【前回までのあらすじ♡】
バイエルン・ミュンヘンvsマンチェスター・シティのチケットに受験をも超えるハイペースで落選し倒した私。そんな私に慈悲はないのか、まあねえやな…と諦めていたところ、色々あってバイエルンvs川崎フロンターレに行く事になり、準備を進めていたらなぜかバイエルンvsシティも行く事に。一体何が起こったんだ!?速すぎて俺には見えなかったぞ!?もう誰にも止められやしない!!東海道新幹線を燃えるように駆け抜けたワイはミスターファーレンハイトと呼ばれたのであった…。
聖地の誘惑〜バイエルンとマンCとミーハー東京旅行2023夏〜
第2話 極みの上ではTOP OF TOP
第1話 じゃあ来る?じゃあ行く。
第2話 極みの上ではTOP OF TOP(バイエルン・ミュンヘンvsマンチェスター・シティ 観戦日記)
第3話 HOWEVER幕張さんぽ
第5話 BIG EGGは死語とか言わないで!(読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ 観戦日記)
第7話 TOR!!!(川崎フロンターレvsバイエルン・ミュンヘン 観戦日記)
Jリーグ30周年記念特集はこちらから!
↓
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
↓
という訳で東京に到着。
関西に存在しない新幹線を見るとTOKYOを感じます… pic.twitter.com/p6FeJjtigL
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2023年7月27日
この日はホテルが千葉でしたので、しかも時間的にホテルに行かずに国立直行となりましたので、東京駅京葉線付近のロッカーに大荷物を突っ込んでからの移動となりました。
駅を出てビルを見上げ、はえ〜、高っけえなぁ、東京ってすげえなぁ…と首を上に向ける私の両サイドを音速で通り抜けていく東京の皆様。自分が田舎者…いいえ、田舎者じゃないけど高さ制限ホルダー京都の出身である事を改めて思い知りました。
クソ暑い東京を大江戸線で巡って辿り着いた国立競技場駅。ひとときの清涼を求めて自販機で買ったMATCHが暖かかった時の絶望感。しかしながら、HOWEVER。東京の洗礼を受けれど、魂が解放される瞬間はエスカレーターを上がった先にあるのです。
国立競技場-NATIONAL STADIUM-
…いやね、酷評されがちな新国立ですけども。やっぱり駅を出て、目の前にこの巨大建造物が目に入った時にはテンションが上がりましたね。届けたい胸の鼓動、ココロオドルと言いますか。
ちょっとお散歩とかしつつ。
(これがビッグイヤーなのね…)
そして入場!
国立競技場-NATIONAL STADIUM-
…いやね、酷評されがちな新国立ですけども。やっぱり駅を出て、目の前にこの巨大建造物が目に入った時にはテンションが上がりましたね。届けたい胸の鼓動、ココロオドルアンコールと言いますか。
やっぱりね、国立って人生初めてだったんです、私。旧も含めて。やっぱりここに踏み込むという事、その高揚感はやっぱり大きいものがありましたね。やっぱりって何度言うのよって話ですけどそれだけやっぱりやっぱりなんです。
さぁ、というわけでお待たせしました。
本日のスポーツ観戦日記は2023年7月26日に国立競技場で行われたAudi Football Summit powered by docomo、バイエルン・ミュンヘンvsマンチェスター・シティの一戦です!
さすが東京のメトロポリス感……。
という訳でウォーミングアップ開始!
するとミキが出てきた!そしてサッシャ出てきた!
…サッシャよ。おたくはラジオのパーソナリティを持って金ローのナレーションを請け負ってズムサタも出てF1の実況もやってGLAYの曲にも出てあれやそれやそいやそいやでここにも出てくるのか。おたくドイツ版のフローランダバディ枠に邁進しとるやろ……。
サッシャのここがやばい
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2023年5月28日
・ワンオペでも平然と実況を回す
・普通に解説もできる知識量
・無線もインタビューもがっつり同時通訳
・なんなら若干芝居も混ぜる
・レースが中断してもフリートークで繋ぐ
・ラジオ番組持ってる
・金ローのナレーションやってる
・なぜかGLAYの曲で作詞とコーラスやってる pic.twitter.com/4ADGac6yvG
試合前ゲストとして渋めのレジェンド、クラウディオ・ピサロ氏も来場。チョイスが渋い…!
サッシャ氏の「日本語で質問する→自分でドイツ語で質問し直す」の通訳芸も見れました。それダバディでも見たぞ……。
(ちなみにサッシャさんのF1解説めっちゃ好きです)
強いライトアップを経てスタメン発表。
そして選手入場!
選手入場がSeven Nation Armyだったのは漏れそうなくらいかっこよかったです。
この試合ね……一番素直な感想としては、徹頭徹尾不思議な感覚だったなあと。それがこの試合の感想の全てでしたね。いかんせん、この試合はやっぱり「普通なら日本では見れない試合」な訳で、それがこの日本で見れるというシチュエーション…その特別感はやっぱり強かったですよ。しかもバイエルンvsシティですからね。CL決勝でも違和感のないカードな訳ですし。しかもグアルディオラvsトゥヘル!
