
万博にちょっとだけサンガスタジアム表示されるの知っとるケ
どーもこんばんは
【RK-3くん、万博に行く《90》】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年5月31日
我らが京都。ほんまに京セラさんの優しさは五大陸に響き渡るで#RK3くん万博に行く#大阪・関西万博#EXPO2025 https://t.co/uzaVjZOW4c pic.twitter.com/An2MApzzrZ
さてさて、本日のマッチレビューは2025明治安田J1リーグ第31節、京都サンガFC vs FC町田ゼルビアの一戦です!
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個人的な話ですが、8月末のホーム岡山戦……それはこれまで夢でしかなかった優勝という頂が、いつか獲れたらいいなではなく今年獲らなければならない目標に変わった瞬間でした。みなさんがそう感じた瞬間はそれぞれにあると思いますが、いずれにしても今年のサンガにとって優勝は夢で描く物語ではなくなった。目の前に手を伸ばせば届く…その場所に今、頂を見据えています。
前節、清水に敗れたサンガは実に11試合ぶり、4ヶ月ぶりの敗北を喫する事となりました。
負ける時は当然ある。一つの負けを過度に悲観するべきでは無いことは、ここまで積み上げた数字が担保してくれるものでもあります。一つの敗北が何か、ここにきてサンガの価値を落とすという事は決してありません。
しかしながら、現実としてサンガは"一つの敗北"で首位から陥落した。例えば残留争いは下3つにさえ入らなければ良い訳ですから、去年のように残留圏内で戦う残留争いは一つ負けたところで下のチームも負けたりしていて形勢がそう大きく変わらない。しかし今戦っている争いは一番上の一つしかない椅子を目指す。そうなるとたった一敗、たった一敗でその椅子は明け渡さなければならないし、たった一敗でその椅子への距離は遠くなっていく。そしてその追われる宿命を今節は鹿島が背負う。優勝争いとはそれを繰り返す極限状態の争いなんです。
しかし、これまで"降格"という恐怖に向かう極限状態を強いられていたチームが、今は"優勝"という希望に向かう極限状態に飛び込んでいる。このヒリヒリした感覚、それは間違いなくこのクラブの歴史に記憶しない瞬間です。この一瞬一瞬を幸せな舞台として、一ミリも余さずに楽しんでいきましょう!
両チームスタメンです。


サンガは前節清水戦からは、出場停止明けのエリアスのみならずスタメンを半数以上となる6名入れ替えてきました。DFラインはローテーション気味の起用となっている佐藤響と須貝英大を入れ替えたのみですが、中盤3枚は前節から総入れ替え。アンカーに武田将平、インサイドハーフにジョアン・ペドロと中野瑠馬を配置した前節終盤の形を採用し、ペドロは第16節名古屋戦以来、中野はJ1リーグ戦初スタメン。奥川雅也の先発起用も第18節東京V戦以来で、福岡慎平と古巣対決の平戸太貴も久々のベンチスタートとなっています。
ACLを挟んだ町田は直近のFCソウル戦からのメンバー変更は1人のみで、ワントップにはオ・セフンではなく前節のリーグ戦となる横浜FC戦と同様に藤尾翔太を器用。前節では出場停止となっていたドレシェヴィッチが先発に復帰し、前節は3バックの一角で起用されていた中山雄太はボランチに戻っています。古巣対決となる守田達弥、仙頭啓矢はベンチスタートです。
本日の会場は京都府亀岡市、サンガスタジアム by Kyoceraです。
シルバーウィークは9月20日、9月23日と連戦が組まれましたが、サンガはこの2試合を連続でホームで戦えるという幸運に恵まれました。第一生命のスポンサーデーとして行われるこの試合ではステッカーが配布され、何かと話題になる「サンガ川柳」の大賞が発表されます。そしてこの試合ではサンガ史上初めてのユニフォーム配布として、関西シグナルサービス社の協賛によりベースボールシャツが先着でプレゼント。さらにハーフタイムにはLDHグループのMA55IVE THE RAMPAGEがパフォーマンスを行います。
客入りに苦しんでいたサンガでしたが、今季は例年以上に営業部が企画にしっかり取り組んだ上でチームの好調も影響という好循環!今節も大入りの観客の前で、サンガという価値を向上させていって欲しいところ。
現地観戦です!
スポーツ観戦日記も書くかも!
