かつてのM-1グランプリ
敗退が決まった男はこう叫んだ。
「思てたんと違う!!」
おそらく今、この言葉を叫びたいチームは少なく見積って2チームはいる。
浦和サポも他サポもみんな思ってそうなこと第1位 pic.twitter.com/npu3BzInVT
— R (@blueblack_gblue) 2022年3月13日
一つは浦和レッズ。そしてもう一つは…
本日のスポーツ観戦日記は2022年3月11日に行われた試合、明治安田生命J1リーグ第4節、ヴィッセル神戸vs浦和レッズの一戦です。
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早くも今年の試合観戦は4試合目となった私。
それも…第1節:サンガスタジアム by Kyocera→第2節:ヨドコウ桜スタジアム→第3節:パナソニックスタジアム吹田→第4節:ノエビアスタジアム神戸…という奇跡的な順序。
今年からは関西4クラブ全てがJ1、全てが球技場という事が話題になっていましたが、こんなにも早く、しかもこんなにも美しい流れで達成できてしまうとは……。
第1節→サンガスタジアム by Kyocera
— R (@blueblack_gblue) 2022年3月11日
第2節→ヨドコウ桜スタジアム
第3節→パナソニックスタジアム吹田
第4節→ノエビアスタジアム神戸
ワイ、奇跡の関西スタジアム魔法陣を完成。 pic.twitter.com/OnK5EjqkAM
という訳でノエビアスタジアム神戸に到着。
さすが鹿島戦という事もあって、販促ポスターには大迫勇也が起用されていました。
(しかし欠場…)
そういえば後から知ったんですが、この日は楽天の三木谷浩史社長のお誕生日でもあったそうで。楽天25周年も含めてお誕生日おめでとうございます。
昨年は神戸・三宮にオフィシャルグッズショップをオープンさせたヴィッセルですが、ちょうどこの日からスタジアムのエントランスにミニグッズショップをオープンさせたという事で、せっかくなのでそこもちょっと覗いてみました。
ノエスタに旅行先でよく見るようなやつ売られてて爆笑したわ pic.twitter.com/9MWH3gvHB3
— R (@blueblack_gblue) 2022年3月11日
家帰ってからこれちょっと買いたかったもと少し…(小声)
スタグルに立ち並ぶ、神戸牛の誘惑と共にスタジアムの中へ(ノエスタのスタグルは神戸牛関連めちゃくちゃ多いです)。
この日はフライデーナイトJリーグ、通称金Jとして開催。相手も鹿島で大迫勇也因縁対決だったりするのも影響したのか、金曜日にも関わらずかなり大入りでしたね。メインスタンドは空席も目立ってましたが、バックスタンドはほぼほぼ満員だったのでは。
そしてスタメン紹介。
最大の注目ポイントでもあった大迫勇也は欠場でしたが……
ヴィッセルのスタメン発表ド派手もド派手。
LEDガンガン。
ファイヤーファイヤー。
選手入場も火花花火
試合が始まればやはりピッチ内でのパフォーマンスをシンプルに楽しみたいですけど、試合前後はこういうエンタメ全開の演出も楽しいというか、盛り上がりますよね。コンサート的なというか。元々ヴィッセルのスタメン発表のテンポ感というか疾走感というか、結構好きですし。
そんなこんなで追い込まれた三浦アツ監督の正念場とも言える戦いが始まりました。
試合のスポーツ的な考察に関しては下記のマッチレビューに書いておりますので、そちらを是非↓
試合はいきなり鹿島先制で幕を開け、神戸は完全に出鼻をくじかれる形に。
神戸はサイドを抜ける形でアタックを試みようとしていましたが…どちらかといえば鹿島のコンパクトかつハードなプレスの前にサイドに追いやられている感も強くて。
結構こんな感じで、目の前で激しい攻防戦だったりも繰り広げられてはいたんですが…
神戸は前半に一度ゴールネットを揺らしたもののオフサイド判定で認められず、逆に後半開始早々には鈴木優磨に叩き込まれてゲームセット。
…さーて、今週の現地さんは〜
バックスタンド、無線トラブルが届かない
岩政先生の躍動
槙野菊池にざわつく
…の、3本です……。
まぁ、試合後の空気はちょっと……半分お通夜みたいな雰囲気でしたね…。試合後にサンペールがペットボトルを地面に投げつけた(そして自分で拾った律儀な)動画が話題になっていましたが、サンペールも終盤はヒートアップしていたところもあったので前川黛也がずっとフォローしていました。
鹿島サイドとしてはもう快勝。神戸からしたら相当なフラストレーションが溜まる敗北だったと思います。今となってはメルボルン・ビクトリー戦があんな感じの展開だったので、多少スカッとした部分はあるでしょうが…。
すごく性格の悪いことを言えば、久し振りに中立の立場…言うなれば「どっちが勝っても楽しい」みたいな立場での試合観戦を楽しめました。まぁ〜…お通夜みたいな空気でしたね(他人事)。
ノエスタ行った事ある人ならわかると思うんですけど、地下鉄で帰る場合、駅まで結構混むというか、人が溜まる場面が2〜3回くるじゃないですか。結構な人混みになるので、前後左右の人の会話とか普通に聞こえるんですよ。そこで僕の後ろにいた二人組が、おそらく一人は熱心にノエスタに通う神戸ファン、もう一人は多分現地に来るのは初めてで、特定のチームを応援しているわけではない…っぽい感じで(推測です)。
神戸ファンの方はこれまでのアレコレもあるから、やっぱ辛そうな声色なんですよ。ガンバファン的には去年を思い返してもらえれば気持ちはわかるでしょう。絞り出すように声を出すんですわ。「いやぁー……勝てへんなぁー……」と。彼もツレを連れてきた手前、急激に落ち込むわけにもいかないんでしょうね。
そしたら初めて来たと思われる子が追い討ちをかけるんですよ。
「でもさ、やっぱホームチームが点取った時?あのわーってみんなが盛り上がる感じ…アレ良いよな。まっ、オフサイドやってんけど。」
「まっ、オフサイドやってんけど」
「まっ、オフサイドやってんけど」
「まっ、オフサイドやってんけど」
久々の完全中立観戦楽しかったです。
サ、サンガのエンブレムが…!
そして最後に。忘れてはいけないのはこれが3月11日だったという事。
他でもない3月11日に聴く「神戸讃歌」には、やはり感じるもの…感じなければならないものがありました。
ではでは(´∀`)