本日は2023年11月16日。
今日は何の日。
……W杯予選開幕?
日本vsミャンマー?
違うわ!!
…そう、年末音楽特番ラッシュの始まりを告げるベストヒット歌謡祭が放送されます!!
今年も多種多様なアーティストやらアイドルの方がご出演なさります。
ちょっと検索結果だけは血迷っているようにも見えますが。
大体年末の音楽特番は日本テレビ系列のベストヒット歌謡祭を皮切りに各局で週毎に放送されていくので、今年ももうそんな季節かと音楽番組を通じて感じる季節の始まりを告げる宮根政治とウエンツですね。
という訳で本日のブログは日本代表戦ではなくベストヒット歌謡祭に因んだ価格をお届けします。題して【ベストヒット補強祭 2023】でございます。
……はい、ごめんなさい。
完全に出オチです。このタイトルを言いたかっただけです。しかし言ったからにはちゃんとブログ書きます。
という訳で、今回は2023年のJ1リーグで結局どれが最も当たった移籍だったんだろう?ベストヒット補強は誰だったんだろう?というところを考えてみて、ポジション別に個人的なランキングを付けてみようと思います。どうだ、タイトル出オチの割にはちゃんと真面目っぽいブログだろ。ベストヒット歌謡祭も一応昔は賞レースでしたし。
基本的にはJリーグの登録に基づいた【GK】【DF】【MF】【FW】から5人ずつを選出しますが、GKは対象となり得る選手が少なかったので3人を選出。逆に今年はボランチの移籍選手がめちゃくちゃ多かったので、MFとFWに関しては当ブログの判断で【ボランチ】【攻撃的MF/WG】【FW】の3部門に分けてベスト5を選出していきます。ノミネートの対象となる選手は「2023年シーズンに新加入したJ1クラブの選手」ですので、外国籍選手やシーズン途中での獲得選手、レンタルでの獲得選手も含みます。ただしルーキーとしての新加入選手やレンタルから復帰した選手は含みません。J2/J3まで行くと…ごめんなさい、全体的な把握が出来ていないので今回は除外です…!
此方もちょびちょび抜けているところもあるかもしれないので、基本的には独断と偏見の上での選考という事を前提にお読みいただければ幸いです。
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【GK】
一森はマリノスにとって特大のヒットでしたね。開幕当初はガンバで東口順昭と谷晃生がいた事で第3GKとなっていた一森と、高丘陽平が突然退団した事によりマリノスの特殊なサッカーに対応できるGKが急務となっていたマリノスの利害関係が一致する形で電撃的にレンタルでの移籍が決定。去年最終節でJ1残留を決めたチームの控えGKが出場機会を求めて前年度優勝チームに行くという訳のわからん状況が生まれました。マスカット監督が直々に一森獲得を熱望していただけあって通年で守護神として優勝争いのキーマンの一人に。特に首位攻防戦となった第20節名古屋戦でのエウベルへのアシストは語り継がれるようなプレーの一つでしょう。
余談ですけど、高丘の退団が決まった時にちょっとTwitterで書いてたんですよね、これ…。
正直、マジで高丘が移籍したら実力とスタイルとガンバのGK事情的に一森がぶっこ抜かれる可能性あるんじゃないかってのは少し危惧してる。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2023年1月22日
逆にスタイル的な相性が良さそうな加藤が拾われる可能性もある。
2位は湘南のソン・ボムグン。一森と共通するポイントはマリノスも湘南も正GKが退団した事による対応を迫られたというところで、湘南も谷がガンバに復帰するにあたりしっかりと後任の実力者を用意してきたのはお見事でした。彼で拾った勝点も相当多いでしょうし、カタールW杯韓国代表にも選出されていただけあって純粋に個の力を感じるGKでしたね。
3位のヤン・ハンビンに関しては、そもそも後釜候補とは言えどもキム・ジンヒョンが君臨する中で第2GKに外国人GKを置くべきなのか?という部分の疑問は多少ありましたが、キム・ジンヒョンの負傷離脱で出場機会を得た際のパフォーマンスは文句無しに素晴らしく、特に第21節浦和戦では圧倒的成功率を誇るショルツのPKをセーブするなど上位進出に貢献しています。