京都サンガFC サンガスタジアム by KYOCERAの歴代最多入場者数ランキング
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年9月23日
1位 20323人 2024年第31節 vsG大阪△2-2
2位 20174人 2025年第22節 vsG大阪○3-1
3位 20030人 2025年第28節 vs岡山○5-0
4位 19082人 2024年第33節 vs神戸●2-3
5位 19056人 2025年第30節 vs清水●0-1
6位 18964人… https://t.co/B6U2027L7h pic.twitter.com/2ujRWVxxUh
前半からオープン気味な展開になっていきました。
最初のチャンスは町田。自陣でのFKから昌子源が蹴ったサイドチェンジを望月ヘンリー海輝が頭で落とすと、武田のマークに遭いながらも藤尾が強引にシュートに持ち込みますが、ここはGK太田岳志がセーブ。
サンガも前半から中盤のところで中野がエネルギッシュなプレーを見せ、町田はロングボール前述のところで右WBの望月に高い位置を取らせた分、その背後のスペースを中野と須貝が積極的に狙いに行くプレーが見られましたが、町田も自陣では堅いブロックを組み、ラストパスのところがなかなか引っかかる形で、前には行けるけど決定機までは行けない時間が続いていました。
そんな中で16分、サイドにボールを蹴り出し、サンガの守備陣がワイドに間延びするような状況を狙うように攻めてきた町田は右サイドでスローインを獲得すると、林幸多郎がお馴染みとなったロングスローを敢行。原大智が競り合って一度弾いたこぼれ球に反応した中山のミドルはポストに救われますが、このこぼれ球にいち早く反応した岡村大八に押し込まれて失点。サンガは町田との前回対戦に引き続き、ロングスローから先制を許す格好に。
FW顔負けの嗅覚😏
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2025年9月23日
ロングスローから中山のボレーのこぼれ球を
DFの #岡村大八 がダイレクトで蹴り込んだ!
岡村のゴールでアウェイ・町田が先制!
🏆明治安田J1リーグ第31節
🆚京都×町田
📺#DAZN LIVE配信中 #Jみようぜ #Jリーグ #だったらDAZN#京都町田 pic.twitter.com/R1DB0jWhUP
町田は先制直後にも相馬勇紀がシュートまで持ち込むシーンを作るなど2点目の機会を作りますが、あくまで対角線へのロングボールを軸に相馬、西村、藤尾の3人でカウンターの突破口を狙っていく形で、前回対戦ほどわかりやすく2点目を狙いに来る形ではなく、比較的早めからセーフティーな陣形にシフトしていきました。
そんな中でサンガも25分には福田心之助のロングスルーパスを受けたエリアスが一度は相手に止められながらも、自ら強引に持ち込んで左足一閃。難しい状況でも、まさしく0を1にするような馬力でシュートに持ち込みましたがGK谷晃生がビッグセーブ。
ただ前半を通じて、サイドにスペースが空いた時はWGやSBの攻め上がりから中野やペドロを絡ませた攻撃の形に持っていけたものの、福岡や平戸のいない影響か最終ラインでボールを持った時の展開に苦しみ、町田もそこに蓋をしてきた事で速攻以外の活路をなかなか見出せず。
前半は1点ビハインドで終えます。
前半をビハインドで折り返したゲームとしては珍しく、ハーフタイムの選手交代を行わずに後半に入ったサンガ。そして後半からは1点を追うサンガの猛攻が続く展開となりました。
まずは52分、中野の横パスから巧みなファーストタッチで持ち出した須貝がそのまま単独突破を試みて鋭いミドルを放ちますがシュートはゴールのわずかに左へ。その後奥川を下げて山田楓喜、ペドロを下げて平戸太貴を投入し、68分には武田が左に展開したボールを須貝がワンタッチで繋ぎ平戸が折り返したボールにエリアスが飛び込みますが、僅かにシュートをヒットさせきれません。
そんな中で74分、原の縦パスを受けたエリアスの浮かしたボールに中野が飛び出しますがドレシェヴィッチがクリア。しかしこぼれ球に反応した須貝に対する望月のプレーがVARの末にファウルと判定されてPK獲得!!
