
割と最近までナショナルの冷蔵庫実家にあった
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは2025明治安田J1リーグ第29節、ガンバ大阪 vs 浦和レッズの一戦です!
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悩ましさは今季のガンバにずっと付いていたものだったと思います。良くない波乱に始まったシーズンは小さな連勝と小さな連敗を繰り返し、一口に良いとも悪いとも言えない季節は四季を通り越して十六季くらいあるように感じられた。儚い移ろいを前に激しく漂うようなシーズンを過ごしているのが今年のガンバです。今週からはACL2という新しい目標も始まる。新たな目標が生まれた今、追いかけるものを追いかけ、目指すものを目指し、何かに縋って走りゆく日々に、勝利という彩りを添えてほしいところ。
そして似たような感覚は浦和も持っているのかもしれません。浦和はまだ、立場としてはJリーグの優勝争いにまだ片脚を入れることができていますが、シーズンを通した消化不良感は彼らも抱いている事でしょう。Jリーグの歴史の中で一つの時代を彩ったナショナルダービー。悩める名門は今宵、このパナスタのピッチにどのような色彩をもたらすのでしょうか。
両チームスタメンです。


5-4で勝利した前節湘南戦から2週間空いたガンバは前節からスタメンを3人変更。前節は湘南対策として3バックを採用しましたが今節は4-2-3-1に戻しており、2列目に入るウェルトン、宇佐美貴史、山下諒也がそれぞれスタメンに復帰。初瀬が入団したSBは横浜FC戦同様に右に半田陸、左に初瀬亮の組み合わせで、黒川圭介はベンチスタートとなりました。
対する浦和は直近のゲームとなったルヴァン杯川崎戦からはメンバーを3人、2週間前の前節新潟戦からは2人スタメンを変更。今季途中出場2試合を含めて全試合に出場していたマテウス・サヴィオが累積警告による出場停止となっており、2列目は関根貴大、中島翔哉、金子拓郎という顔触れになりました。川崎戦でデビュー初戦から得点を挙げた新加入のイサーク・キーセテリンもリーグ戦で初のベンチ入り。負傷離脱していた渡邊凌磨も第21節湘南戦以来のメンバー入りとなりました。
本日の会場は大阪府吹田市、パナソニックスタジアム吹田です。
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— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2025年9月13日
詳細はこちら💁♀️https://t.co/vnkzDy7Ntv#ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/fU20LObYRL
この試合はユニフォームサプライヤーを務めるヒュンメルのスポンサーデーとしてヒュンメルの商品が当たる抽選会を実施する他、ヒュンメルがサプライヤーを務めるクラブで製作している手話シャツの販売を実施。試合前には両クラブのOBである佐藤慶明氏、場外ステージではナショナルダービーの時代を知る安田理大氏と柏木陽介氏によるトークショー、人気YouTuberのテセサクも来場します。
かつてはナショナルダービーとも謳われたこのカード。しかしパナスタでの浦和戦は初対戦となる2016年に宇佐美貴史のゴールで勝利して以降勝利がなく、逆に埼スタではほとんどガンバが勝っているという外弁慶状態となっています。この歴史に都合よくケリをつけるようなシーズンダブルを!
