G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

J1補強途中診断2024〜Part2 東京V、町田、川崎F、横浜FM、湘南〜

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20240104111537j:image

 

今何時!

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2024年シーズンに向けた補強の動きはますます活発化しております。泣き、笑い、各チームに色々な事情と状況がある事でしょう。

 

 

 

という訳で今回は2024年シーズンJ1リーグ、補強途中診断と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全4回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。

※情報は全て2024年1月3日時点のものです。

 

 

第1回→札幌鹿島浦和FC東京

第2回→東京V町田川崎F横浜FM湘南

第3回→新潟磐田名古屋京都G大阪

第4回→C大阪神戸広島福岡鳥栖

 

 

アジアカップ2023観戦ガイドを作成しました!コンテンツは随時更新しておりますので、是非ご活用くださいませ!

 

2023年のJリーグを振り返る記事も色々更新しています。それらの記事はこちらにまとめておりますので是非!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

東京ヴェルディ

 

監督:城福浩(3年目)

本拠地:味の素スタジアム(東京都調布市),国立競技場(東京都新宿区)

 

 

【昨季の成績】

J2リーグ:2位(勝点75:21勝12分9敗)

天皇杯:3回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF 袴田裕太郎←大宮

MF 見木友哉←千葉

MF 山田楓喜←京都(レンタル)

FW 山見大登←G大阪(レンタル)

FW 木村勇大←京都(レンタル)

 

退団

DF 加藤蓮→横浜FM

MF 小池純輝→未定

MF 中原輝→鳥栖

MF 北島祐二→福岡(復帰)

MF 梶川諒太→藤枝

 

クラブ規模を考えた時、ヴェルディが移籍市場で出来る事、やれる事はどうしても限定されてきます。その上での今オフの動きとしては宮原和也や森田晃樹の慰留にも成功しましたし、懸念された流出もレンタル組を除けば加藤くらいに抑えた。鹿島からレンタル中の染野唯月と林尚輝もレンタル延長に成功しましたし。

昇格組、特に初昇格やヴェルディのように久々にJ1に上がるチームが低迷に陥る時って、大体「守れない」よりも「点が取れない」の要素の方が大きいと思うんですよね。その点ではレンタルに頼らざるを得ない部分もあったとは言え多彩なアタッカーを獲得した上で、注目度も高かったいわきFCの2人(DF 河村匠,MF永井颯太)、そして長らくJ2の最注目選手の1人だった見木を獲得出来た。これは最善を尽くせた結果でしょう。

 

 

 

FC町田ゼルビア

 

監督:黒田剛(2年目)

本拠地:町田GIONスタジアム(東京都町田市)

 

 

【昨季の成績】

J2リーグ:優勝(勝点87:26勝9分7敗)

天皇杯:4回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF 望月ヘンリー海輝←国士舘大学

DF 青木義孝←青森(復帰)

DF 昌子源←鹿島

FW 芦部晃生←関東学院大学

FW 藤本一輝←大分

 

退団

GK ストイシッチ→未定

DF 太田宏介→引退

FW 髙澤優也→群馬

 

町田としてはチームとして当初描いていたような理想的な補強動向を過ごせている訳ではないと思います。報道通りに事が進んでいれば、少なくとも町田は既にGKは2人に断られている可能性もありますし、これからそういう補強があるかもしれませんが、町田の理想はもう2〜3人は即戦力クラスを獲りたかったようには見えます。彼らが注ぎ込めるリソースを踏まえても。

ただ、それはあくまで町田はもっと撮りたかっただろうな…という話であって、昨オフに代表補強した事、現在報道されているGKポープ・ウィリアムを除けば主力の流出もほぼない上で、個人昇格候補とする声も多かった藤本と経験豊富な昌子を上積み出来た事はプラス。特に現状の町田のようなチームの"1年目"にとって、昌子は仮にプレー面では多くのものを出せなかったとしても価値があると思いますし。

 

 

 

川崎フロンターレ

 

監督:鬼木達(8年目)

本拠地:等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:8位(勝点50:14勝8分12敗)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:優勝

ACL:グループステージ首位通過(現在進行中)

 

【主な移籍情報】

入団

DF 三浦颯太←甲府

MF 山内日向汰←横浜桐蔭大学

MF 山本悠樹←G大阪

FW 神田奏真←静岡学園高校

FW 宮城天←山形(復帰)