満員のサンガスタジアム、その静寂が注ぐ視線にはキング・エリアス。しかし……結果と努力に裏付けされた自信と信頼を利用したかのように、うまくコースに誘い込むような動きを見せた谷のスーパーセーブがこれを阻止。試合はまたしても遠い1点を追う展開に。
エリアスのPKを谷が弾いた事で得た右CKでもサンガは一度弾かれた後に攻撃を組み立て直し、エリアスのパスを受けた須貝のグラウンダーのボールを収めた山田がシュートに持ち込みますが、これも枠を捉え切れません。
62分の時点で岡村が負傷退場により下田北斗と交代して中山を最終ラインに入れていた町田は75分のタイミングで相馬、藤尾、西村を下げて沼田駿也、ミッチェル・デューク、ナ・サンホの3枚を入れ替えてよりカウンターの姿勢を明確にすると、76分にはカウンターで抜け出した沼田の粘りからナサンホがシュートに持ち込みますが、今度は町田も枠を捉えきれずにサンガは難を逃れます。
85分、サンガは中野、武田、須貝を下げてレオ・ゴメス、長沢駿、佐藤響を投入。エリアスと長沢を2トップ、レオゴメスと平戸をWボランチにした4-4-2に近い形で最後の攻撃に打って出ると、前節の清水戦同様にクロス一辺倒ではなく、右サイドの山田と福田、左サイドの原と佐藤の関係性を駆使して様々なアイデアを発揮し、中盤では平戸とレオゴメスがしっかりと持ち出しながらまさしく"総攻撃"と呼ぶに相応しい猛攻を続けていきます。
そして祈りはアディショナルタイム、右サイドに流れていた原のクロスボールに飛び込んだ長沢はGK谷と交錯して潰れる形になるも、身体を張った長沢に応えるように飛び込んだ佐藤が沼田に倒されてPK!!再び訪れた機会。次にキックの位置立った原。虫眼鏡なら焦げてしまいそうなほどに一点に集まる視線……次こそはサンガが谷をとうとう制しきって同点!!!
このスケールの大きさが魅力🟣
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2025年9月23日
上位対決・アディショナルタイム・ビハインドという
プレッシャーの中で #原大智 がPKを沈めた!
土壇場で京都が同点に追いつく!
🏆明治安田J1リーグ第31節
🆚京都×町田
📺#DAZN LIVE配信中 #Jみようぜ #Jリーグ #だったらDAZN#京都町田 pic.twitter.com/godTxpiDoI
1度目のPKの際に時間を取った事もあって9分が追加されたアディショナルタイムは、一度町田のナサンホに決定機を作られたとはいえ一方的にサンガが押し込む展開でした。94分には山田、エリアスと繋いでオーバーラップした宮本優太がミドルを放ちましたが枠の上。しかし町田がカウンターを仕掛けようものなら中盤で潰し、鈴木義宜を残して宮本、レオゴメス、平戸が何度も持ち上がり、多彩な攻撃を仕掛けていくサンガ。その迫力にこれ以上の景色を知らないほどのボルテージを見せるスタンド…そこに最後の瞬間が添えられます。
時間は102分、原がゴール正面で中山に倒されて決定的な位置でのFKを獲得。キッカーはファウルの判定の瞬間からボールを離さなかった山田。その左足から放たれたループ気味のシュートは町田の上背のある壁を越え、散々立ちはだかった谷晃生も動けず、ゴールへ……かと思われた瞬間、鳴り響いたのはクロスバーにヒットする乾いた音。これを町田が掻き出したところで試合終了。
あまりにも死闘としか表現できない90分。サンガスタジアムに木霊した絶叫と溜息、そして喝采……フットボールの興奮を呼び起こす死闘は、悔しくも勝点1を分け合う結果に終わりました。
まずはつとめて冷静に試合の事から。
福岡や平戸を外した今日のスタメンは、もちろん清水戦終盤に武田、ペドロ、中野のトリオで良い形を作れた影響もあると思いますが、連戦を踏まえた福岡と平戸のペース調整と対戦相手が町田であることを踏まえた時に、ゲームプランとしてはすごく理解のできる人選だったと思います。対町田となるとどうしても中盤省略気味な展開になってくるので、3トップにどうやって付けていくか、中盤からFWへというよりも3トップが持ったところに中盤がどう絡んでいくのかみたいな部分が求められてくる。実際に左サイドでの須貝と中野のプレーであったり、前線でトップ下的に振る舞ったペドロであったりの動きは良かったですし、前線に早く繋げる意味ではより展開的なボールを蹴れる武田の存在も効いていたと思います。
