そばと同時にゴリゴリのラーメン食べたい
どーもこんばんは
さてさて、大晦日です!某学生に優しい価格設定の店で啜るマッシュルームスープの味が身に染みる中ではありますが、2020年ラストのブログを書いております。
間違いなく良いことよりしんどい事の方が強かった2020年、最後くらいパーっといこうやという事で、今回は独断と偏見で選ぶ2020ガンバ大阪ベストゴール大賞を決めたいと思います!
とはいっても、色々な見方や基準があるのでNo.1を決めるのは正直無理みたいなところあるんですよ。なので、今回は6+2部門に分けてベストゴールを決めていきます。この+2はゴールを防いだプレー!という事で、ディフェンスの選手に送る部門とし、計8部門でやっていきたいと思います。
部門は以下の通り。
①ゴラッソ部門
②エロいシュート部門
③ナイスアシスト部門
④流れが美しかった部門
⑤これ書いてる時にガンバファンでもなんでもないけど友人のM氏が合流したからせっかくなのでベスト5選ばせてみた部門
⑥劇的ゴール部門
⑦スーパーディフェンス部門
⑧今年もレジェンド、東口順昭大賞2020
一個明らかにツッコミどころがありますが、説明はそれぞれの項目で!
それではスタート。
( )内の数字は最終スコアです。
①ゴラッソ部門
・ド派手なスーパーゴール。宇佐美や倉田みたいなゴラッソ製造機みたいな選手も多いガンバは結構お目にかかれる事も多し。
2〜5位はこんな感じです。
2位 第19節 広島0-1G大阪(1-2)、16分の倉田秋のゴール
3位 第7節 神戸0-2G大阪(0-2)、86分の宇佐美貴史のゴール
4位 第13節 G大阪1-1FC東京(1-3)、43分の宇佐美貴史のゴール
5位 第24節 G大阪2-1柏(2-1)、88分のアデミウソンのゴール
やっぱりガンバでゴラッソといえば宇佐美、倉田、そしてアデミウソンが多くを占めますね。4位のゴールは凄く宇佐美っぽいというか、あそこからニアにズドンいけるか…みたいな。2位の倉田はドライブ気味だったのが気持ちよさを倍増させてますね。
では1位です。
60分、井手口陽介のゴール
2020年8月19日19:00@Panasonic Stadium Suita
自滅に近い形で喫した3点のビハインドにより敗色濃厚になっていた中での井手口の一撃。このセットプレーは練習から何度もトライしていたらしく偶然の産物ではないところも見事でした。この手のデザインプレーはタイミングかボールがズレてるか、或いは合ってもフカしてしまうみたいな事も多いですが、そこは井手口と宇佐美、双方の技術力の高さが光りましたね。
②エロいシュート部門
・ゴラッソみたいに派手!というよりは卓越した技術の光る「エッロ」と言いたくなるようなシュート部門。シュートコースの絶妙さ、シュートに至るまでのボールコントロールなどがポイント。
2位 第14節 仙台1-1G大阪(1-4)、8分の山本悠樹のゴール
3位 第14節 仙台1-3G大阪(1-4)、73分の倉田秋のゴール
4位 第4節 清水1-2G大阪(1-2)、89分の渡邉千真のゴール
5位 第30節 G大阪1-1鳥栖(1-1)、77分のパトリックのゴール
2位の山本と3位の倉田はシュート技術、シュートコースはもちろん、その前にDFを一人ふわっとかわしてシュートを打てる体勢に持ち込んだのがエロかったですね。
21分、渡邉千真のゴール
2020年10月7日19:00@駅前不動産スタジアム
MBSで放送されている応援番組「ガンバTV〜青と黒〜」では年間ベストゴールに選ばれた一発。もうとにかくファーストタッチで勝負あり!って感じですね。最初のトラップでシュートを打ちやすい位置に置きつつ、同時にDFまで振り切るという。ストライカーとしての技術の高さが詰まりまくったゴールでした。
③ナイスアシスト部門
・「半分は○○の得点です」的なコメントもよく聞かれますが、そう呼ばれるに相応しい見事なアシストがもたらしたゴールをランキングしてみました。
2位 第1節 横浜FM0-2G大阪(1-2)、34分の倉田秋のアシスト(得点:矢島慎也)
3位 第7節 神戸0-1G大阪(0-1)、62分の髙尾瑠のアシスト(得点:小野裕二)
4位 第3節 名古屋2-2G大阪(2-2)、90+2分のパトリックのアシスト(得点:渡邉千真)
