やろうやろうと思ってて全然GLAY REMIXやってない。
どーもこんばんは
期限終わるぞそのうち…。
さてさて、本来なら今頃バリバリ東京オリンピックやってたはずなんだけどね企画という事で前回は2008年北京五輪のサッカー会場となったスタジアムを紹介しました。
今回は2012年ロンドンオリンピック編です!!
サッカーの母国、イングランドのロンドンで開催されたという背景もあって注目度も高かったこの大会。イギリスが「イギリス選抜」として大会に出場したり、関塚隆監督率いるU-23日本代表が実に44年ぶりとなるベスト4に進出!メダル獲得こそならなかったものの、初戦でスペインを下すなど思い出深い大会になりました。2011年に女子ワールドカップを制して黄金期を迎えていたなでしこジャパンも強さを見せ、決勝ではアメリカにW杯の借りを返される形にはなったものの準優勝、銀メダルを獲得しています。
今回はそんな、プレミアリーグなんかでもよく目にするスタジアムの多い、いつかは行ってみたいスタジアムも非常に多い2012年ロンドン五輪サッカー競技の会場となった6つのスタジアムをご紹介します。
ハムデン・パーク
開場:1903年
改修:1999年
収容人数:51866人
主な使用チーム:スコットランド代表、クイーンズ・パークFC
同じグラスゴーにあり、それぞれクラブが所有する形になっているセルティック・パーク(セルティックFC)やアイブロックス・スタジアム(レンジャースFC)とは異なり、ここはスコットランドの国立競技場という立ち位置である為にスコットランド代表のホームスタジアムの扱いも受けている。UEFAチャンピオンズリーグの決勝は過去に3回開催され、特に01-02シーズンの決勝はジネディーヌ・ジダンの伝説のボレーシュート(とロベカルの無茶苦茶クロス)の舞台となった。
ロンドン五輪では日本代表の初戦の舞台となった。前評判は良くないチームはいきなりダビド・デ・ヘア、ジョルディ・アルバ、コケ、イスコ、ファン・マタ等々を揃えてガチで金メダルを狙いに来たスペインと激突するが大津祐樹のゴールで1-0で勝利を収めて「グラスゴーの奇跡」とも呼ばれる事となる。グラスゴーは日本サッカーと相性の良い場所だったり?
☆59-60 UEFAチャンピオンズカップ決勝戦会場
★75-76 UEFAチャンピオンズカップ決勝戦会場
☆ラグビーワールドカップ1999開催会場
★01-02 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場
開場:1892年
改修:2000年
収容人数:52387人
主な使用チーム:ニューカッスル・ユナイテッド
プレミアリーグの名物チーム、ニューカッスル・ユナイテッドのホームスタジアム。現在は武藤嘉紀がここを本拠地にプレーしている。歴史あるスタジアムで、EURO 1996でも開催会場の一つに選ばれた。「セント・ジェームズ・パーク」というだけで通じるサッカーファンには日本にもかなり多く、それだけ著名なスタジアムの一つ。プレミアリーグファンは一度は行ってみたい方も多いだろう。
大会では日本は第2戦のモロッコ戦を戦った。試合は永井謙佑が見せたバケモノみたいなスピードによって1-0で勝利している。
☆UEFA EURO 1996開催会場
★ラグビーワールドカップ2015開催会場
開場:1910年
改修:1996年
収容人数:75811人
主な使用チーム:マンチェスター・ユナイテッド
マンUのレジェンド、サー・ボビー・チャールトンがこのスタジアムに名付けた異名は「The Theatre of Dreams(夢の劇場)」。第二次世界大戦中に一度焼失したが1949年に再建され、その後は小規模な改修を繰り返しながら現在に至る。クラブのレジェンドに肖り、南側のサウススタンドは「サー・ボビー・チャールトン・スタンド」、北側のノーススタンドは「サー・アレックス・ファーガソン・スタンド」と名付けられた。ノーススタンドにはクラブミュージアムも併設されている。
大会終了直後、香川真司がマンUで初めてプレーする日本人としてチームに加入するが、ロンドン五輪ではベスト4進出を掛けてエジプトと対戦。この試合では永井謙佑、吉田麻也、清武弘嗣のゴールで日本が3-0で勝利し、実に44年ぶりのベスト4進出を決めた。なお、この試合にはエジプトの一員としてモハメド・サラーが出場している。
☆1966 FIFAワールドカップ開催会場
★UEFA EURO 1996開催会場
☆02-03 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場
場所:イングランド、コヴェントリー
開場:2005年
改修:2006年
収容人数:32500人
主な使用チーム:コヴェントリーFC
五輪期間中は「シティ・オブ・コヴェントリー・スタジアム」という名前で稼働していたが、ネーミングライツを獲得しているリコーは日本企業のリコーである。コヴェントリーFCが最後にプレミアリーグを戦ったのは00-01シーズンの事。17-18シーズンにはフットボールリーグ2(事実上の4部)での戦いも強いられたが、そんなチームでも国際試合企画のスタジアムを持っているのはこの国のフットボール文化の表れか。
