
今週は徳島に遊びに行ってました
どーもこんばんは
【徳島旅行①】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年9月12日
万博の関西パビリオン徳島ブースでもらった「京阪神から500円で徳島に行ける券」とかいうイかれたチケットを使って徳島へ。行きのバスの中で見たアメリカ戦を嘆きながら海を超えて14年ぶりの四国上陸。初徳島。万博のスタンプも押せちゃう。 https://t.co/dkSPSzmgu2 pic.twitter.com/nDLqi4sHPr
さてさて、本日のマッチレビューは2025明治安田J1リーグ第29節、サンフレッチェ広島 vs 京都サンガFCの一戦です!
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いよいよJ1もラスト10試合になりました。
8戦無敗のサンガは現在首位。確かなことは、今現在優勝争いのボールを握っているのはサンガだと言うこと。仮にサンガが全勝したとすれば、誰の文句もなく優勝するのはサンガだ…という事です。
…現実的にここからの全勝を考えるのは難しいところはありますが、しかして一つの勝利、三つの勝点を積み重ねるだけがここからの舞台で求められる事に変わりはない。対戦相手は言うまでもなく、ここ数年で最もコンスタントな結果を示し、クラブ全体の体力は最も鰻登りとなっている偉大なる相手です。この舞台での6ポイントゲーム、これ自体がこのクラブにとって価値あるゲームであり、このゲームの価値をさらに高められるかどうかは自分達次第です。
「優勝してほしい」……なんて願うだけならJ2で最下位になった時すら思っていましたし、今のサンガが上位にいる事や優勝争いに絡んでいる事が偶然やラッキーだなんてこれっぽっちも思っちゃいない。でも願いとは別に「優勝できるか?」と聞かれればそれは正直、ずっと半信半疑だったかもしれない。それは正直な気持ちではありました。
今は違います。かつて抱いた願いやウイイレで描く無謀な未来予想図ではなく、心から優勝してほしい。今年のチームはこのクラブが未だ手にしたことのないチャンスを目の前にしている。こんなチャンス、次に巡り会える保証なんてない。2万人の前で見せつけられた岡山戦の光景は淡い期待を確信に変えるには十分過ぎました。たとえ結末がどうあったとしても、見えた未来に栄光を勝ち取る旅を見せてほしい。さあ、2025年ラストスパートです!
両チームスタメンです。


前節岡山戦から2週間を空けての試合となるサンガはスタメンを1人変更。5月以降は福田心之助を右SBに、左SBを佐藤響か須貝英大のどちらかを起用していましたが、今日は福田がスタメンを外れて第13節G大阪戦以来となる右に須貝、左に佐藤の組み合わせとなりました。ベンチには前節出場停止だった松田天馬、第26節東京V戦で負傷退場していたマルコ・トゥーリオが復帰しています。
広島は代表ウィークの間にルヴァン杯の湘南戦を戦っていましたが、今日のスタメンは代表から帰ってきたGK大迫敬介をスタメンに入れた1人のみの変更で同じく代表帰りの荒木隼人はベンチスタート。フィールドプレーヤーはルヴァン湘南戦と同じメンバーを選んできました。3バックの中央に入った山﨑大地はリーグ戦では2023年9月以来のスタメン出場。前節C大阪戦ではシャドー起用だった中島洋太朗は今日は湘南戦と同様にボランチでのスタートとなりました。古巣対決となる木下康介はベンチスタートです。
本日の会場は広島県広島市、エディオンピースウィング広島です。
この試合は金J、フライデーナイトJリーグとして開催されます。広島は6月末から9月までのルヴァン杯や女子チームを含めたホームゲームを「超熱狂NIGHT FES」として開催。最新スタジアムならではの光と音の演出や花火の打ち上げなどド派手な装飾でエンターテイメント感を醸成しつつ、限定のグルメやグッズの販売も実施されるとのこと。スタジアムの観戦体験の創造に向けて余念がないですね。
昨年から稼働し、広島の躍進を象徴しているこのスタジアム。サンガにとってのこのピースウィングは今のところ昨年の1試合で見事勝利を収めており、その試合でサンガの残留はほぼ決まったという思い出が生まれました。今年の6ポイントゲームを取る事で、広島の新たな聖地をサンガにとっての得意な会場にしていけたら…!