5位 第25節 G大阪1-1札幌(2-1)、16分の渡邉千真のアシスト(得点:井手口陽介)
2位と3位は動きも含めて…って感じですね。3位の髙尾のアーリークロスは精度というより相手DFが宇佐美に気を取られた隙を見逃さなかった判断力が素晴らしかったですし、2位の倉田の折り返しはボールを貰う前のオフサイドラインでの駆け引きが見事でした。相手が基本的にラインを高く保ちたがるマリノスという事も踏まえると凄く頭脳的な駆け引きだったと思います。賛否両論ありますが、これはVARが合ってくれて良かったシーンですね。
32分、パトリックのアシスト(得点者:井手口陽介)
2020年11月3日14:03@ヤンマースタジアム長居
4位の名古屋戦でのアシストでも同じ事が言えますが、今季のパトリックの凄まじさの一つにはポストプレーによるチャンスメイク力が凄まじく向上していました。パトリック自らの得点力は勿論、宇佐美や渡邉、倉田に小野瀬といった選手の攻撃参加を促す上でもこの部分は大きかったですね。そしてなんといっても大阪ダービーで見せた後の芸術的ポストプレー…あれは見事でしたねぇ…。
④流れが美しかった部門
・リズミカルなパスワーク、或いはカウンター……ゴールに至るまでの流れが美しかったり気持ちいいゴールをピックアップしてみました。
2位 第4節 清水0-1G大阪(1-2)、40分の小野瀬康介のゴール
3位 第12節 鹿島0-1G大阪(1-1)、6分の小野瀬康介のゴール
4位 第18節 G大阪2-1名古屋(2-1)、86分の宇佐美貴史のゴール
5位 第32節 G大阪1-0神戸(1-0)、27分のパトリック
前線からの積極的なハイプレスなどインテンシティーの高い戦いをガンバが志向した事もあって、綺麗な流れのゴールといえばショートカウンター的なゴールが目立ちましたね。この中なら2位と5位がそんな感じでした。
66分、パトリックのゴール
2020年12月2日15:00@Shonan BMWスタジアム平塚
山本の左サイドへの見事な展開から始まった攻撃から左サイドを崩していく流れは勿論、矢島のクロスを収めた渡邉のポストプレー、藤春のクロス、パトリックのポジション取り……絡む全ての動きが完璧でした。DAZNで見ててはっきり「かんぺき!」って言っちゃいましたもんね。鮮やかでした。
⑤これ書いてる時にガンバファンでもなんでもないけ友人のM氏が合流したからせっかくなのでベスト5選ばせてみた部門
・このブログを書いている時に友人のM氏が合流しましたのでせっかくなのでDAZNのオールゴールの動画を半強制的に見せてベスト5を選ばせてみました。以下、⑥のカテゴリーが始まるまでは書いてもらった文です。
【M氏より】
1 12/2 湘南戦のパトリックのゴール
完璧にサイドから崩し切ったゴール。湘南のCBの高さ不足を個で崩してるのもすごく良かった。
2 10/24 アデミウソンの決勝ゴール
さよならアデ
3 8/29 宇佐美のミドル
宇佐美のミドルシュートどれも凄いけど、振りが小さくてここまで強いシュート打てるの凄い。
4 8/23 小野瀬のシュート
鹿島ディフェンスをサイドから崩し切ってて綺麗なゴールなので個人的に好き。
5 8/19 井手口のCKボレー
井手口のシュートのうまさでてる。ボランチでこのうまさはチート。
⑥劇的ゴール部門
・ゴールの美しさやゴラッソ点というよりも、そのゴールの劇的度、ドラマチック性のとにかく高いゴール。
2位 第24節 G大阪2-1柏(2-1)、88分のアデミウソンのゴール
3位 第28節 浦和1-2G大阪(1-2)、81分の髙尾瑠のゴール
4位 第9節 G大阪2-1横浜FC(2-1)、90+4分のパトリックのゴール
5位 第4節 清水1-2G大阪(1-2)、89分の渡邉千真のゴール
3位の髙尾のゴールはゴールそのもののみならず、この試合の重要性も加味した順位ですね。試合後のツネ様のニヤッも含めて。2位は……この後にアレって思うと切なすぎて……。
86分、宇佐美貴史のゴール
2020年9月23日19:00@Panasonic Stadium Suita
ガンバの怒涛の快進撃の始まりはこの前の試合にあたる第17節の札幌戦。この試合でシステムを4-4-2に戻すなどしてから連勝が始まりましたが、勢いが一気に加速したのはこの試合のゴールでした。上位に位置付ける名古屋との対戦という構図、宇佐美がここまで調子が良いとは言えなかった背景、一連の綺麗な流れ、そしてその流れを作るパスを出した遠藤保仁は結果的にこれが移籍前最後のゲームで……ドラマ性は最も高いゴールだったと思っています。
