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【夏のヒットホキョウ】京都サンガFC、歴代の夏のヒット補強独断と偏見のベスト5

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カトQ時代と2018以外、あんまり夏補強バキバキにやってる印象ないのよね

 

どーもこんばんは

 

さてさて、夏移籍の噂が騒々しくなる季節がやってきました。

 

「誰か獲れるかな」

「誰か出ていったらどうしよう」

「誰か獲れやコノヤロー」

「誰か出てったらブッ飛ばすぞ」

 

…展望と不安を語る語気も荒くなるこの季節。

という訳で当ブログでは未来を語り、未来を憂うより、潔く過去を語ろうと思っております。

 

題して

 

 

 

独断偏見による京都サンガFC夏のヒット補強ベスト5です。

 

 

 

…はい、タイトルのまんまです。

京都サンガの歴代の夏補強の中から、独断と偏見で「ヒットしたなぁ…」と思う選手をランキング形式で振り返っていきたいと思います。

なお、私自身がサッカーを見始めたのが2000年代中盤なので、基本的にそれ以降の選手からの選出となります。また、復帰選手は一律で除外しあくまで新規加入選手に限って、また、サンガって結構3〜4月辺りに補強したりしていましたが、それも除いています。

 

みなさん「どいつもこいつもYouTubeでもなんでも気軽にランキング形式にしやがって。飽きてんだよ。他に頭ねえのかよ」とお思いのことでしょう。ごめんなさい、この形式が一番作りやすいんです…。

 

Jリーグ30周年記念特集こちらから!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

【第5位】

アンドレ

2006年夏、CDナシオナルから加入

 

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ポジション:FW

生年月日:1978年12月14日

在籍歴:2006.6-2007

背番号:9

 

 

J2優勝の勢いそのままにほぼ補強せずに挑んで玉砕した2006年夏、前年のJ2優勝から前半戦に至るまでも主力だったアレモンとリカルドを放出するという大ナタを奮って獲得したのがアンドレとピニェイロでした。直前までポルトガルで14得点を挙げて同国リーグでの得点王争いに絡んでいただけに、文字通り救世主としての活躍が期待されていました。

非常に厳しい状況と化したチームでデビュー戦から得点を奪うと、その後は夏場の6試合のみで3得点を挙げるなど華々しくデビュー。その後は怪我の影響もあって欠場試合も多かったですが、J2に降格した翌シーズンも残留して31試合15得点というほぼ2試合に1点ペースで得点を重ねて昇格に貢献。サンガの2トップコンビといえばパウリーニョとアレモンの超破壊力コンビが印象的ですが、アンドレはアレモンほどの爆発力はない分ポストプレーに長けてパスセンスもあったので、パウリーニョとのコンビはまた違う味わいがありましたね。

 

【第4位】

水本裕貴

2008年夏、ガンバ大阪から加入

 

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ポジション:DF

生年月日:1985年9月12日

在籍歴:2008.6-2010

背番号:8(2008)→4(2009-2020)

 

 

サンガの水本獲得はJリーグ史でも結構上位に来るほどの衝撃的な移籍でしたね。この時のサンガは完全にカトQご乱心時代でした。

多分この水本の4億円って金額、報道等で数字が出ているものとしてはJクラブ間の日本人移籍として歴代最高額なんですよね。

 

 

果たして4億という大出費は適切だったのか、それに見合う活躍だったのかどうかはともかくとして、水本を獲得できた事でDFラインを編成するにあたっての悩みが大きく軽減されたのは間違いなくポイント。2008-2009の残留は水本の貢献は相当大きいです(まず1億だの2.8億だの4億だの4.5億だのの移籍成立させまくって残留争いしてんじゃねぇよとか言わないで。言い返せないから)

結果的に北京五輪日本代表のキャプテンをサンガから輩出したという実績が作れたのは良かったですね。

 

【第3位】

三上卓哉

2004年夏、浦和レッズから加入

 

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ポジション:DF

生年月日:1980年2月13日

在籍歴:2004.6-2007

背番号:35(2004)→13(2005)→6(2006)→13(2007)

 

 