◤明治安田J1 第29節🆚京都◢
— サンフレッチェ広島【公式】 (@sanfrecce_SFC) 2025年9月12日
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立ち上がりは広島が主導権を握りました。6分には右サイドでボールを動かしながら前田直輝が飛び出してクロス。ここに加藤陸次樹が走り込んであわや決定機…という場面でしたが、折り返しは僅かに合わずに失点を回避。いずれにしても広島はロングボールでまずは高い位置で起点を作りながら攻撃の流れを生み出そうとする事で、サンガはやや重心が低い形で広島のアタックに対応しなければならない形になっていました。
対するサンガは前線に当てるというよりも広島からボールを奪えばそこからショートカウンターで高い位置を取った相手選手を剥がすような狙いを見せており、基本的には広島が先手を打ち、サンガがリアクションを示す形で試合が進んでいきます。
広島が押し込む中でサンガもエリア内で広島がシュートを打ちにくい状況、打ってもDFがブロックできる状況は鈴木義宜を中心にしっかりと構築できていたサンガは、広島の攻撃に対して耐える時間こそ続きながらも少しずつカウンターで好機を作り始めていきます。
18分にはミドルゾーンでボールが交錯したような場面を拾いに来た福岡慎平のパスを受けた原大智がスルーパスを送りエリアスがシュート。しかしこれはキックと同時に芝が捲れ上がった影響もあって精度が安定せず、22分にはGK太田岳志のスローイングから須貝が落としたボールに福岡が抜群の縦パスと山田が完璧なポストプレー&動き直しを見せ、山田の落としを受けた須貝のスルーパスに山田が抜け出しますが…この場面は山田が追い付かずGK大迫がキャッチ。とはいえ広島に劣勢こそ強いられながらも、人数をかけてくる広島に対してサンガは圧縮とワイドな攻撃を使い分けながら可能性のあるカウンターは見せていました。
23分には前田のパスを加藤がエリア内で落として走り込んだ中島のシュートが枠を逸れると31分には左サイドで東俊希が中島からのリターンを受けて左サイドを抜け出してクロスボール。一度弾いたこぼれ球を田中聡がミドルに持ち込みますが、サンガも執念のシュートブロックで弾いて阻止して失点は免れます。
ただサンガが少しカウンターで機会を作り始めた時間を過ぎると広島もボール保持をシュートシーンに繋げてくるようになり、43分には東の左CKを佐々木翔がドンピシャで合わせましたがクロスバー。スタッツの印象ほど悪いパフォーマンスでは無かったものの、全体的に耐える体勢でのゲームをなんとか45分耐えて後半へ。
ミヒャエル・スキッベ監督、曺貴裁監督ともどもハーフタイムに選手交代を敢行。広島は前田を下げて木下康介、サンガは山田を下げて奥川雅也を投入し、サンガは56分と早い段階にも武田と須貝を下げてレオ・ゴメスと福田心之助を投入します。
後半も動きの多いゲームとなりました。サンガは後半開始早々にエリアスが抜け出す場面を作るとコントロールが合わず、53分にはGK太田のロングボールから原とエリアスの連携で原がフィニッシュに持ち込むもGK大迫敬介がセーブ。一方広島は54分に東が折り返したボールにニアサイドで反応した木下のシュートがまたもクロスバーに当たると、56分の東のFKも僅かに枠を捉えられず、両チーム共に決定機が生まれていきます。
広島は61分に加藤を下げてジェルマンを投入。
迎えた63分、右サイドでボールを持った広島は中野のパスを受けた塩谷が同サイドに差し込む絶妙な縦パスを入れると、木下がマークを巧みなターンで振り切ってシュート。これはGK太田がビッグセーブで弾くも、こぼれ球をサンガも処理できずにクロスバーに当たったこぼれ球を前線に残っていた佐々木翔が押し込んで遂に広島先制。サンガとしては4試合ぶりの失点という事に。
頼れる主将!佐々木翔!
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2025年9月12日
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田J1リーグ 第29節
🆚 広島vs京都
🔢 1-0
⌚️ 63分
⚽️ 佐々木 翔(広島)#Jリーグ pic.twitter.com/gFSww6aIf3
サンガは72分に平戸を下げてマルコ・トゥーリオ、76分には福岡を下げて中野瑠馬を投入。システムを中野とレオゴメスをWボランチ気味に配置し、奥川をトップ下に近い位置に置いた4-2-3-1の形で攻め込みにいきます。
85分には右サイドに流れたジェルマンのクロスボールをGK太田が弾いたところを木下が豪快なボレーで合わせ決定機はクロスバーを含めてこの日3本目の枠直撃弾となりトドメを差されるのは免れましたが、サンガは広島の緩まらない圧力を前に自陣から脱出する事ができないまま時間が過ぎていきます。
それでも今年のサンガの胆力たるや……"その時"は88分でした。
なかなか攻撃機会を作れないサンガでしたが、最終ラインでのビルドアップと見せかけた宮本が一気に意表を突く縦パスを入れると、これを受けたトゥーリオがターンで前を向いてからグラウンダーのクロス。これに走り込んだエリアスがFWには不利な体勢ながら、巧みすぎるターンで塩谷を張り切って股抜きシュート!!!同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点同点!!!!!!!!!!
