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【祝・川﨑颯太 日本代表】歴代の「所属・京都サンガFC」として日本代表に選ばれた選手を振り返る。

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代表戦を前にここまでソワソワしてるの多分藤春以来

 

どーもこんばんは

 

さてさて、日本代表に川﨑颯太が選ばれました。

 

 

いよいよ6月15日にエルサルバドル戦、6月20日にペルー戦です。

直近の新潟戦の怪我もあって直前にちょっと別メニューにもなっちゃったので実際に出られるかどうかはわかりませんが…なんとか、どうにか出てほしい。多分、サンガファンもみんな勝手に親戚ヅラしてこの試合を見守っている事でしょう。森保さんというか、この国でボランチという単語を定着させた名手にボランチとして評価されたっていうところがまた嬉しい。

 

 

 

そもそも、やっぱりサンガって12年間J2に居続けた訳ですよ。そもそも2002年以外J1で一桁順位とか取った事ないし、基本的には中小のクラブですよ。接する日本代表関係者なんて、基本的には元日本代表くらいなもので(もちろんそれはありがたい話だけど)、京都サンガFC所属】として日本代表に呼ばれたという事実がもう……ほんとに尊いんですね。しかもユース卒だし。だってスタメン発表の時に関野浩之さんに「背番ゴォ26ゥ!川﨑ーそおた!きょーとサンガFCィ」って言ってもらえるんですよ?なんというか、ジャイキリで椿が代表に入った時のような感覚を今サンガファンは実体験で味わっているというか。

という訳で今回は、京都サンガFC所属として過去に日本代表に招集された選手を振り返っていきたいと思います。頑張れ川﨑颯太!!森保さんお願い!!

 

Jリーグ30周年記念特集こちらから!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

三浦知良

 

サンガ在籍歴:1999.7-2000

代表選出年:2000年

 

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かの有名な「カズ、三浦カズ」以降、トルシエジャパンになってからも代表から遠ざかっていたが、1999年夏のサンガ移籍後、2000年に入るとその経験値を買われる形で代表に復帰。2000年の上半期は合宿を含めてコンスタントに招集されていた。2月のマカオ遠征では中山雅史との2トップも復活。半年の程の代表復帰だったが、その間にサンガ所属選手として2得点を挙げている。

なお、2000年のサンガは降格の憂き目こそ見たが、カズ個人としてはここ数年の不振を乗り越えて17得点を記録。これはサンガの選手がJ1で1シーズンに挙げた得点として最高記録である。

 

 

望月重良

 

サンガ在籍歴:2000.8-2000.12

代表選出年:2000年

 

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名古屋で主力を張っていたが、監督との確執もあって同じ問題を抱えていた平野孝も共に2000年途中にサンガ入団。その時点でトルシエジャパンにコンスタントに招集されていた事もあって、サンガ所属選手として2000年のアジアカップに出場した。

同大会ではリザーブメンバーが主だっていたが、決勝では稲本潤一が出場停止だった事で先発出場。1-0で勝利して優勝を決めた試合のその「1」は所属:京都パープルサンガの望月によりもたらされた。半年のみの在籍だったが、サンガにとっての記録上の大きな足跡を残していった。

 

 

 

黒部光昭

 

サンガ在籍歴:2000-2004

代表選出年:2003-2004年

 

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サンガ史上最高のFWに数えられる一人。

2001年にJ2で30得点。2002年にはJ1で13得点を挙げ、サンガも5位に躍進して天皇杯優勝。松井大輔パク・チソンとの強力3トップでブレイクすると、ジーコ率いる日本代表に2003年から招集された。

2003年中はコンスタントに招集されていたが、チームがJ2に降格した2004年以降は自身も低調になると共に玉田圭司が台頭し、そこからは徐々に代表からは遠のくように。2005年にはC大阪に移籍したが、一時は代表に定着しかけていただけにこの移籍には代表復帰への思いがあったそう。

 

 

 

松井大輔

 

サンガ在籍歴:2000-2004.9

代表選出年:2003-2004年

 

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サンガで育った選手として最も日本代表で活躍したのは言うまでもなく松井。日本代表に定着し、代表に定着した時期自体は海外移籍後だが、サンガに在籍していた2003年の時点で招集はコンスタントに受けていた。サンガ所属時代はまだ代表で目立った活躍こそ出来なかったが、2003年コンフェデ杯にはサンガ所属選手として招集されており、出場機会はなかったが2003年5月の韓国戦では中村俊輔が不在だったため一時的に10番を背負ってスタンバイしていた。フル代表ではないが、アテネ五輪もサンガ所属で出場している。

なお、黒部と松井のサンガ所属時の代表招集時期は大体同じにも関わらず、2人同時に招集された事はない。

 

 

 

手島和希

 

サンガ在籍歴:1999-2005,2006.4-2009

代表選出年:2003年

 

黄金世代のレギュラーとして台頭。前述の黒部や松井と同様、2002年の躍進を買われる形で2003年に招集された。本来のCBではなくジーコとしては右SBでの招集だったとの事。

ただし、当時は山田暢久がいた事や後に加地亮が台頭した事、そして手島自身が怪我に苦しむキャリアを過ごした事で、数回招集されたが最終的に試合出場はならなかった。

 

水本裕貴

 

サンガ在籍歴:2008.6-2010

代表選出年:2008-2009

 

2008年に現役代表として加入したG大阪から4億円の移籍金で加入。その後、岡田武史監督率いる日本代表のW杯予選に数回エントリーされた。

ただし水本自体にA代表キャップはついているが、サンガ所属時代は招集のみで試合出場はしていない。

 

 

 

久保裕也

 

サンガ在籍歴:2011-2013.6

代表選出年:2012年

 

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サンガユース出身者として初の代表選出だったのでサンガファンはもちろん歓喜に沸いたし、現役高校生としては市川大祐以来史上2人目、更に天皇杯での大活躍から一躍時の人と化していた為、選手紹介時に大歓声が上がるほどの注目度の高さはあった。

ただし、当時のザッケローニ監督は同じく初招集を受けた柴崎岳らと共に出場させる予定はなく、あくまで若いうちから代表に空気に触れさせたい意図が強かった事から出場はならず。久保が一時的に代表レギュラーとなったのは海外移籍後のハリルジャパンだった。

 

 

おまけ

パク・チソン

 

サンガ在籍歴:2000-2002

代表選出年:2000-2002年

 

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現時点でサンガ所属選手としてFIFAワールドカップ本線に唯一出場したのが韓国代表のパク・チソンである。

韓国は2002年日韓W杯でベスト4まで進んだが、パク・チソンはレギュラーとして躍進のキーパーソンとなった。サンガ所属選手としてポルトガルから決勝点取ったのって今考えたらロマンあるなぁ……。

 

 

頼む森保…さん!!

ではでは(´∀`)