浦和でプロデビューを果たしたものの、いかんせん浦和は三都主アレサンドロ平川忠亮という名手がひしめいてる訳で、そこでは出場機会を得られず、J2優勝候補本命と言われながら苦しい昇格戦線を戦っていたサンガに2004年6月に移籍。同時期に誕生した柱谷幸一監督率いるサンガでは絶対的な左SBとして君臨し、2004年の昇格は逃しましたが、翌2005年にはJ2昇格が決まった第37節水戸戦まで全試合にフル出場。独走優勝のキーパーソンとなりました。ただ2006年以降は怪我に苦しみ、2007年には夏場の連勝時に見事な活躍を見せるなどJ1昇格に貢献したものの安定稼働が厳しくなっていた事が惜しまれる…。

余談ですが、サンガ移籍の裏には柱谷幸一氏がサンガの監督に就任するにあたり、実弟で当時は浦和のコーチを務めていた柱谷哲二氏が「才能を開花させてほしい」と兄に三上を託す形になったという話があるそうで。

 

【第2位】

フェルナンジーニョ

2008年夏、清水エスパルスから加入

 

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ポジション:FW

生年月日:1981年1月13日

在籍歴:2008.6-2008.12

背番号:10

 

 

サンガの金庫がスーパーファイヤーしていた頃の夏補強選手ですね。フェルナンジーニョの直後に獲得したのが前述の水本であり、開幕前には佐藤勇人、翌シーズンにはイ・ジョンスやらディエゴを恐ろしい移籍金で獲得しまくっていました。

フェルナンジーニョと言えば2005年にガンバの優勝に大きく貢献した選手だっただけに、このタイミングでサンガに来た事にはなかなかのインパクトがありました。ちょうどパウリーニョが負傷による長期離脱で登録抹消となった為の補強でそのまま10番を背負い、3トップを採用するチームの左WGを担当。その個人能力はやはり当時のサンガでは別格で、独力で局面を打開できてしまうスキルを武器に残留に大きく貢献。特にCFに入っていた柳沢敦との連係はすこぶるよく、柳沢が2008年の日本人得点王となる14得点を挙げてベストイレブンにも選ばれた裏にはフェルナンジーニョの貢献は小さくなかったはず。

ただ、インパクトは強くサンガも2008年の貢献は評価しながらも、来季の戦力構想の中でフロントがヴェルディのディエゴ獲得に照準を絞った事でわずか半年の在籍となりました。

 

【第1位】

庄司悦大

2018年夏、ベガルタ仙台から加入

 

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ポジション:MF

生年月日:1989年9月14日

在籍歴:2018.7-2021

背番号:44(2018)→10(2019-2021)

 

 

個人的な印象として、一番救世主感が凄かったのが庄司だったんですよね。色々振り返ると。それだけ2018年のサンガの前半戦って深刻地獄でして。もうこれどないすんねん状態が布部体制からボスコ体制まで継続されていたんですよ。まあ、その辺りは当時の振り返りブログとか読んで欲しいんですけど。

 

 

庄司は元サンガ監督の大木武監督の下で岐阜で台頭し、2018年からJ1の仙台に移籍したものの出場機会を得られず。同じく仙台で出番を減らしていた金久保順とのW獲得となりました。びっくりするぐらい中盤でボールを持てない状況だったサンガは庄司をボランチに配置してからはボールが回るようになり、縦ポン中心が変わらなかったのは仕方なかったとは言え、フルタイムパワープレーだった状態に確実に幅を作れた事で浮上に繋がった部分はあります。

10番を背負った2019年・2020年はアンカーとして戦術のキーマンとして君臨。2021年に関しては、曺貴裁監督が負傷に加えて川﨑颯太のようなタイプをアンカーで起用するようになった事で出場機会が激減しましたが、終盤に途中出場で試合に絡むようになると…そんなに在籍期間長い訳じゃないのに、投入するだけでスタジアムの空気を変えるという芸当が出来る選手にまでなっていました。大好きなボランチです。

 

 

 

追々別パターンつくるかも。

 

 

パトリックとラフィーニャは最初はほんと半信半疑やったなぁ…。

ではでは(´∀`)