあったと思います。小泉投入以降は整理されたものの、前半の浦和は明確なトップ下を配置していなかった事もあって、中盤の3枚がみんなトップ下のエリアに入り込もうとしている感があったというか。サンガのカウンターというか、シンプルな攻撃が効きまくっていたのは浦和がポジショナルプレーをしようという前提の上でそのバランスがおかしくなっていたところにあると思っていて、富士フイルム杯でその辺りのバランスを全て調節していた岩尾は今日はいなかった訳で。対するサンガは川﨑と松田がめちゃくちゃ動き回る一方で、武田は意図的にそこを意識して動き過ぎないようにしていたようにも見えました。もちろん距離にしたらめちゃくちゃ動いているでしょうけど、川﨑や松田のように激しくチャレンジ&カバーを繰り返すというよりは、常に適切な位置取りを調節しているような。中盤を支配していたのは浦和でも、中盤を有効に使えていたのはサンガだったのではないでしょうか。

もう一つ言えば麻田の左SB起用も当たりだしたね。勿論、麻田の左SBは荻原が使えないという部分はあったにせよ、浦和の右サイドである酒井宏樹関根貴大はおそらく右サイドで攻撃を完結させてくる可能性が高いので、その点で対人で勝負できる麻田が守備で持ち味を発揮できていました。逆に浦和の左サイドは江坂や中盤など、センターとの出し入れも加味しながら攻めてくる傾向にあるのでそこは本職の白井に任せつつ、そこで攻防を繰り広げている時は麻田が絞って3バック的な形になる…その辺りの切り替えなんかは凄くシステマチックに出来ていたのではないでしょうか。

 

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何より価値ある一勝です。

昇格チームが躓く罠は大体「最初一勝が出来ない」というところが全てな部分が多い中で、開幕戦で、それも浦和から勝つ事が出来た…この意味は言うまでもなく大きいです。この試合に関してはマッチレビューとは別に一本ブログ書こうかなー…とも思っています。書きたい事はめちゃくちゃあるんですけど、いかんせん現地で堪能してしまったおかげで家に帰った今、微妙に感覚がホワホワしてしまってるので…。

そしてこの辺は観戦日記の方で書きますが…なんでしょう、こんな日が来ると思ってなかったし、人生で何度あるかわからないような感動を覚える試合でした。本当に良かった……。

 

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

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明治安田生命J1リーグ開幕戦

川崎フロンターレ1-0FC東京

横浜F・マリノス2-2セレッソ大阪

清水エスパルス1-1北海道コンサドーレ札幌

京都サンガFC1-0浦和レッズ

ガンバ大阪1-3鹿島アントラーズ

サンフレッチェ広島0-0サガン鳥栖

アビスパ福岡1-1ジュビロ磐田

湘南ベルマーレ0-2柏レイソル

名古屋グランパス2-0ヴィッセル神戸

 

 

金曜日にオープンニングマッチとして行われた川崎とFC東京多摩川クラシコは、アルベル監督の初陣となったFC東京も健闘しましたが…最後はレアンドロ・ダミアンのゴールで川崎が勝利。激闘を制して勝利しました。

残りの8試合は全て土曜日開催。オリジナル10かつお互いに新体制でシーズンを迎えた事でも注目されたG大阪と鹿島の試合は鹿島が3-1で勝利。昨季の上位対決でもある名古屋と神戸の試合は名古屋が2-0で完封勝利を収めています。昇格組である磐田は福岡に終了間際のゴールでドロー。そして京都は天皇杯王者の浦和から大金星を挙げました。

尚、鹿島と広島はそれぞれ外国人監督が来日できていない関係もあり、鹿島は岩政大樹コーチ、広島は迫井深也コーチが代行監督を務めています。

 

 

エキサイティングJで追いをキメる。

ではでは(´∀`)