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海外ド音痴、ロシアに翔ぶ。〜英語もまともに喋れない私のロシアW杯観戦記〜第5話 焦ってはいけない


 

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W杯のチケットは確保した。

後はW杯の観戦の日を待つのみ...という訳には行かなかった。

 

これはさすがに自分でもドン引きした。

個人情報入力欄において、結構な入力ミスをやらかしていたのである。

 

やばい、これはいかん、これはやらかした。

 

そして仮にも大学生ではあるが、英語なんて正直ほとんどできない。ペーパーテストで許される最低点はなんとか超えれる点を取れる程度の英語力しかない私。

 

同行する語学堪能な友人とは大阪ダービー観戦を兼ねて細部の詰めをする予定となっていた。それがこの時である。

 

 

 

なんとか彼に、南茨木駅に向かうまでの阪急の列車の中で情報修正のリクエストをFIFAに送る作業をしてもらった。

あまりの凡ミスに「お前日本人やなぁ...w」と笑いながら言っていた。そもそも彼がロシアに精通している事から始まったこの企画ではあるが、いやぁ...語学堪能で助かった.…..。

 

   

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、今回のW杯ではチケットとは別にFAN IDという身分証明書が必要となる。

 

いわゆる転売防止策の1つであり、逆にいうとこのFAN IDが無ければ、例え正規のチケットを持っていてもスタジアムには入れないのだ。

そのかわり、FAN IDがロシア入国の際にビザ代わりになるので新たなビザを発行する必要はなく、またW杯期間中はロシア国内の飛行機を除く公共交通機関を無料で利用できるという便利な恩恵も備えている。

 

今回の旅はお恥ずかしい話、基本的に全ての事を友人に丸投げした。

私がロシア語どころか英語もまともに喋れないという点はもちろんあるが、こう言ってはなんだがロシアは比較的特殊めな国。海外は1歳の時にハワイに行った以外一度も行っていない実質海外未経験である私が、下手にしゃしゃり出ると余計にややこしくなるとも思った。

 

FAN IDに関しても、前回、前々回に述べたように友人は既にロシアvsエジプトのチケットを獲得しており、その試合分のFAN IDを既に申し込んでいてやり方をわかっていた。なのでもうスマホを渡して全部任せたのである。すいませんホント何から何まで......

 

   

前述のように、ホテルや鉄道の予約についても友人に委ねていた。今回の打ち合わせは、この段階では断念するかどうか決まっていなかったイランvsスペイン戦の扱いの相談や、あらゆる予約の手続きの確認をEXPO CITYのフードコートで行なっていた。

 

その後Panasonic Stadium Suitaに移動し、東口の怪我にヒヤヒヤしながら別にガンバファンではない友人の真横で思いっきり狂喜乱舞し、この日の打ち合わせを終えた。

 

   

ここから5月を迎える。

渡航1ヶ月前だ。

私達のロシアW杯観戦旅行はまだまだ慌た出しく、パニックとトラブルが連発した。

ただのロシア旅行とはワケが違う今回の旅路は、いくらロシアに慣れている友人にとっても未知の世界だったのだろう。

 

チケットを取れたからって、本当にW杯に行けるのか?

 

少しずつ、というより少しだけ、心の片隅に不安を抱えた5月が始まった。

 

 

 

つづく