 

退団

DF 松長根悠仁→福島(レンタル)

MF ジョアン・シミッチ→未定

MF 永長鷹虎→群馬(レンタル)

MF 名願斗哉→仙台(レンタル)

FW レアンドロ・ダミアン→未定

 

年内の動きは川崎にとって相当ポジティブだったと思います。シミッチとダミアンの退団こそあれども、今冬の注目銘柄と目され代表デビューも果たした三浦の獲得、更にG大阪で既にキーマン扱いを受けていた山本を引き抜いた事は今回の移籍市場でも特に大きな動きの一つでしょう。そこまでは理想的だったように思います。

ただ、その2人を確保した後に宮代大聖、山村和也登里享平に退団報道が出た事は大きな不安要素。昨季から川崎は決して層が厚いチームではなくなっていただけに、この辺りが全員抜かれると、そのタイミングでシミッチやダミアンを切ったことが響いてくる可能性もある。山村のところは獲得濃厚とされる丸山祐市が来るでしょうが、ここに来て川崎の動向はやや難局を迎えた感はありますね。獲った選手だけで言えば万々歳なだけに…。

 

 

 

横浜F・マリノス

 

監督:ハリー・キューウェル(新任)

前監督:ケヴィン・マスカット(3年目)

本拠地:日産スタジアム,ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:2位(勝点64:19勝7分8敗)

ルヴァン杯:ベスト4

天皇杯:3回戦敗退

ACL:グループステージ首位通過(現在進行中)

富士フイルム杯:優勝

 

【主な移籍情報】

入団

GK 寺門陸←山口(復帰)

DF 加藤蓮←東京V

DF 渡邊泰基←新潟

MF 植田啓太←栃木(復帰)

MF 天野純全北現代(復帰)

 

退団

GK オビ・パウエルオビンナ→神戸

GK 一森純→G大阪(復帰)

 

一森を買い取れなかった件のインパクトが強い為か、若干悲観的な感覚もあるマリノス。あくまで現時点に限れば、現時点のまま開幕を迎えられれば…昨年と一昨年は主力の退団が多発した事を思うと、今季は一森は返す事を前提とすれば昨季多くの試合に出場した選手の退団は今のところゼロではあるんですよね。その上で将来性のある選手も層が薄くなっていたDFに加えられましたし。

ただ、ポープ・ウィリアム獲得の可能性が報じられているとはいえGK事情にはまだ不安がありますし、エウベルなど複数の選手の去就も現時点ではっきりしていない。悲観的な見方も楽観的な見方もいずれも出来る状況ではありますが、現時点で良し悪しの判断がつきにくい状況になっている事は確かです。

 

 

 

湘南ベルマーレ

 

監督:山口智(4年目)

本拠地:レモンガススタジアム平塚(神奈川県平塚市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:15位(勝点34:8勝10分16敗)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:ベスト8

 

【主な移籍情報】

入団

GK 真田幸太←三重(復帰)

DF 髙橋直也←関西大学

MF 鈴木雄斗←磐田

FW 石井久継←湘南U-18

FW 根本凌←栃木(復帰)

 

退団

DF 石原広教→浦和

DF 山本脩斗→引退

MF 中野嘉大→横浜FC(レンタル)

FW タリク→未定

FW 若月大和→山口

 

キム・ミンテや奥野耕平を完全移籍に切り替え、逆にレンタルで外に出していた永木亮太や平松昇をそのまま送り出すなど、まずは自分達の手中の範囲から…みたいな意識が強かったように映ります。その意味でもキムミンテと奥野をしっかり完全移籍に切り替えた事は一つポジティブな動きでした。

ただ湘南にとっては現在、大橋祐紀の去就がハッキリしていないのは相当気掛かりなところ。いかんせん争奪戦報道が出た後はあまりに続報がないので、移籍に傾いているのか残留に傾いているのかもハッキリしていない。流出を石原一人に抑えるか、石原と大橋の流出になるかは大きな差ですし、ましてや契約満了とはいえ、タリクと大橋が両方抜けるのはなかなかしんどいかなと……。

 

Part3(新潟,磐田,名古屋,京都,G大阪)こちらから。

 

 

ホテルニュー淡路

ではでは(´∀`)