一方で、町田も両サイドをワイドに使ったロングボール主体の攻撃に振舞ってきたことは左サイドでの躍動感を生み出した反面、サンガとしてはインサイドハーフより前とアンカーより後ろのところで分断というか距離感を生じさせてしまった部分はありました。加えて町田もミドルゾーンでの潰しはシャドーも連動させながら徹底的にやってきたので、最終ラインでボールを持ったタイミングでなかなか組み立てのパスを繋げられなかった。サイドでの連動性は作れたものの、中央からの連動、ダイナミズムは生み出しにくい形にさせられていた印象はありましたね。守備に関しても、やはり嫌なところを徹底してついてくる町田のロングボールとそれに追随してくる受け手の動きはよく鍛えられたものでしたし、前回対戦とは違って町田が先制後はセーフティーな形を取ってきたことも前半になかなか決定機まで持ち込めなかった部分だったのかなと。
一方で後半は町田にも2〜3度カウンターで決定機があったとはいえ、ほぼほぼワンサイドゲームの様相を呈していました。
まず町田が前半に先制した後の流れを踏襲して最初から割り切ったスタンスで後半に入ってきた。ここは後半に1トップ2シャドーを露骨にカウンター狙いの人選に切り替えたところも含めて、前回対戦は2点目を明確に狙いに来たことがサンガの逆転勝利の伏線になった部分もありましたから、変に色気を出さずに早い段階で割り切らせた部分はあったように思います。ただ流れの中でそのスタンスに移行された前半と違って、後半はスタートからその姿勢を見せた事で、サンガはクリアな状態からハイラインをキープする土壌を後半開始と共に築く事が出来た。まずこの時点で、どうしてもロングカウンター気味になっていた前半から福田や須貝が高い位置から攻撃に絡んでいけるようになったんですね。そういう設定を後半は頭から固める事が出来ましたし、カウンターを喰らった際にも激しくボールを取り返しに行く選手はカバー(というかほぼ鈴木)の存在を確認してからアタックに出ていた。ハイテンションな試合展開の中で、その鋭さと割り振りの冷静さを保てていた事で「セカンドボールを回収し続ける事で攻撃ターンを継続させる」という曺貴裁京都のネイキッド的な持ち味を発揮できていました。
その上で後半、特筆すべきは山田楓喜だったと思います。以前サンガにいた頃は良くも悪くも「俺が俺が」的な感じで、まあU-23世代の選手としてはそれはそれで魅力ではあったんですが、この日の山田は彼のVer2.0を見せてくれているかのようなプレーぶりでした。特に自分がボールを持っている時のボールの置き方にしても、オフザボールの時のポジションにしても、山田は常に「自分が持ってもプレーできる位置」を前提にしながら「福田が走り抜けられるコース」を常に確保していた。そこでサンガの右サイドが何度もサイドエリアを攻略できるようになったら町田のDFラインが右サイドに引っ張られる場面も増えて、そうなると今度は原どころか左SBの須貝や佐藤も飛び込んでいける。実際にこの日2つ獲得したPKを取ったのが他ならぬ須貝と佐藤だった訳ですし。加えて、平戸を山田と同じタイミングではなくそういう流れができてから送り込んだ曺監督の順番の妙も良かったと思います。それは平戸に限らず、町田がどうにか耐えてカウンターに繋がるリズムを回復させてきたところでレオゴメスという推進力と長沢というターゲットを増やしたところもそうですし。
……だからこそ悔しいんですよ。これは称賛の意味として"勝てた試合"で"勝たなきゃいけない試合"だった。「原理原則」をチームのベースに持ち、相手の嫌なところを徹底的に突く一方で、スローインも一つのセットプレーと捉えたような足元に転がるチャンスもしっかりと拾い上げてくる作業を強力な面子でやり抜いてくる町田という強敵を相手に、彼らのその徹底ぶりを上回っていくようなプレーを後半は見せていた。だからこそ……エリアスのPK失敗よりも、原のPK成功で追いついた事よりも、山田楓喜の完璧なFKがクロスバーを叩いた軌道がまだ頭の中をリフレインしていて…。
引き分け。もしこれが残留争いなら順位はしれっと上がっていたりするんですよ。他も負けてるから。これまでのサンガはその渦の中にいた。でもこれは優勝争い。引き分けると、勝点2を落とすと順位はちゃんと下がるんです。その現実を前にした時、いくらその勝点2がもぎ取った勝点2であったとしても、事実は「3試合で勝点7を落とした」という一点だけが残る。実際に鹿島に首位を奪われ、勝点差も拡げられてしまった。それが今のサンガが戦っている場所の宿命であり、拾い集めた勝点を丁寧に積み上げていくゲームではなく、勝点をこぼした者から脱落していく……そういう争いが優勝争いなんです。だからこそ勝点7を落とした事実は思い出すし、広島戦と町田戦の劇的な展開に惑わされずにチームとして危機感を持たなければならない。悲観する必要はなくても、それは優勝争いを戦う者が背負わなければならない宿命で、勝点を溢した者が容赦なく脱落させられるレースを優勝争いのプレッシャーと呼ぶんだと思います。
