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このブログは、第20節浦和戦と第21節福岡戦の間にブログを執筆しておりますので、情報にタイムラグがございます。つきましては、このブログを書いている私は福岡戦の結果を知りません!!更新されたブログを見た時、私たちは果たして笑顔なのか否か…。
【本編ここから】
Jリーグ 移籍 噂
良い選手欲しい模様
どーもこんばんは
さてさて、12年ぶりにJ1に返り咲いた京都サンガFCさん、まだまだ安全圏ではありませんが、それでも9位につけている現状は昇格1年目としては健闘していると言えるでしょう(繰り返しますが福岡戦前の時点です)。
そんな中で、やはり後半戦のターニングポイントにもなり得るのは夏の補強です。前回のガンバ大阪編でも書きましたが、この季節はどのチームも誰を獲るか、ないしは誰を放出するか…それに頭を悩ませる時期でございます。
という訳で、今回は京都サンガFCの夏の補強を、ポジション毎に補強優先度を考えながら補強プランを考察していこうじゃないかと思います。
…ただ今季のサンガの場合、曺貴裁監督のメンバー起用って、ピーター・ウタカなどの一部選手を除いて結構流動的で、結構…どのポジションに新戦力が必要か、どのポジション誰が放出候補なのか、みたいなところがちょっと読みにくいところがあるんですね。
なので今回は、現在のサンガの選手序列も改めて考えていきます。
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【GK】
レギュラー:上福元直人
ベンチ:若原智哉、マイケル・ウッド
第4GK:太田岳志
補強必要度:★☆☆☆☆
新加入の上福元が今季見せているパフォーマンスは圧巻そのもの。それこそこのブログは今、浦和戦の興奮覚めならぬ中で書いている訳ですからね。もう……ほんとしゅごい……。
で、上福元が凄すぎるので基本的に補強は必要はないとは思うんですけど……今季開幕前って、若原をJ1で育てたい気持ちと若原だけでJ1に挑むのは危険という両面があって、誰か獲るだろうなとはみんな思ってましたけど、移籍して早くに札幌に移籍した松原修平を含めて、まさか3人補強するとは思ってなかった訳ですよ。そう考えると、若原とウッドのどちらかがベンチ外になる現状ってどうなんだろう?って思う気持ちもあって。それこそ第15節横浜FM戦で若原が圧巻のパフォーマンスを見せたから余計に。それを考えると、若原をレンタルで外に出すのは選択肢としては考えられるかと思います。
【センターバック】
レギュラー:麻田将吾
レギュラー候補:アピアタウィア久
ベンチ:メンデス、長井一真、井上黎生人
補強必要度:★★★★☆
サンガにとって大きかったのは、J1初挑戦となる麻田が想像以上にJ1で戦える実力を示してくれたのは相当大きかったです。多分MVPで言えばウタカや上福元の方が挙がってくるんでしょうが、影のMVPと呼べるほどの活躍は十分にしてくれている…と。
サンガがまだ今一つ掴めていないのはその麻田の相方で、アピアタウィアは随所に好プレーを見せながらも安定はしておらず、それはメンデスや長井にも同じことが言えて。井上も最近は中盤起用がメインですし、サンガはオプションとして試合途中に3バックへのシフトと麻田の左SB起用も多い事を思うと、主力級をここに一人探すのは悪くないかなと。
【サイドバック】
レギュラー:白井康介(左右)、荻原拓也(左)
レギュラー候補:飯田貴敬(右)
ベンチ:麻田将吾(左)、本多勇喜(左)、荒木大吾(左)、長井一真(左右)
補強必要度:★★★☆☆
白井と荻原の今季の活躍は圧巻でした。荻原はゴールやアシストなど決定的な仕事を連発し、白井もその前後のチャンスメイクなどで大きく貢献。この2人の攻撃力はサンガにとってストロングポイントになっています。また、前半戦は曺監督の構想外なんじゃないか?とも言われた飯田もここに来て再び出場機会を掴んでいますし。