元々コヴェントリー北部地区の再開発の名の下に建てられたスタジアムという背景もあってか、ショップなどのクラブ関連施設の他にもショッピングセンターやカジノも併設されている複合型スタジアムとしての評価も高い。過去にはブライアン・アダムス、ボン・ジョヴィ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブ開催実績もある。
場所:イングランド、ロンドン
開場:2007年
収容人数:90000人
主な使用チーム:イングランド代表
もはや説明不要。ブラジル、リオデジャネイロのマラカナンと並び、世界的に「サッカーの聖地」として知られているスタジアムである。ロンドン五輪自体のメインスタジアムはロンドン東部の「ロンドン・スタジアム」だったが、当地がサッカーの聖地と呼ばれている背景もあってか決勝戦と準決勝はウェンブリー・スタジアムで行われた。44年ぶりのベスト4進出を果たした日本代表はここでメキシコとの準決勝に挑んだが1-3で敗戦を喫している。2021年に延期になったEURO 2020は12ヶ国による分散開催が話題になっているが、準決勝と決勝はウェンブリー開催の予定。基本的にウェンブリーを本拠地とするスタジアムはいないが、ロンドンをホームタウンとするアーセナルとトッテナム・ホットスパーは自前のスタジアムを建設している間の代替ホームとして使用していた時期もあった。
2018年に大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」にライブ・エイドの会場として登場したウェンブリー・スタジアムは1923年に建設されて2003年まで現存したもの。現在のウェンブリー・スタジアムは2007年に再建された背景から「ニュー・ウェンブリー」と呼ばれる事もある。「新国立」的な感じ。
☆10-11 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場
★12-13 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場
☆ラグビーワールドカップ2015開催会場
★UEFA EURO 2020開催会場(予定)
☆23-24 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場(予定)
開場:1999年
収容人数:74500人
主な使用チーム:ウェールズ代表
日本が銅メダルをかけて韓国と戦った3位決定戦の会場。しかし結果は0-2で敗れて4位となってしまった。余談だが、当時のU-23韓国代表メンバー18人のうち12人がそれ以前、以後にJリーグ経験がある。ラグビーワールドカップでは1999年と2015年の2回で開催会場の一つに選ばれた。
ウェールズのサッカーやラグビーに於いて非常に重要なベニューの一つ。イギリスのミレニアム・プロジェクトにより建設された背景から「ミレニアム・スタジアム」との名が付くが、別名として「ナショナルスタジアム・オブ・ウェールズ」「プリンシパリティ・スタジアム」がある。過去にも数多くのアーティストがコンサートを行った他、2017年にはレアル・マドリードが4-1でユベントスを下した16-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグも開催。レアルのギャレス・ベイルは史上6人目となる地元で行われた決勝で優勝を飾った選手となった。
☆ラグビーワールドカップ1999開催会場
★ラグビーワールドカップ2015開催会場
☆16-17 UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場
(おまけ)
ロンドン・スタジアム
場所:イングランド、ロンドン
開場:2011年
収容人数:60000人
主な使用チーム:ウェストハム・ユナイテッド
ロンドン五輪のメインスタジアム。ここで陸上競技を始め開会式と閉会式などが開催されたが、サッカーに関しては会場リストに含まれていない。五輪後はこのスタジアムが「ウェストハムがトッテナムか、どっちのホームになるのか」で一悶着あったが、最終的にウェストハムの本拠地となる事で落ち着いた。
サッカーではウェンブリーが君臨しているが、2015年のラグビーワールドカップであったり2017年の世界陸上だったりサッカー以外の世界大会でロンドンで重用される事が多い。また、2019年にはニューヨーク・ヤンキースvsボストン・レッドソックスのメジャーリーグ(MLB)がイギリスで初めて開催された。結構無理矢理感はあったけど…。ちなみに、その試合のヤンキースの先発投手は田中将大。
☆ラグビーワールドカップ2015開催会場
★世界陸上2017開催会場
日本代表って地味に全会場制覇してたのね…。
ではでは(´∀`)