パトの息子さんはガンバのスクール。
どーもこんばんは
さてさて、本日は京都サンガFCにまつわる企画です。
昨季はギリギリでどうにかJ1残留を果たしたサンガは、J1定着に向けて複数の即戦力候補を獲得するなど、今オフも精力的に動きました。
その中で、おそらく最も知名度が高いと思われる選手がガンバ大阪から移籍してきたパトリック。
ガンバでインパクトの強すぎる活躍を長年に渡って続けて、ガンバ以外にも甲府や広島での活躍実績もある彼はいまやすっかりJリーグでお馴染みの名物FWの一人になっています。必ずや、サンガの新たな武器となってくれる事でしょう。
そこで今回は、過去にJリーグクラブからサンガに移籍してきたブラジル人アタッカーを5選手振り返っていきたいと思います。
意外にもサンガはブラジル人アタッカーは初来日の選手を獲得する事も多くて、シジクレイやメンデスのように守備の選手はちょこちょこいるんですけど、このパターン意外と少ないんですよね。過去に他のJクラブから獲得してきたブラジル人アタッカーにはどのような方がいらっしゃったのでしょうか。
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(2008.6〜2008.12)
ポジション:MF
生年月日:1981年1月13日
前所属チーム:清水エスパルス
【リーグ戦成績】
2008(6月から):16試合3得点
ガンバ大阪時代にはリーグ優勝とベストイレブンも経験したクラッキ。この頃のサンガは凄まじい大型補強を連発し、同時期にはガンバから水本裕貴を4億円で獲得したりするのだが、フェルナンジーニョに関してはそれまでサンガのエースだったパウリーニョが重傷により登録を抹消された事に伴う緊急補強の意味合いが強く、背番号もパウリーニョの10番をそのまま背負った。
主に3トップの一角として起用されたが、柳沢敦との相性は抜群に良く、同年の日本人得点王となった柳沢の14得点のうち、12得点はフェルナンジーニョ加入以降に生まれた得点だった。半年のみの在籍となったが、同年のサンガのJ1残留に大きく貢献している。
②ディエゴ
(2009〜2011.8)
ポジション:MF
生年月日:1984年3月22日
前所属チーム:東京ヴェルディ
【リーグ戦成績】
2009:33試合9得点
2010:33試合6得点
2011(8月まで):8試合0得点
2009年に東京Vから獲得。この時の移籍金として報じられた4億5千万円という金額はJクラブ間での移籍としては歴代最高額となっている(※2022年に札幌から川崎に移籍したチャナティップが歴代最高額を更新したとも言われているが、媒体によって差異が生じている)。
移籍金が恐ろしく高かっただけに減価償却出来たのかどうかで言えばなんとも言えない部分があるが、2009年と2010年はコンスタントに結果を出してくれていた選手ではあり、終了間際の得点も多く存在感は示していた。2010年には副キャプテンも務めている。2011年にはサンガとして初の外国籍キャプテンとなったが、大木武監督とは起用法でソリが合わず途中退団となった。
(2014.7〜2014.12)
ポジション:FW
生年月日:1987年12月30日
前所属チーム:徳島ヴォルティス
【リーグ戦成績】
2014(7月から):17試合5得点
今となってはすっかりJの名物助っ人だったが、そのブレイク前夜に半年だけサンガに在籍していた。
元々は徳島のJ1昇格に貢献したものの2014年は初めてのJ1の舞台で力を発揮できず、徳島がシーズン途中に複数の外国籍選手を獲得した煽りを受けてサンガに移籍。デビュー戦からゴールを挙げて幸先の良いスタートを切り、最終的に及第点の成績は残したが、徳島からのレンタル終了と共に退団となった。ドウグラスがブレイクを果たすのは翌年、徳島から再レンタルの形で広島でプレーをしたところからになる。
(2015〜2016)
ポジション:FW
生年月日:1989年1月9日
前所属チーム:ザスパクサツ群馬
【リーグ戦成績】
2015:15試合2得点
2016:32試合4得点
2014年に群馬で14得点を挙げて、一応J2では上位クラブと目されていたサンガにステップアップの形で移籍してきた。だが、1年目は大黒将志らが所属していた事もあり出場機会が少なく岐阜へのレンタル移籍が内定し、そのメディカルチェックの異常でそれも破談…後に肺塞栓症と診断されるなど困難な一年を過ごす。
それでも2016年には途中出場メインながら32試合に出場してサンガのプレーオフ進出に貢献。終盤は右MFとして先発機会も増え、C大阪と対戦したプレーオフ準決勝でも先発出場を果たした。
(2018.7〜2020)
ポジション:MF
生年月日:1994年9月26日
前所属チーム:FC大阪
【リーグ戦成績】
2018(7月から):16試合2得点
2019:20試合2得点
2020:13試合1得点
降格危機に陥った2018年途中に7選手を一気に補強したが、そのうちの一人がJFLで活躍していたジュニーニョだった。得点数自体は多くなかったが、小回りのプレーで大味なサッカーしか出来なくなってきた当時のサンガで良い潤滑油として貢献。2018年の残留における影の立役者と言える。
なお、この時の夏補強はパニックバイ的な要素を否定できなかったが、ジュニーニョの他にも庄司悦大、黒木恭平、金久保順と継続的にサンガに貢献してくれた選手も多かった。
ちなみに「残念そこはシジクレイ」は本人にバレてる
ではでは(´∀`)