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THE・ネル〜明治安田生命J1リーグ第15節 柏レイソルvsガンバ大阪 マッチレビュー〜

翔び過ぎて千葉…。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第15節、柏レイソルvsガンバ大阪の一戦です!

 

 

 

苦しんだ8月でしたが、9月の初戦となる前節仙台戦では今季最多となる4得点を挙げて快勝したガンバはなんとか上位戦線に踏みとどまる事が出来ています。前節で得た光明を逃さない為にも、何気に現在アウェイ戦無敗を誇るガンバにとって今節の持つ意味は大きいのです。いかんせん、柏は現在ガンバと勝点が同じ5位。優勝争い生き残りを掛けた決戦になってきました。

両チームスタメンです。

 

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ガンバはスタメン、ベンチメンバーの18人全て前節と同じ選手をチョイス。小野裕二の長期離脱が発表されるなど不安な要素もありますが、土曜日の良い流れ、取り戻しつつあるコンディションをなんとか維持したいという形でしょう。余談も余談ですが、2月に行われたルヴァン杯の柏戦からはスタメンが3人替わっています。

柏は前節清水戦では温存される形になったオルンガがスタメンに復帰。また、中村航輔は前節清水戦で負傷退場してしまいましたが、逆に離脱していたキム・スンギュが復帰してきました。…あれ?この流れどっかで見た事ある……。ルヴァンの時はキム・スンギュにボッコボコにされたから……。

 

 

本日の会場は千葉県柏市三協フロンテア柏スタジアムです。

通称日立台でお馴染みのスタジアムはガンバにとって決して相性が良いとは言えないスタジアムで、ガンバがJ1に復帰してから柏がJ2に降格するまでの日立台での5試合は1勝4敗でした。ガンバにとっては2014年の7連勝、2018年の9連勝がストップしてしまったスタジアムでもあります。…なんなら、日立台じゃなくて万博だけど1997年の9連勝が止まった相手も柏だったり…。……打倒天敵。

 

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しかしいきなり出鼻を挫かれました。2分、ガンバのオフサイドトラップが若干乱れたところを古賀太陽にロングスルーパスを放たれ、抜け出したオルンガが確実に隅に決め切っていきなり先制点を許すハメに。

 

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その後はガンバ側も多少のポジショニングを修正して対処はした事でボールは優位に持てるようになりました。31分には井手口陽介の突破により生まれたルーズボールに反応した倉田秋ループシュート。しかしこれはガンバの天敵GKキム・スンギュに阻まれてゴールならず。

 

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リズムは取り戻しつつあったガンバでしたが、40分には三原雅俊のクロスに江坂任が頭で叩き込んで2-0。前半アディショナルタイムにガンバは倉田のパスからアデミウソンがネットを揺らすシュートを放ったもののオフサイドとしてゴールは認められずに2点ビハインドで前半を終えます。

 

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ガンバは後半から井手口と山本悠樹を並べる形にした4-4-2にシステムチェンジ。58分には昌子源アデミウソン、倉田を下げて渡邉千真、パトリック、髙尾瑠を投入し、FWの宇佐美貴史を左サイドに出す陣形を組みます。この交代の直後、宇佐美が渡邉とのワンツーから抜け出して折り返し、DFのブロックが中途半端になったところに藤春廣輝が詰める決定的なシーンを迎えます。しかしこれもキム・スンギュに阻まれ…。

 

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この決定的なチャンスを逃した直後の62分、キム・スンギュのロングフィードから柏がカウンターのチャンスを作ると、元ガンバ呉屋大翔のクロスに江坂が頭で合わせて3-0……。

77分には前節デビューを飾った川崎修平と第11節以来の出場となる遠藤保仁を投入。しかし流れとしては変わらず、前がかりになったところを奪われて柏の前線3枚に楽しそうにカウンターされて……GK東口順昭の奮闘で更なる失点こそ免れたものの、ガンバは今季初のアウェイゲームでの黒星を喫してしまいました。

 

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全体的に極端に悲観するほどの試合では無かったと思っています。(他にはFC東京とか)のようなタイプの相手が苦手なんて前々からわかり切っていた訳で、前半の山本と井手口の位置関係の修正も含めてやる事はある程度やっていたかと。ただ、ガンバ自体がネルシーニョのチーム苦手ってのはあるんでしょうけど、ネルシーニョ監督が率いるチームの特徴ってやる事がめちゃくちゃハッキリしてるんですよね。今日は開始2分に先制をとられた事でその利点がピッチに表れやすい状態になっちゃったんだろうなと…。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J1リーグ第15節

川崎フロンターレ3-2ヴィッセル神戸

鹿島アントラーズ2-1ベガルタ仙台

柏レイソル3-0ガンバ大阪

FC東京2-1横浜FC

サンフレッチェ広島4-1清水エスパルス

大分トリニータ2-2湘南ベルマーレ

浦和レッズ2-2サガン鳥栖

名古屋グランパス2-1横浜F・マリノス

セレッソ大阪2-0北海道コンサドーレ札幌

 

1位 川崎フロンターレ(41)※1

2位 セレッソ大阪(33)

3位 FC東京(31)※1

4位 名古屋グランパス(27)※2

5位 柏レイソル(26)

6位 鹿島アントラーズ(24)※1

7位 浦和レッズ(24)

8位 ガンバ大阪(23)※2

9位 サンフレッチェ広島(21)※2

10位 横浜F・マリノス(21)※1

11位 ヴィッセル神戸(19)※1

12位 北海道コンサドーレ札幌(14)

13位 横浜FC(14)

14位 大分トリニータ(13)

15位 サガン鳥栖(11)※3

16位 ベガルタ仙台(11)※2

17位 清水エスパルス(9)

18位 湘南ベルマーレ(6)※2

 

※1 15試合を標準として、他チームより1試合多い状況。

※2 15試合を標準として、他チームより1試合少ない状況。

※3 15試合を標準として、他チームより4試合少ない状況。

 

上位5チームは揃って勝利を収めた為、TOP5の顔触れに変動はありません。そんな中、試合数が浦和、G大阪より多いという側面はあるにせよ、一時期は最下位にまで沈んだにも関わらずここに来て4連勝を記録した鹿島が順位を6位まで上げて来ました。

下位では7試合勝利のない湘南は同じく下位の大分に2点リードを吐き出す形でドロー。清水、仙台も含めて、試合数が大幅に少ない鳥栖よりも順位が下である事は大いに危機感を抱くべきでしょう。

 

 

オルンガもだけど江坂さんさぁ。

ではでは(´∀`)