絶叫ドーム〜明治安田生命J1リーグ第16節 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ マッチレビュー〜

美味しいパスタ作ったおまえ(低い声)

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第16節、北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズの一戦です。

 

 

 

結局8月は一勝も出来ずに終わった札幌。9月に入ってもそのスランプからは中々抜け出せず、順位こそ貯金もあって中位を維持していますが前節でC大阪に敗れた事で未勝利は8にまで延びてしまいました。

一方の浦和は凄まじい惨敗もありつつも、なんやかんやで勝点は少しずつ積み上げて一応上位グループには位置。柏や名古屋にフルボッコにされたのは記憶に新しいですが、逆に今季から4バックにシフトした浦和は現在スタートフォーメーションが3バックのチームには全勝中です。そういうこの試合に至るまでの流れという意味では浦和が優位ですが、果たして…?

両チームスタメンです。

 

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札幌は前節からメンバーを5人交代。コンディション等の問題で前節を欠場したチャナティップ駒井善成がスタメンに復帰し、本来のセンターフォワード+2シャドーの形としています。

浦和もメンバーを4人入れ替え。エースのレオナルドをベンチに下げる代わりに、今日は第9節名古屋戦以来のスタメンとなる杉本健勇を起用してきました。また、CBの岩波拓也は今日は右サイドに入ります。

余談ですが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が唯一浦和から札幌に連れて行った選手でもある駒井は1年目は契約上の理由により、2年目は自身の負傷離脱があったので初めての古巣対戦となります。

 

 

本日の会場は北海道札幌市、札幌ドームです。

ただでさえコロナ禍で過密日程となる中、雷雨の影響により試合時間の遅延……それだけならまだしも、普通に延期になる事も増える季節。実際に延期事例も既に出ています。そういう意味では今日の札幌も雨らしいですけど、グラウンドコンディションが天気の影響を受けないのはリーグ運営的にはありがたい話ですね。

 

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試合は早い段階で動きます。12分、左サイドからペナルティエリア内に侵入した関根貴大チャナティップに倒されて早々とペナルティーキックを獲得し、これを杉本健勇が決めて浦和が先制。これで札幌は8試合先制点を取れてないという事に。

更に20分、札幌が前掛かりになったところを浦和陣内の深い位置から青木拓矢が1本ロングフィードを倒すと、裏に抜け出した杉本が最後はDF進藤亮佑を振り切ってGK菅野孝憲との1対1を制してこの日2点目。第9節名古屋戦以来の先発起用に応える結果を出して浦和が早くから2点を先行します。

 

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ただ今日はジェイという前線の軸がしっかり定まった影響もあるのか、札幌はルーカス・フェルナンデスの右サイドからの攻撃が効いてチャンスは時間と共に増えていきます。すると31分にルーカスが右サイドを突破してクロスを上げると、エリア内でジェイのヘディングループシュートがゴールに吸い込まれて1-2。更に35分には今度はコーナーキックのこぼれ球を繋いで福森晃斗がクロスを入れると、またしてもジェイが今度はトーマス・デンとの駆け引きを制してヘディングシュートで同点弾。ここ3試合得点の無かった札幌が4分間で試合を振り出しに戻しました。

 

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前半のその後は両者ともに激しく攻守が入れ替わる中前半終了のホイッスル。両チームとも長身FWが2得点ずつ挙げて2-2で前半を終えます。

 

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前半を考え得る最高の形で終えた札幌は浮き足立つ浦和に対して後半も押し込んでいきます。浦和が55分にレオナルドとマルティノス、61分に柴戸海を投入してきてもそれは変わらず、大量にセットプレーのチャンスも作りながら躍動感溢れる攻撃でチャンスを創出。

 

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64分、札幌は2シャドーの駒井とチャナティップを下げてドウグラスオリヴェイラアンデルソン・ロペスの投入でより「力」で押し込んでいきます。それが実ったのは67分でした。福森のコーナーキックが杉本の頭に当たってゴールイン。しかしオウンゴールで逆転を許した浦和もすぐさま汰木康也山中亮輔をピッチに送り込むと、75分には汰木のクロスにマルティノスとGK菅野が交錯。しかしこぼれ球を槙野智章が押し込んで3-3で再び同点。壮絶な試合展開に。

 

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3-3になってからはまたも札幌の猛攻タイムが続きます。サイドから積極的にチャンスを作り続けて、そこにプレースキッカーの福森のみならず3バックの進藤と田中駿汰まで攻め上がります。90分、福森のクロスから田中のヘディングもギリギリまで槙野が付いていた事でミートし切れず僅かに枠の上。

 

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こうなってくると今度は札幌が燃料切れに近い状態に陥り始めて、浦和ボールになった時にチェックする余力が失われていきます。アディショナルタイムペナルティエリア右を抉ったマルティノスの折り返しに柴戸海のシュートが絶妙にイレギュラーしてゴールへ。北の大地を舞台にした死闘の結末は最後の最後で浦和に微笑み、耐えに耐えて粘りに粘った浦和が勝点3を手にしました。

 

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いやー……手に汗握るとはこういう……。

とにかく浦和はよく耐えたなーって感じでしたね。耐えて耐えるだけならこの結果にはならなかったでしょうけど、なんとかマイボールにしたら適当に蹴っても無理矢理にでもチャンスを作ってくれるレオナルドとマルティノスがあの時間に体力に余力を残して前線にいた事が全てだったかと。あくまで温存目的だったとは思いますが、結果的にはレオナルドをベンチスタートにしたのが効いた感はありますね。

この試合を単体で見るなら札幌も悲観するべき内容では無かったと思います。ネガティブな響きで聞こえがちな「内容は悪くなかった」という言葉も今日の札幌に関しては決して強がりでもないのは確かです。ただ、2-2以降は明らかに札幌が勝つ流れが出来ていた事、そして今の札幌の状況を加味すると……良かっただけに色んな意味でのダメージは大きいのかなと。

 

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試合はクソ面白かったです。

ではでは(´∀`)