【DF】
1位 マリウス・ホイブラーテン(ボデ・グリムト→浦和レッズ)
3位 キム・ミンテ(鹿島アントラーズ→湘南ベルマーレ)※夏移籍
1位はやはりホイブラーテンでしょう。今季の浦和なんといってもとにかく堅いチームでした。その象徴的な存在がショルツとのデンマーク・ノルウェーの外国人CBコンビで、彼らはJリーグ史上に残るCBコンビと言っても過言ではないと思います。これを書いているのは第32節終了時点なので、残り2試合を無失点で終えれば2008年の大分と並んでシーズン最小失点記録タイという事ですが、レコードを打ち立てられるだけの守備を構築するにあたってまさしく最後のピースでした。
2位の本多は言ってしまえば彼は去年をもって京都を契約満了で退団した選手で、それもサンガファンの視点からしても…惜しみつつも不可解な契約満了とは言えなかった立場の選手でした。それがここからこんな逆転劇があるとは。本多のパフォーマンスもさる事ながら、そこをピンポイントで引き当てた神戸も見事だったなと。3位のキム・ミンテも鹿島で出られない中で途中から湘南に加入。しかし湘南はキム・ミンテの加入から守備が劇的に改善された訳で、一人の選手が与えた影響という意味でもキム・ミンテのヒット感は凄かったなと。
4位の植田はフランスからの鹿島復帰一年目で、今年から同じく復帰した昌子源がやや期待外れに終わった中でも植田のパフォーマンスは素晴らしいものがありました。5位の半田もチームはシーズンの多くの期間で苦しい状況を強いられる中でのパフォーマンスには実に目を見張るものがありましたし、それだけに夏場の負傷離脱が惜しまれるところです。
【ボランチ】
1位 齊藤未月(湘南ベルマーレ→ヴィッセル神戸)※レンタル ※前所属クラブはガンバ大阪
補強のピンズド感で言えば今季の神戸に於ける齊藤の獲得は本当に大きかったと思います。今季からインテンシティーの高さを強調したスタイルに転換するにあたって齊藤という選手のクオリティーは説得力がありましたし、同時に近年の神戸の中盤といえば、やっぱり山口蛍の負担増は深刻だった中で、山口蛍の負担を軽減する意味でも大きな補強でした。第24節柏戦での重傷は悔やまれますが、今季の神戸に於けるキーマンだった事は明白でしょう。
香川については、正直……香川の復帰が決まった時、コンディションは良くないでしょうし、出れば活躍するだろうけどフル稼働は難しいだろうなー…と思っていました。それこそトップ下を清武弘嗣と併用するような起用法とか。しかし蓋を開けてみるとフル稼働。香川が今年、リンクマンとしてここまで欠かせないというか…なんなら酷使レベルにフル稼働するとは予想外でした。全体的に大型補強が概ね当たった今季のセレッソですが、それでも香川抜きには成立し得なかったチームでしょう。
3位のネタラヴィと4位の河原はチームがやろうとするスタイルと補強、そしてそのクオリティがピンズド補強でした。ネタラヴィは交渉が難航して合流が遅れて自身にとっても初の海外挑戦だった事への不安感こそありましたが、実際にアンカーの位置に入るとさすがチャンピオンズリーガー、圧巻としか言いようがないパフォーマンスを見せてくれました。河原はなんというか…色んな意味での期待通り感というか、期待度・プレースタイル・鳥栖というチームを踏まえた納得感がすごかったですね。そうだよね、そうなるよね、みたいな。河原が鳥栖を選択したのもそういう部分ゆえでしょうし。佐野も町田から鹿島にステップアップを果たし、初のJ1生活を過ごす中で尻上がりに調子を上げていったところもポイント。今年のうちに日本代表選出も果たした訳で、大成功のステップアップと言う他ないでしょう。
ここに井手口陽介(セルティック→福岡)や小泉慶(鳥栖→FC東京)もいた事を思うと、今年のボランチ市場はなかなか凄かったですね。井出遥也(東京V→神戸)も起用位置的にはこっちの方が近いですし。
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身内が番組観覧応募してた
ではでは(´∀`)