11月30日〜12月1日に行われるJ1第37節において、来季に関わる順位が確定する一部チームのJ1優勝争い、ACL出場権争い、J1残留争いの確定・消滅条件をまとめていきます。試合観戦の際に、是非ご参考にして頂けたら幸いです。
◯=勝利
△=引き分け
●=敗北
【11月23日時点の順位表】
1位 ヴィッセル神戸(68)
2位 サンフレッチェ広島(65)
3位 FC町田ゼルビア(63)
4位 ガンバ大阪(60)
5位 鹿島アントラーズ(59)
6位 東京ヴェルディ(55)
7位 セレッソ大阪(52)
8位 FC東京(51)
9位 横浜F・マリノス(49)
10位 浦和レッズ(47)
11位 名古屋グランパス(47)
12位 アビスパ福岡(47)
13位 川崎フロンターレ(46)
14位 京都サンガFC(46)
15位 湘南ベルマーレ(45)
16位 アルビレックス新潟(41)
17位 柏レイソル(40)
18位 ジュビロ磐田(35)
19位 北海道コンサドーレ札幌(34)
20位 サガン鳥栖(29)
【2024明治安田J1リーグ第37節】
《11月30日》
14:00 柏レイソル(17位)vsヴィッセル神戸(1位)@三協フロンテア柏スタジアム
14:00 東京ヴェルディ(6位)vs川崎フロンターレ(13位)@味の素スタジアム
14:00 FC町田ゼルビア(3位)vs京都サンガFC(14位)@町田GIONスタジアム
14:00 湘南ベルマーレ(15位)vs横浜F・マリノス(9位)@レモンガススタジアム平塚
14:00 アルビレックス新潟(16位)vsガンバ大阪(4位)@デンカビッグスワンスタジアム
14:00 ジュビロ磐田(18位)vsFC東京(8位)@ヤマハスタジアム
14:00 名古屋グランパス(11位)vsサガン鳥栖(20位)@岐阜メモリアルセンター長良川競技場
14:00 セレッソ大阪(7位)vs鹿島アントラーズ(5位)@ヨドコウ桜スタジアム
14:00 アビスパ福岡(12位)vs浦和レッズ(10位)@ベスト電器スタジアム
《12月1日》
14:00 サンフレッチェ広島(2位)vs北海道コンサドーレ札幌(19位)@エディオンピースウィング広島
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↓
①J1優勝争い
第36節終了時点で優勝の可能性を残しているのは1位神戸、2位広島、3位町田の3チーム。4位G大阪以下のチームは第36節の時点で優勝の可能性が消滅している。
今節では1位神戸に優勝決定の可能性がある。ただし、神戸の優勝決定は2位広島の結果にもよる為、11月30日に試合が行われる神戸は12月1日に試合が行われる広島の結果を待つ必要があり、いずれにしても優勝決定は試合翌日まで待たなければならない。
ヴィッセル神戸(1位)
vs柏レイソル(A)30日14:00@三協フロンテア柏スタジアム
勝利した場合→広島が△以下で優勝決定。広島が○の場合、優勝確定は最終節に持ち越される。
引き分けた場合→広島が●かつ町田が△以下で優勝決定。広島が△以上か町田が○の場合、優勝確定は最終節に持ち越される。
敗れた場合→優勝確定は最終節に持ち越される。
サンフレッチェ広島(2位)
vs北海道コンサドーレ札幌(H)30日14:00@エディオンピースウィング広島
勝利した場合→優勝の可能性は最終節に持ち越される。
引き分けた場合→神戸が○の場合、優勝の可能性が消滅する。神戸が△以下であれば優勝の可能性は最終節に持ち越される。
敗れた場合→神戸が△以上の場合、優勝の可能性が消滅する。神戸が●であれば優勝の可能性は最終節に持ち越される。
FC町田ゼルビア(3位)
vs京都サンガFC(H)30日14:00@町田GIONスタジアム
勝利した場合→神戸が○だった場合、今節でJ1優勝の可能性が消滅する。神戸が△以下であれば今節での優勝消滅は回避できる。
引き分け以下の場合→今節で優勝の可能性が消滅する。
②ACLE圏内争い(3位以内)
2024/25シーズンは2023年のJ1優勝・準優勝クラブと天皇杯優勝クラブがACLE、J1の3位クラブがACL2に出場するルールになっていたが、2025/26シーズンはJ1の1〜3位がACLE、天皇杯優勝クラブがACL2に出場するルールとなっている。その為、ACLEにはシンプルに上位3チームが出場するルールに変更されているが、既に3位以内が確定している神戸が天皇杯を優勝した事で繰り上げでリーグ戦4位のチームにACL2出場権が与える形となった。
だが、リーグ戦でACLE出場権を得られないことが確定している川崎Fか横浜FMが来年5月に行われる決勝戦を勝利して2024/25シーズンのACLで優勝した場合、出場枠が繰り上げられる事からJ1の3位クラブはACLEに出場できなくなるが、25/26シーズンに関してはACL2出場枠となる天皇杯優勝をリーグ戦3位以内が確定している神戸が獲得した為、川崎Fか横浜FMがACLEを制した場合は3位クラブがACL2に出場する事となる。即ち3位クラブのACLE出場確定は来年5月まで持ち越す形となるが、ここでは便宜上3位以上をACLE出場圏内、2位以上をACL出場決定として扱う。なお、既にリーグ戦の順位で3位以内が確定している神戸が2024/25シーズンのACLEを制覇した場合は3位クラブも通常通り出場できる。
現時点でACLE出場の可能性があるのは1位神戸・2位広島・3位町田・4位G大阪・5位鹿島の上位5チーム。このうち神戸のみ3位以内が確定しており、神戸と広島は今節でACLE出場が、町田がACLE圏内となる3位以内が確定する可能性がある一方、G大阪と鹿島は今節でACLE出場が消滅する可能性があり、G大阪は今節でACL2出場の可能性が消滅する事はないが、鹿島はACL2出場の可能性も消滅する可能性がある。また、2位広島と4位G大阪、3位町田と5位鹿島は最終節が直接対決となる為、この4チームのうち3チーム以上が全敗する事はない。
ヴィッセル神戸(1位)
vs柏レイソル(A)30日14:00@三協フロンテア柏スタジアム
勝利した場合→2025/26 ACLE出場決定!