まさか京都と町田で優勝争いの6ポインターをやる日が来るとは…。 pic.twitter.com/VqHjmiNGVh
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年9月23日
ただ、それはそれとして……この試合、そしてこの日のスタジアムの雰囲気、泥濘のような時代を超えてクラブが見た事のない世界へと踏み入れたサンガと優勝しても昇格さえできないという時代から成り上がってここまで辿り着いた町田がJ1の優勝争い直接対決を戦っているという事実……それら諸々を含めて、この試合が「魂を震わせる90分」だった事だけは何物にも代え難い、偽らざる確かな感情でした。
もちろんFWにとってPK失敗が最大の屈辱である事は今日に限った話ではなくとも、それでも異国の地であれだけの落ち込みを見せるほどあの一本に賭けた男の肖像、肩を落とした男に猛然と走ってきた男は稀有なほどの苦労と軌跡を重ねた男で、励ますような笑顔で寄り添った主将とブラジルの同胞の姿もそこにあり、それを包み込むようなラファエルコール。ドイツに旅立った同期と入れ替わるように海外での夢破れて帰国し、チームプレーに徹しながら最後の一瞬だけ「俺がケリをつける」とサンガを背負うかのような美しき我を見せた若武者の姿……目立ったものだけ書き並べましたが、そういう熱量はこの日のスタジアムの全ての局面に落ちていた。あまりにも特別な瞬間だった事は確かだったと思います。
確かに、サッカーを見る理由なんていくつもあるでしょう。どこまでも緻密で、論理的でないと気に食わない人もいる。特にサンガは一部のサンガサポーターからも歪んだ視線を注がれがちでしたし。でも結局のところ、色々拗れてあーだこーだと御託を並べたところで、結局我々は魂が震えるような瞬間に魅せられて、心が焦げてしまうそどの熱量が走る瞬間を求めてスタジアムに向かい、DAZNを起動させる。そうじゃなきゃ特定のチームを追おうなんて思わないはずで。
終盤のスタジアムを覆ったあの空気、その空気を更に煽るように攻め立てるサンガの選手達……曲がりなりにも20年サンガを見てきた中で、それは少なくとも自分の記憶の中に知らない景色でした。たとえ2025年の結末がどのような形で幕を閉じ、それが我々が望む結果だとしても、そうじゃなかったとしても、確かな事は"心が震える瞬間"を2025年の京都サンガFCは体現してくれている。この日のスタジアムにはそれが間違いなくあった。そこだけはこの試合の譲れない感情だったと思います。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
2025明治安田J1リーグ第31節
京都サンガFC1-1FC町田ゼルビア
1位 鹿島アントラーズ(61)
2位 ヴィッセル神戸(57)※1
3位 京都サンガFC(56)
4位 柏レイソル(56)
5位 FC町田ゼルビア(52)※1
6位 サンフレッチェ広島(52)※1
7位 川崎フロンターレ(51)
8位 浦和レッズ(48)
9位 ガンバ大阪(46)※1
10位 セレッソ大阪(43)
11位 清水エスパルス(40)
12位 ファジアーノ岡山(40)
13位 FC東京(40)
14位 アビスパ福岡(37)
15位 名古屋グランパス(36)
16位 東京ヴェルディ(35)
17位 横浜F・マリノス(28)
18位 横浜FC(28)
19位 湘南ベルマーレ(25)
20位 アルビレックス新潟(21)
※1 消化試合数が1試合多い。
2位京都、3位柏は主にホームで優勝争い生き残りをかけた5位町田、6位広島とそれぞれ直接対決となりましたが、京都はアディショナルタイムのゴールで追いつくもドロー止まり、柏は広島に21本のシュートを放たれながらも無失点に抑えましたが得点も奪えず0-0。神戸が勝利した事で神戸が2位に浮上した事で京都と柏は順位を一つ落とし、町田と広島は上位との差を詰め切れず優勝戦線からの交代を余儀なくされました。首位の鹿島はC大阪に先制されながらも逆転勝利で首位をキープすると共に、2位との勝点差を4点に拡げています。
残留争いでは福岡に勝利して3連勝となったFC東京が残留争いから抜け出す勝点3を獲得。名古屋も新潟相手に勝利は逃しましたが勝点1を積み上げています。一方、神戸に敗れた東京Vは残留争いを抜け出し切れていません。17位以下は横浜FCが勝点1を積み上げた一方で、横浜FMは連勝を飾れずG大阪に敗北。湘南も川崎に敗れて5連敗かつ15戦未勝利となりました。最下位新潟は名古屋と0-0のドローに終わり、連敗こそ4で止めたものの入江徹監督就任後2分9敗と崖っぷちの戦いが続きます。
ちなみに私の万博はあと2回です。
ではでは(´∀`)