パナスタで3万人超え試合を1シーズンで7試合記録するのは開場初年度となる2016年以来。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年9月13日
2016年はそのうち1試合がプレシーズンマッチ(こけら落とし)だったので、リーグ戦だけで3万人超えを7試合記録したのはガンバ史上初となりました。#ガンバ大阪#パナスタ https://t.co/O1PuNcHyyh
お互いに同じシステムで挑んだ試合でしたが、立ち上がりから敵陣へ侵入していく場面は両チームとも多くありました。浦和はどちらかと言えばサイドから直接侵入を試みるような形で攻撃を狙っている一方、ガンバの方がより高い位置、敵陣でボールを動かしながら打開していこうという意識は強く、立ち上がりの構図少し落ち着く頃になればややガンバペースと掲揚できる時間が続くようになっていきます。
この時間になると、両チームともにビルドアップの意識は持ちつつボランチ→宇佐美のところまでは中央を前進して、宇佐美のラインまで到達してからサイドを絡めるガンバと、逆にビルドアップの段階からボランチに到達するまでにはサイドにはたいていく形の浦和とお互いのスタンスにグラデーションが見られるようになっていきました。
23分にはミドルゾーンで宇佐美が相手を剥がしてから山下にパスを出し、一度は相手の対応もあって攻撃が止まるもルーズボールを回収した宇佐美が右サイドを突破してシュートを放つもGK西川周作が阻止。25分には半田のパスに反応した山下の折り返しをヒュメットが狙いますが、ゴールライン上で相手DFにブロックされて得点には至らず。30分にも中島のクロスをキャッチしたGK一森純からウェルトンが左サイドを一気に突破しますが、最後のパスが合わずになかなか好機を結果に繋げられません。
前半終了間際には浦和もいくつかチャンスを創出。35分なら関根のパスに上手く反応した小森 飛絢がシュートを狙い、前半アディショナルタイムには中島のスルーパスに抜け出した関根が決定機を迎えましたが、GK一森がいずれも対応して阻止。
前半はどちらかと言えばガンバ優位に進めた展開でしたが、お互いに点は動かず0-0で後半へ。
浦和は後半から小森を下げて松尾佑介を投入。後半から松尾が積極的に背後へのアクションを起こした事で浦和は中長距離のボールを入れやすい状況になり、それに応じて前半はずっとコンパクトな状況を保てていたガンバの守備陣を間延びさせる効果を生んでいました。
とはいえガンバも51分には初瀬のシュート性のクロスボールをGK西川がギリギリで掻き出すと、直後のCKから福岡将太のヘッドも僅かに枠を逸れるなどシュートシーンがいくつか訪れるようになり、浦和も58分に中島が迎えた決定機をGK一森が凌ぐなど、浦和の松尾投入を機にゲーム自体が少しずつオープンな試合展開へと化すようになっていきます。
63分になるとガンバはウェルトンと山下を下げて奥抜侃志とファン・アラーノの投入でWGを入れ替え。対する浦和も同じタイミングで中島を下げて復帰戦となる渡邊凌磨を送り込み、71分にはグスタフソンと関根を下げて柴戸海とリーグ戦デビューとなるキーセテリンを投入。
浦和は74分には右サイドのクロスがファーサイドに転がるように流れたところに走り込んだ松尾が放ったシュートはGK西川がセーブ。後半は浦和の方がフィニッシュに到達する回数は多く、ガンバの方がアタッキングサードに侵入していく機会は多いながらもシュートまで持ち込めない時間が続いていました。76分には宇佐美とヒュメットを下げて鈴木徳真とイッサム・ジェバリの投入で満田をトップ下にシフト。
この時間帯になってくるとガンバは左サイドのところで奥抜のスピードを活かしながら初瀬がフォローに入っていく形が多くなっていました。81分にはガンバこの日最大の決定機。セットプレーの流れからこぼれ球を回収した鈴木が左の初瀬に戻すと、初瀬のクロスがこぼれたところを拾った福岡のシュート性のボールに中谷が合わせましたが…僅かにヒットせず。83分にも右からのクロスボールを中谷が頭で折り返してアラーノが狙いますがここも中々ミートせずに…。
どちらに転ぶか。ガンバが押し切るか。浦和が差し切るか。スリリングな攻防はまさしく一閃と呼ぶべき閃光のような弾道が運命を分けました。
浦和陣内でワイドにボールを動かし、両SBも幅を取る形で隙を窺い続けたガンバと、それに対してブロックを組んでいた浦和の構図。左サイドから回ってきたボールを安部が右に展開すると、半田のパスを受けた満田のカットインからの縦パスこそ相手に弾かれますが、走り込んだ安部がワントラップ、そして右脚一閃!!!闇を切り裂くその一撃が突き刺さってガンバ遂に先制点!!安部移籍後初ゴール!!
📷ゴール動画
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2025年9月13日
🏆2025明治安田J1リーグ 第29節
🆚 #浦和レッズ
⌚️85分
⚽️#安部柊斗
見逃し配信は▶️@DAZN_JPN
登録は▶️https://t.co/cmHuKWbwHj#ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/jhzq5VGLVt
最終盤、優勝争いに踏みとどまる為には引き分けも許されない浦和はキーセテリン、長沼にシュートシーンが訪れますが、ガンバも高い集中力でブロックし、跳ね返して試合終了!
ガンバ、パナスタでは9年ぶりとなる浦和撃破!!!苦しんだ新加入選手のゴラッソで満員のパナスタに勝利の凱歌を響かせました!!
