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あのセーブ〜明治安田生命J2リーグ第16節 大宮アルディージャvs京都サンガFC マッチレビュー〜

更新するだけしといてバルサ回の着地点見失ってる。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、マッチレビュー明治安田生命J2リーグ第16節、大宮アルディージャvs京都サンガFCの一戦です!

 

 

 

 

疲労の影響だったりもやはりあるのか、7試合を戦って2勝3分2敗だった8月。これだけ見れば戦績は五分五分ではあるんですが、問題は3分2敗が全部後半に固まってサンガは今、5戦未勝利という状態に陥っている事です。気がつけば絶好調の長崎、北九州はおろか、3位徳島との勝点差も9に広がり、これ以上の黒星は致命傷に近い意味を持ってきます。立場としては似たような立場の大宮との直接対決を制して何とか踏みとどまらねば…。

両チームスタメンです。

 

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サンガはなんと前節からスタメンを8人変更してターンオーバーを敷いてきました。前節から続けてスタメンに起用にされているのは若原智哉、安藤淳、福岡慎平の3人のみで、谷内田哲平と李忠成は入団後今季初スタメンとなっています。

一方の大宮はこの夏に横浜FCから獲得したイバが移籍後初スタメンを飾りました。

 

 

本日の会場は埼玉県さいたま市NACK5スタジアム大宮です。

元々は1964年東京オリンピックサッカー競技の会場として整備されたこのスタジアムは意外と国際大会との縁もあるスタジアムです。1979年のワールドユースの会場、それもアルゼンチンのいるグループBの会場に選ばれた事でディエゴ・マラドーナが国際大会デビューしたスタジアムという拍も付き、2002年日韓ワールドカップでは埼玉スタジアム2002で準決勝を戦ったブラジル代表の面々のサインも書き記されているとか。

 

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センターフォワードの位置に置いたイバを起点にした速い攻撃を仕掛けていく大宮、メンバーを多く替えつつも、基本的にはこれまでの形を踏襲するようにまずはしっかりボールを繋ぎながら攻撃の形を組み立てていくサンガ。両チームの狙いと目的は比較的ハッキリした形で前半は進んでいきます。

 

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序盤はイバを起点としたシンプルな攻撃に苦しめられる時間が続き、特にバイスがいない状態でイバをどう抑えるかはポイントでしたが、なんやかんやで安藤淳を中央に配した3バックで粘り強く対応。前半の最後の方には両サイドを中心に良い形も生まれるようになり、スコアは動かず両者譲らず的な展開で前半を終えます。

 

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後半に良い入りを見せたのはサンガでした。47分、右サイドからパスを繋いで野田隆之介がクロスを上げると、相手DFのクリアミスを突いて抜け出した李忠成がGKと1対1のチャンスでループシュート直後には黒木恭平のクロスに李が頭で合わせたものの、2本ともセルビア代表経験を持つGKフィリップ・クリャイッチのファインセーブに阻まれてゴールならず。49分の黒木のミドルシュートも僅かに枠外。

 

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しかし後半開始から5分までに訪れた決定機を活かせなかったサンガはここから大宮の猛攻にさらされる事になります。50分には畑尾大翔のクロスにイバがヘディングシュート。これはGK若原智哉が好セーブを見せて防ぎますが、時間が経つにつれて試合は大宮に相当傾いていき、終盤戦はなかなかに一方的な展開へ。

 

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迎えた89分、左サイドを抜け出した渡部大輔のクロスをイッペイ・シノヅカがワンタッチでヒールで流すと、ここに飛び出した途中出場の戸島章がスライディングしながら叩き込んで土壇場で大宮が先制。サンガに反撃の時間はほとんど残されておらず、ここまで6戦未勝利だった大宮の連敗は4でストップ。逆にサンガがこれで6戦未勝利となってしまいました。

 

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今日は大幅にターンオーバーを敷いて試合に臨んだ事を踏まえると、極度に悲観するほど悪いパフォーマンスだったとは思わないし、それぞれの選手が出来る事はやっていたと思います。ただ、ポゼッションをベースにして…というのは良いんですけど、今のサンガはそれ以上の広がりというものに欠けている印象ですね。それだけに後半立ち上がり、キーパーの好守に阻まれたシーンのどっちかが決まってれば……まぁ、雑に総括すればクリャイッチのあのセーブから流れが変わっちゃったみたいな試合でしたね。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J2リーグ第16節

モンテディオ山形0-0レノファ山口FC

栃木SC2-2ギラヴァンツ北九州

大宮アルディージャ1-0京都サンガFC

ジェフユナイテッド千葉2-2アビスパ福岡

ヴァンフォーレ甲府1-0ザスパクサツ群馬

アルビレックス新潟2-2V・ファーレン長崎

ツエーゲン金沢2-1FC琉球

ファジアーノ岡山1-0松本山雅FC

徳島ヴォルティス1-2水戸ホーリーホック

愛媛FC1-2FC町田ゼルビア

ジュビロ磐田2-2東京ヴェルディ

 

1位 V・ファーレン長崎(36)

2位 ギラヴァンツ北九州(35)

3位 徳島ヴォルティス(30)

4位 アルビレックス新潟(26)

5位 ヴァンフォーレ甲府(25)

6位 ジュビロ磐田(24)

7位 東京ヴェルディ(24)

8位 ツエーゲン金沢(23)

9位 FC町田ゼルビア(23)

10位 大宮アルディージャ(23)※1

11位 栃木SC(23)

12位 モンテディオ山形(22)

13位 京都サンガFC(21)

14位 ジェフユナイテッド千葉(20)

15位 水戸ホーリーホック(20)

16位 ファジアーノ岡山(19)

17位 アビスパ福岡(19)※1

18位 FC琉球(14)

19位 愛媛FC(13)

20位 松本山雅FC(13)

21位 ザスパクサツ群馬(13)

22位 レノファ山口FC(12)

 

※1 大宮と福岡は1試合少ない状態。

 

新潟vs長崎、栃木vs北九州、磐田vs東京Vの上位対決があった影響もあって、上位7チームのうち勝利を収めたのは群馬を1-0で下した甲府のみ。その為、4位新潟から11位栃木までの勝点差が3、17位福岡からでも勝点差7と4位以下はかなり詰まってきました。10連勝を達成できるかが注目された北九州は10連勝こそ逃したものの、2点ビハインドから追いついて無敗記録は10に伸ばしています。

また、今節は前述の3カードの他に千葉vs福岡、大宮vs京都と順位的にミドルゾーンに位置するチームの直接対決も行われた影響もあり、それぞれ下位チームから勝利を手にした金沢と町田が一桁順位にジャンプアップしています。

 

 

さ、バルサ回書こ……。

ではでは(´∀`)