ただ、右SBに関してはちょっと層が不安な部分も。完全に荻原・白井・飯田の3人だけで左右を回していた去年よりはマシですし、飯田の復活で軽減され始めてはいますが、白井への負担は結構今年大きくかかっていたと思うんですね。それを踏まえると右SBは補強ポイントではあるかなと。左SBは、現時点では守備的な本多、攻撃的な荒木がいて、麻田も対応可能なので層に心配もなければ補強の必要も特にないでしょうが、レンタル中の立場である荻原が来年浦和に帰る可能性がある事を踏まえると、来季になってから即戦力を獲るか、今のうちに先行投資的な補強をするかのどちらかは考えるべきだとは思います。
【アンカー】
レギュラー:川﨑颯太
レギュラー候補:金子大毅
ベンチ:井上黎生人
補強必要度:★★☆☆☆
初のJ1挑戦となる川﨑は期待通りの活躍を見せてくれていますし、金子も試合毎の波は多少ありますが、基本的には効いたパフォーマンスを見せてくれています。ここに最近では井上がアンカーのポジションに入るようになったので、第17節鹿島戦で井上をアンカー、川﨑と金子をインサイドハーフに置いたように誰かを一列前に出す事も出来る。アンカー自体が一つしかないポジションなので、このポジションを補強するくらいならCBを獲って井上を完全にMFにした方がいいのかなと。
【インサイドハーフ】
レギュラー:武田将平、福岡慎平
レギュラー候補:武富孝介、金子大毅
ベンチ:中野桂太
負傷離脱中:松田天馬、三沢直人
補強必要度:★★☆☆☆
ちょっと神懸かり的な活躍を見せている上福元とウタカは別にすれば、今季のサンガのMVP選手って武田だと思ってるんですよね。福岡や松田がハードワーカー系の選手でなのに対して、武田は運動量を持ちながらも攻撃のスイッチ役・ハイスピードになりがちなサンガを良い意味で減速させる事も出来る選手なので、武田を軸にする事で福岡や松田、アンカーの川﨑らがガンガン行ける部分もあると思うんですよ。
序盤は出番が少なかった福岡も最近は良い働きを見せていますし、松田の怪我は気掛かりですが、武富もインサイドハーフでの適性を示してくれた。アンカーも含めてですけど、中盤の3枚には特に手を付ける必要は無いでしょう。
レギュラー候補:武富孝介(左右)、宮吉拓実(右)、山田楓喜(右)
ベンチ:荒木大吾(左)、豊川雄太(左右)、イスマイラ(右)、大前元紀(左)
カップ戦要員:マルティノス(左右)、田中和樹(左)、木村勇大(左)
負傷離脱中:松田天馬(左)、三沢直人(左)
新加入選手:佐藤響(左右)
補強必要度:★★☆☆☆
現時点で、このポジションの明確なレギュラーは松田のみで、それに次ぐのが武富と山田という序列関係でしょうか。松田と武富はインサイドハーフ起用になる試合も多いので、ウイングの選手起用は結構流動的になっている印象です。怪我から復帰した宮吉と豊川はどちらかと言えばスーパーサブ的な位置に落ち着き始めていて、逆に序盤で不振だった大前が最近では存在感を発揮。人数とバリエーションは豊富だと思います。大前がここに来て存在感を強めたように、マルティノス辺りももう一度信じる価値はあるやもしれませんし。
鳥栖から獲得した佐藤はこの位置での起用になりそうですし、補強の必要度というか、優先度は高くはないかなと。山田がこのままブレイクまで行ってくれれば、チームとしても右WGの決定打になってくるかもしれませんし。
レギュラー:ピーター・ウタカ
ベンチ:山﨑凌吾、イスマイラ、大前元紀
カップ戦要員:木村勇大
補強必要度:★★★☆☆
サンガがよく言われているのは「ウタカ依存」。正直なところ、ウタカ依存に関しては…少なくとも今季の間はもうどうしようもない、解決しようがないというのが素直な意見です。ウタカの恐ろしいところはトップ下でチャンスメイクの役割もこなせるところで、ウタカの代役は必要でもそんな簡単に手に入るなら苦労しない訳で、来季以降はともかく、後半戦の設計としてそこにメスを入れるのは諦めた方がいいのかもしれません。山﨑やイスマイラに奮起してもらわないとならない部分もありますし。それならば、即戦力獲得に越した事はないですが、来季を見据えたような補強でもいいのかなと。
ただウタカのフォローという意味では、第20節浦和戦の後半に試したトップ下に大前を置いた4-2-3-1の形は一つのヒントというか、一つのオプションにはなってくるのかもしれません。その意味ではFWというよりも大前のトップ下起用、ないしはトップ下の獲得でオプションを増やす事でウタカへの依存度制限を図るのは一手かもしれません。
いつぞやの散財ってえげつなかったね…。
ではでは(´∀`)