幕張ランド
どーもこんばんは
さてさて、我らがスタジアムガイドシリーズ、第38弾になって参りました。堂安律のガンバ時代のナンバー38でございます。今回はスタジアムではないけどサッカー場、割とこれまでの回とは少し異なる趣向の場所ですかね。
これまで日本代表のトレーニング施設といえば福島県のJヴィレッジ、静岡県のJ-STEP、大阪府のJ-GREEN堺といった施設が使用されてきましたが、これらは各自治体が運営しているものに対し、JFAが運営・施設管理を行う常駐施設としての機能を集中させた、いわば文字通り「サッカー日本代表の為の施設」として2020年に完成したグラウンドです。その為、ロッカールームの装飾などは日本代表仕様の装飾が施されており、選手の意見を一部参考にした部分もある他、当施設の開場以降はJFAのオフィス機能のうち日本代表に関連する部署が夢フィールドに移転しています。
現在では世代別の日本代表の強化合宿やJFAが主催する各種講習会は一貫して夢フィールドで開催されており、フル代表が日本国内で試合を行う際も基本的には夢フィールドを拠点に活動。2021年東京五輪の際には選手村ではなく夢フィールドがU-24日本代表のベースキャンプ地として使用しました。施設そのものは千葉県が運営する幕張海浜公園内に設置されていますが、この施設に関してはJFAと千葉県の協定締結によりJFAの管轄が認められています。
今回はそんな夢フィールドのスタジアムガイドです。
※注意
此方に掲載している情報は2023年8月時点での情報なので、変更が施されている可能性、及び情報自体に一部間違い生じている可能性もございます。当サイトでは責任を負いかねますので、予めご了承ください。
当ページはあくまで補足としての参考になれば...という趣旨のものですので、お出かけの際には必ず公式のホームページをご確認ください。
また、当ページは個人が管理・運営しているものであり該当施設とは一切関係ありません。
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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①スタジアム概要
開場:2020年
②スタジアムの感想
JFAはよくお金儲けだなんだの事で揶揄されたりはしますけど、夢フィールドや欧州オフィスなんかを見ると、それを元手に良い投資は出来てるなぁと思う部分はあるんですよね。お金の行き先として、たとえばこの夢フィールドは凄く素晴らしい施設だと思います。
まず代表の常駐施設があるというだけで大きな事ですし、JFAの管轄であるフットサル日本代表やビーチサッカー日本代表の仕様を想定した施設もしっかり設置。人工芝グラウンドのうちの一面は千葉県フットボールセンターとして千葉県が運営・管轄を担う形になっているので一般の少年サッカーでも利用できる場所を用意しているなど、男女のフル代表を中心としながらもトータル的なアプローチがよく考えられた施設だと言えるでしょう。
また、メイングラウンドを中心としたトレーニング施設以外は公園として整備されているので、公開練習開催時の練習見学のみならず、普段からランニングやウォーキング、犬の散歩として自由に利用できる旨がJFAの公式HPにも記されています。
③アクセス
最寄駅はJR京葉線及び武蔵野線の海浜幕張駅になります。ディズニーランドでもお馴染みの京葉線では東京駅から一本で行く事も可能です。また、京成バスや空港からの高速バスでは幕張メッセ中央というバス停まで行くものもあり、夢フィールドは基本的に幕張メッセを抜けてZOZOマリンスタジアム側に行くか夢フィールド側に行くか、という形になりますね。ただし、あくまで夢フィールドは練習場であってイベント施設ではありませんから、幕張メッセやZOZOマリンスタジアムとは違って案内看板が出ている訳ではないので、そこは要注意です。
余談ですが、夢フィールドの位置する幕張新都心エリアは羽田空港、成田空港、東京駅からいずれも30〜40分圏内でつける場所に位置するというところがこの場所に拠点を置く要因にもなったんだとか。
なお、幕張新都心エリアでは2023年より新たにJR京葉線及び武蔵野線の幕張豊砂駅が開業しましたが、幕張豊砂駅は幕張メッセへもかなり歩きますし、ましてや幕張メッセ基点で見る夢フィールドとは完全に反対側。ですので、幕張メッセに行く人はともかく、夢フィールドに行くつもりで幕張豊砂駅で降りるのはしんどいでしょう。
④周辺施設
言うまでもなく夢フィールドがある場所は幕張新都心。今やビジネスとエンターテイメントが集中した一大エリアとなっています。その中でも特に夢フィールドやJFAと直接的な繋がりがあるのは「JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里」と「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」でしょうか。
幕張温泉は夢フィールドから南東方面に進んだところにあるJFAとスパサンフジが共同運営している温泉施設で、こちらは一般開放されているどころか、オーシャンビューの露天風呂はまさしく幕張の新名物。岩盤浴やお食事処、リラクゼーションなども備えており、加えて朝も早めの時間から営業しているので、ここは幕張に行く際には押さえておきたいポイントでしょう。
アパホテルに関しては、ここのアパホテルは単体としては日本最高層となっている事でも知られており、同時にアパホテルと言えば基本的にはビジネスホテルではありますが、ここに関してはその名の通りリゾートホテル的な側面も強く、ここにも温泉施設や各種レストランが揃っています。アパホテルはこの地に夢フィールドがある縁からか2023年よりJFAとスポンサー契約を締結しているので、ホテル内には日本代表のパネルどころか、日本代表とのコラボルームもあるという…。
ちなみにアパホテルの客室からは夢フィールドが見える事が問題というか話題になっており、一般客室ならちょろっと見えるだけではありますが、これが高層階の客室やレストランになるとガッツリピッチが見えてしまうので、非公開練習の際は習志野市の秋津サッカー場を使用する事が多いですね。
幕張メッセの主だった施設といえば、その他にはやっぱり幕張メッセと千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)が挙げられます。
サッカーファンが幕張メッセや千葉マリンスタジアムにコンサートなり野球なりを見に行く際はちょっと見物がてら寄ってみたり、幕張温泉に行くのも非常に良いプランになってくるでしょう。
その辺りは幕張メッセや千葉マリンスタジアムのスタジアムガイドをご覧くださいませ。
⑤その他
日本代表施設という事で「一般利用出来るのかどうか」は一つ気になるポイントではありますが、ニュースでよく出てくるメイングラウンドは一般開放していないものの、人工芝グラウンドやビーチサッカー場、フットサルアリーナに関しては、JFAが各種トレーニングや講習で使用していない期間には一般でも使用する事が出来ます。
また、クラブハウス部分は選手のロッカールームなどがあるので基本的に入る事は出来ませんが、エントランス部分は自由に入場する事が出来て、ここには高円宮憲仁親王の銅像や日本代表グッズを販売している自動販売機が設置されています。ちなみに施設内には飲料の自動販売機も複数設置されていますが、そこはさすがオールキリン。
⑥ギャラリー
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あくまでこのスタジアムガイドは補足知識のようなものですので、お出かけの際は公式ページをご確認くださいね!
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ではでは(´∀`)