「今シーズン、ベストゲーム」と中谷が試合後のインタビューで語っていましたが、中でプレーしていた選手がそういう手応えを抱くには十分なゲームだったのは外から見ていても十分に伝わる内容だったと思います。今季はキツイ試合も多くあったんですけど、湘南戦の試合考察でも書きましたがどのゲームでも「ポヤトス体制で築いた土台」というのはしっかり活きていたんですよね。それがチームとしての決定力には欠けながらも、下位争いには引き摺り込まれる事なく踏ん張れた大きな要因でしたし、今日はその「土台のクオリティの高さ」を純粋な形で提示する事が出来たんじゃないでしょうか。逆に言えば、だからこそこのゲームが0-0で終わっていたらチームとしては相当痛かったでしょうから、そこをどうにか勝点3に引き込めた達成感も含めて快感は大きなものがあったんじゃないかなと。
ええの!!!!!!!!獲ったわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! https://t.co/pcyDKizzka
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年9月13日
とにかくチームとしてはコンパクトな守備陣系の構築とボールの動かし方が素晴らしかった。浦和がボールを持った時には比較的シンプルにサイドから攻めようとしてきたのに対して、ガンバの場合はある程度中央から前進してからサイドを絡めた攻撃に持ち込んでいく。そこでトップ下の宇佐美とWGが上手くポジションを交換したり補佐するような動きをしながらSBの飛び出しを促していき、福岡将太のポヤトス物真似じゃないですけど「タテ、タテ、ヨコ、ヨコ」みたいなパスの周り、人の動きは凄く機能的でしたし、とにかく美しく滑らかだったなと。
尤も、決定的なシーン自体は浦和もやはりCBの堅さとそこを軸にしたDFラインの構築には定評があるチームなのでそう多くはありませんでしたが、そういう状況の中でも中谷を中心に引きすぎないブロックを組んでいった辺りは、過去を無闇に持ち出すのもなんですけど2024年の良い部分が復活していたような印象です。後半こそ浦和が松尾の投入でよりダイレクトな攻め方にしてきた事で苦しい場面は増えましたが、その中でもポゼッションvsカウンターの構図をチームとして腹を決めてやり切った事は賞賛に値するポイントでしょう。安部のゴールはそのゴラッソっぷりに注目が集まりますが、そのゴールに至るまでには右SBや左SBまで絡んだ大きく長いパス回しで焦らさずにスペースを作り出す流れがあった訳ですし。
個々のパフォーマンスという意味でも非常に優れていた内容でした。
最終的にヒーローとなった安部は前後左右に於けるスペースの管理をほぼノーミスでやり切ってくれましたし、決勝点にしても目の前のスペースを彼のテリトリーにできていた。初瀬は緩急の"緩"となるビルドアップでリズムを作りながら、そのキック精度で"急"を作り出すようなクロスも入れてきたおかげでガンバのビルドアップを担保しつつ冗長にならないようにしてくれていましたし、その土台となる守備ラインを作った中谷と福岡の動きも圧巻でした。
加えてチームとしても、前半に出た宇佐美、ヒュメット、山下、ウェルトンも役割をこなしながらクオリティを発揮してくれた上で、そこから投入した奥抜、アラーノ、ジェバリ、鈴木の入れ替えでチームとしてのギアの角度を少し変えられた事も素晴らしかったなと。奥抜は自分が決定的なシーンを作り出す事はできませんでしたが、彼のアクションにより浦和の守備陣をガンバの左サイドに寄ってきた部分はありましたし、ジェバリやアラーノ、満田もそれに応じた動きをしていた。味変じゃないですけど、今日のポヤトス監督の交代策には「悪かったから交代する」のではなく「この時間まで良い仕事をしてもらって交代する」「それによって攻め方にグラデーションを付ける」という効果を埋めていた。怪我人の復帰でこれが出来るなら、残りシーズンも大いに期待できるものになるんじゃないかなと。素晴らしい勝利でした。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
2025明治安田J1リーグ第29節
1位 京都サンガFC(55)
2位 鹿島アントラーズ(55)
3位 柏レイソル(54)
4位 ヴィッセル神戸(54)※1
5位 FC町田ゼルビア(51)※1
6位 サンフレッチェ広島(51)※1
7位 川崎フロンターレ(48)
8位 浦和レッズ(47)
9位 ガンバ大阪(43)※1
10位 セレッソ大阪(42)
11位 ファジアーノ岡山(39)
12位 アビスパ福岡(37)
13位 清水エスパルス(36)
14位 名古屋グランパス(32)
15位 東京ヴェルディ(32)
16位 FC東京(31)
17位 横浜F・マリノス(25)
18位 湘南ベルマーレ(25)
19位 横浜FC(24)
20位 アルビレックス新潟(20)
※1 1試合消化試合数が多い。
オールマイトレジャー!
ではでは(´∀`)