⑦スーパーディフェンス部門
・ここまでは良いゴールを挙げてきたが、ここからは逆にゴールを防いだ好プレーを。まずはDF編から。
2位 第20節 G大阪0-0鹿島(2-0) 51分に相手FWとの1対1を完璧に制した東口順昭のセーブ
3位 第33節 横浜FC0-0G大阪(0-2) 1分に先制点に繋がった倉田のパスカット
4位 第22節 G大阪1-1横浜FM(1-1) 84分に相手FWを完全に制した昌子源のディフェンス
5位 第25節 G大阪2-1札幌(2-1) 88分の決定機でのパトリックのクリア
2位の東口のセーブは東口恒例スーパーセーブというよりはディフェンス技術として凄いプレーだったと思って此方に入れました。いわゆる超絶スーパーセーブというよりは、相手のファン・アラーノとの距離と間合いを完璧に計算した必然性のあるプレーだったので、セーブというよりはグッドディフェンスの方が近いのかなと。ディフェンス技術の高さといえば4位の昌子のエリキを弾き飛ばしたディフェンスにも同じ事が言えて、あのワンプレーだけでも昌子源というDFの説得力が詰まっていたように思います。
3位は倉田のパスカットというよりはチーム全体でのハイプレスで完全にパスコースを限定し、先制点に繋げたという今季取り組んだ守備組織が高ポイント。5位はあのギリギリのタイミングでクロスバーにシュートが当たり、札幌の選手も近くにいた中でいち早くボールを掻き出したパトリックのストライドが守備で活きた影のファインプレーでしたね。
55分、髙尾瑠のスーパークリア
2020年10月18日14:00@昭和電工ドーム
今や伝説と化した髙尾の超絶クリア。出場機会自体は昨季から掴むようになっていましたが、今季は更にもう一段階ブレイク。開幕当初は昌子や新里亮の加入もあって出場機会減少も危ぶまれましたが、特に攻撃でのアグレッシブさもあり、4バックに戻してからは尚更欠かせない存在に。このスーパークリアも猛烈な戻りからの見事なカバーリングでした。まさしくフル稼働の躍進の年でした。
⑧今年も無双!東口順昭大賞!
・今年も無双してくれた東口様。もう皆さん意見が割れまくるほどのスーパーセーブだらけでしたが、改めて振り返っていきます。
2位 第7節 神戸0-1G大阪(0-2) 76分のセーブ
3位 第27節 G大阪0-0仙台(0-4) 3分のセーブ
4位 第25節 G大阪2-1札幌(2-1) 88分のセーブ
5位 第1節 横浜FM0-2G大阪(1-2) 72分のセーブ
それぞれ違う種類のセーブをセレクトしてみました。4位のセーブと、ナイスディフェンス部門の2位と3位はnoteで更に掘り下げた事を書きたいと思っているのでそこで。
5位は「えっ、それキャッチしちゃうの」っていう感じで、3位は連続セーブ。最終節の清水戦でもそういうシーンがあったのですが、一度のファインセーブで終わらずにすぐに体勢を整えて2度目にいける……この集中力と身体能力はやはり圧巻ですね。そして第7節神戸戦はもはや東口無双とでも言うべき試合でした。イニエスタ→古橋という神戸の決まり手を完全にぶっ潰した素晴らし過ぎるセーブでした。
90分のセーブ
2020年12月2日15:00@Shonan BMWスタジアム平塚
キーパーでスーパーセーブランキングを付けるとすると、ある意味ではゴールランキング以上に「時間帯」「試合の状況」「試合の重要性」が意味を持ってくると考えます。それを踏まえた時に2位争いが熾烈さを増していたこの段階で、難しい試合展開の試合終了間際で岡本拓也のドンピシャの一撃を超反応で防いだシーンは単なる1本のセーブの価値を超えていました。改めて言うまでもないですが、やはりこの選手は「勝ち点3を持ってるGK」ですね。
さぁ、今日、そして2020年のブログはこれにて完遂です!
本当に今年は色々ありましたが、歴史においてこの2020年は非常に深い年になったと思います。来年ときっと良い年に…なんて言葉を迂闊に思えなくなった時代ですが、まずは天皇杯に勝っていただく事が叶えば多分2021年もなんやかんや幸せに暮らせそうです。
それではみなさま、良いお年を!
ではでは(´∀`)