そしてこの日はちょっと諸事情もあってマッチレビュー書く予定は無かったんで、むしろものすごく純粋に試合を見つめられたというか。すごく童心に帰れた感覚でしたよ。ずっと「うめえなあ、ベルナルドシウバうめえなあ…」って言いながら試合見てましたもん。前半こっちサイドだったし。
28にしか見えねえ。
ずっと大好きだったグアルディオラも見れましたし。
ペップとトゥヘルの給水ミーティングも見れましたし。
(バイエルンの新ユニフォーム事情知らなかったので途中まで「どっちもアウェイキットかよ」と思ってましたごめんなさい)
さて、試合は気付いたらシェフィールドに行ってたジェームズ・マカティーのゴールでシティ先制。
レロイ・サネのスーパーFKがクロスバー叩いたすぐ後でしたね。
このゴールに至るまでの流れがまあエロかったんですわ。間を取る動き、そこに確実に刺すパス、そして誰かは中にいる、惜しかったやん・ゾマー…(気が付いたらインテル行ってたやん・ゾマー…)。
試合全体を通して、それこそそれが両国…シティの場合はイングランドじゃなくてスペインになる訳ですけどグアルディオラのスペイン色とトゥヘルのドイツ色なるものが結構この試合は色濃く出ていたように見えましたね。テストマッチなのでお互いに擦り合わせ段階ではあるんですけど、グアルディオラ体制の長かなってある程度全体にも個々にも染み付いているようなシティと、結局のところドイツ代表がズラリと並ぶバイエルンという事で無意識的にそうなった部分もあるように見えたというか、完成度以上のそういうイズムなるものを肉眼で拝めたのは日本のファンとしてありがたかったなと。ただその中でも、ディテールであったり完成度の高さとしてのクオリティは、やっぱり再構築作業中のバイエルンよりも三冠チームをそのまま引き継いでいるシティの方が数枚上だったなと。
前半終了。
あんたほんとなんでもやるやん……
さて、後半開始。シティのベルナルド・シウバとエデルソンを残して両者総替えでしたが、それでも結局ゴレツカだのロドリだのフォーデンだの、なんてったってハーランドまで出てくる訳で。私にチケットを恵んでくれた親戚が双眼鏡を手にして「デブライネあいつサンダル履いてる!!」と言ったとて、出てくる人間はいちいち豪華なんですわ。今年こそはカルビン・フィリップス頑張ってくれな。
ちなみにこの試合、バイエルン行くとか言ってたウォーカーもなんかぐちゃぐちゃごちゃごちゃしてたカンセロも普通にシティ側で出てたのは一瞬脳内回路も逆流を起こしそうになりました。移籍市場の最中ゆえ、プレシーズンあるあるですね。
マネもまさかこの試合がラストバイエルンになろうとは…。
新たなる怪物。
そういえば私、何気にメッシもネイマールもムバッペもイニエスタもデブライネもハーランドも生でプレー見た事になるんですね。なんだ、良い人生じゃないか……。
そういえばこの試合、例えばこの試合の前後に行われた横浜F・マリノスvsシティならマリノスの応援が響くし、川崎フロンターレvsバイエルンなら川崎の応援が響く訳じゃないですか。今日どうなるんだろうってちょっと思ってたんですよ。
…いや、むしろ、シティ側が散発的だった方が普通だと思うんですよ。現地から大応援団が来てる訳でもないし。なんでバイエルンサイドちょっと統率取れてるの…?
薄口の疑問を抱えながら夢の90分は終盤戦へ。
この日はハーランドはちょっと身体重そうというか、あんまり決定的な場面は多くなく。シティサイドはとにかくシウバがキレキレでしたね。ただ後半は前半よりもバイエルンが攻め込む時間も増えて81分にはマティス・テルのゴールで同点。これもいい流れでしたね。それこそシティの先制点を反転させたような。若手で取り切ったところもバイエルンファンにはロマンのあるポイントでしょう。
それでも86分にはまたしても間を取ったフォーデン。よく見てたペッローネ。最後はお前かラポルテ。サウジでも頑張ってくれ。まさかの決勝点ラポルテ。
試合終了。
いやほんと、夢の90分でしたね。ええ。よりどりみどりの歓声と良い意味の溜息が国立に充満したと思います。刻み込みたい1分1秒とはこの事かと。そこには確かに非日常が存在していました。このブログの存在伝えてないんで見てないとは思いますが、チケットを恵んでくれた親戚には感謝しかありません。ビールまでゴチになりました。お酒を飲めない私も最初の1杯目だけは美味しく感じるようになった辺りに私の成長を感じています。何の話だ。
でも、思えば元々は川崎バイエルンの試合だけ行く予定だった訳で、当初は1泊2日の心算だったんですよ。そしたら急にバイエルンシティチャンスが巡ってきたもんで、名古屋の別件を抜きにしても東京滞在が3泊増える訳です。もしくは都度往復するか。言ったらなんですけど、私的にもこれはそこまでハードルの低い話ではなく。
それでもスッと行っちゃえたのはやっぱり、バイエルン・ミュンヘンにマンチェスター・シティという現代フットボールの聖地、そして行ったことのない国立競技場という聖地……。そういう聖地の誘惑に釣られて東京までホイホイ流れ着いた訳ですから、聖地の魔力、聖地の誘惑とは偉大なもんだなと。それをつくづく感じながら国立を後にするのでした。
グッバイ国立。また3日後。
親戚と別れ、1人寂しく東京駅、そして京葉線へ。
高輪ゲートウェェェーイ⤴︎⤴︎⤴︎
…そして旅は幕張へ。
第3話「HOWEVER幕張さんぽ」につづく。
そう、この試合行ったって話してなかったのよ、Twitterで。
ではでは(´∀`)