引き分け以下の場合→町田が共に△以下でACLE出場が決定。町田が○だった場合、ACLE出場は次節以降に持ち越しとなる。
ただし、神戸は既にACLE圏内となる3位以内は確定している。
サンフレッチェ広島(2位)
vs北海道コンサドーレ札幌(H)1日14:00@エディオンピースウィング広島
勝利した場合→町田が△以下でACLE出場が決定。町田が○だった場合、ACLE出場は次節以降に持ち越しとなる。いずれの場合でもACLE圏内となる3位以内は無条件で確定する。
引き分け以下の場合→ACLE出場及びACL圏内確定は次節以降に持ち越しとなる。ただし、G大阪が△以下であればACLE圏内となる3位以内は確定する。
FC町田ゼルビア(3位)
vs京都サンガFC(H)30日14:00@町田GIONスタジアム
勝利した場合→今節でのACLE出場が確定する事はないが、G大阪が△以下であればACLE圏内となる3位以内は無条件で確定する。
引き分けた場合→広島が○でACLE出場確定となる2位以内の可能性が消滅する。広島が△以下であれば今節での2位以内消滅は回避できる。G大阪が●であればACLE圏内となる3位以内は確定する。
敗れた場合→広島が○でACLE出場確定となる2位以内の可能性が消滅する。広島が△以下であれば今節での2位以内消滅は回避できる。ただし、G大阪ACLE圏内となる3位以内の確定は最終節に持ち越しとなる。
ガンバ大阪(4位)
vsアルビレックス新潟(A)30日14:00@デンカビッグスワンスタジアム
勝利した場合→広島が○で2位以内が消滅する。広島が△以下であれば2位以下の消滅は回避できる。なお、いずれの場合も3位以内の可能性は消滅せず、鹿島が●であればACL2出場圏内となる4位以内が確定する。
引き分けた場合→2位以内の可能性が消滅する。町田が△以下であれば3位以内の可能性は消滅しないが、町田が○であればACLE出場の可能性が消滅する。
敗れた場合→2位以内の可能性が消滅する。町田が●であれば3位以内の可能性は消滅しないが、町田が△以上であればACLE出場の可能性が消滅する。
鹿島アントラーズ(5位)
vsセレッソ大阪(A)30日14:00@ヨドコウ桜スタジアム
勝利した場合→広島が△以上で2位以内の可能性が消滅する。町田が△以下であれば3位以内の可能性は消滅しないが、町田が○であればACLE出場の可能性が消滅する。
引き分けた場合→2位以内の可能性が消滅する。町田が●であれば3位以内の可能性は消滅しないが、町田が△以上であればACLE出場の可能性が消滅する。
敗れた場合→ACLE出場の可能性が消滅する。G大阪が○の場合、ACL2出場圏内となる4位以内の可能性も消滅する。G大阪が△以下であればACL2出場の可能性は最終節に持ち越される。
③J1残留争い(17位以上)
第35節の時点で20位鳥栖の降格が確定し、第36節終了時点で残留が確定しているのは15位湘南までのチーム。鳥栖を除けば、16位新潟、17位柏、18位磐田、19位札幌の4チームにJ2降格の可能性が残されている。なお札幌は17位以下は既に確定している為、16位新潟が札幌に抜かれる事はない。
今節では16位新潟・17位柏が残留に王手をかけており、同時に18位磐田・19位札幌は勝利しても新潟・柏の結果次第では降格となる可能性がある。その場合、残留争いが第37節で決着する可能性がある。
アルビレックス新潟(16位)
vsガンバ大阪(H)30日14:00@デンカビッグスワンスタジアム
勝利した場合→J1残留決定!
引き分けた場合→磐田が●で残留決定。磐田が△以上の場合、残留決定は最終節に持ち越しとなる。
敗れた場合→残留決定は最終節に持ち越しとなる。
柏レイソル(17位)
vsヴィッセル神戸(H)30日14:00@三協フロンテア柏スタジアム
勝利した場合→J1残留決定!
引き分けた場合→磐田と札幌が共に●で残留決定。どちらかが△以上の場合、残留決定は次節以降に持ち越しとなる。
敗れた場合→残留決定は次節以降に持ち越しとなる。
ジュビロ磐田(18位)
勝利した場合→新潟が△以上かつ柏が○でJ2降格が決定。新潟が●か柏が△以下であれば残留の可能性を最終節に持ち越せる。
引き分け以下の場合→J2降格が決定する。
北海道コンサドーレ札幌(19位)
vsサンフレッチェ広島(A)1日14:00@エディオンピースウィング広島
勝利した場合→柏が△以上でJ2降格が決定する。柏が●であれば今節でのJ2降格決定は回避できる。
引き分け以下の場合→J2降格が決定する
なお札幌vs広島の試合のみ11月30日ではなく12月1日に開催される為、札幌は試合前の11月30日の時点で降格が決定する可能性がある。
ではでは(´∀`)