5戦連発!恐るべきストライカー🔥
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2025年9月12日
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田J1リーグ 第29節
🆚 広島vs京都
🔢 1-1
⌚️ 88分
⚽️ ラファエル エリアス(京都)#Jリーグ pic.twitter.com/rTAsoxkZPl
アディショナルタイム、同点弾を取る事に振り切ったシステムを採用したサンガにとっては試練の時間となりましたが、アディショナルタイムに与えた決定的な位置からFKでは新井直人のシュートを壁に当てて阻止。
壮絶な死闘、死闘、死闘…!とうとう10戦無敗!!耐え凌ぐ試合ながら、今季見せた"強さ"を示す強烈なドローで首位をまもりました!!守りました!!!
いやー、すごい試合でした。よく同点に持ち込んだ…とにかくその一言です。
終始広島のゲームでしたが、前半に関しては広島ペースながらもサンガもある程度の楔を打てていた展開だったと思います。広島は立ち上がりからロングボールを多用し、ジャーメインに当てたところを基準点として押し上げていき、そこから攻撃のリズムを作っていく形が目立っていました。実際にそこからの前田の切り崩しだったりWBやボランチの絡みまでも含めて厚みのある攻撃ではあったんですが、前半の広島はミドルシュート以外のフィニッシュの形はやや乏しく、それゆえにサンガも「無理に取りに行かずにコースを焦れずに切ればなんとかなる」みたいな状況には出来ていたと思います。ですのでサンガとしては、割り切って耐える守備をしながらもシュートブロックのルーズボールは早く回収する。その上で高い位置を取っていたWBをSB、中盤、WGのトライアングルで剥がしながら、同サイドの裏をエリアス、そして反対側のワイドなスペースを逆サイドをWGがしっかりと狙う事で、広島に対してカウンターの脅威を見せる事はできていました。
もっとも今日に関しては広島のトランジションも素晴らしかったので、サンガの攻撃はなかなか持続性を持てたものではなかった事が広島の猛攻を受け続ける結果になってしまった要因ではありましたが、前半に関しては「劣勢だったけどスタッフほど一方的ではない」というゲームになっていたと思います。
後半に入ると、広島は前田を下げて木下を投入してきました。これがサンガにとったら結構苦しかったですね。前半の広島は「ある程度崩し切らないとシュートに行けない」という状態になっていたことがサンガにとっても付け入る隙として使えていた部分がありましたが、木下を送り込んだ事でフィニッシュに持ち込める回数が激増したんですね。これにより広島はアーリークロスを入れても木下がフィニッシュに持ち込める、木下をフックにジャーメインが行けるようになりましたし、サンガがアーリーのところを潰しに行こうとすれば崩し切るアクションを打ち出せる…と言った具合に、フィニッシュパターンというかフィニッシュに至るルートを増やした事でサンガも守り方を絞りきれなくなったんですね。
それがある程度一つの守り方に特化すればよかった前半との最大の違いで、ここでボールがこぼれてきたこうカウンターに持ち込む…みたいなデザインも再考を余儀なくされた。広島の攻撃が一気に多彩化したので、その一つ一つに対応していく必要ができた。それにより前半ほど明確なカウンターに繋げられなくなった部分はあったと思います。
しかしながら、その中でも今日は特に猛烈に集中してプレーしてくれていました。広島の多彩な攻撃に対しても焦れずにブロックを組み続けましたし、広島の得点シーンに関しても、少なくともフリーで打ちやすい体勢で打たせる事は決してしなかった。その上でほとんど巡って来なかったチャンスの中でも、いざボールが回ってきた時にやるべき事をどれだけ劣勢の中でも失わなかった…それはこの試合の本当に素晴らしかったポイントでしたねを例えば22分の好機に絡む太田、須貝、福岡、山田が見せた連携であったり、エリアスの同点シーンに至る宮本の縦パスであったり。ワンチャンスを確実に活かすという以上に、共有してきた攻撃のビジョンを一発回答で叩き出せる質と集中。これを示せたことはチームの成熟と呼ぶべきでしょう。試合自体は広島のゲームだったからこそ、その成長が光った…とも。
古参ぶるつもりはないんですが、20年目なんですよ。サンガを応援したから。
記憶の中にあるサンガには良い時代も悪い時代もありましたが、J1のサンガは弱い時代しか知りませんでしたし、何よりずっと脆かった。何度ロスタイムの失点に嘆息したことか、何度も「ここぞ!」というゲームで落とした勝点に嘆いたことか…。そんなチームが「ここぞ!」というポイントで負けなくなった。去年の後半から、良い内容の試合は勝てるし、悪いゲームでもどうにか勝点をもぎ取れるチームになった…それは間違いなく今までに知らないサンガの姿で、今までに知らない景色が眼前に広がっている。この感覚に感慨深さを覚えています。
中島洋太朗すげえや
ではでは(´∀`)