RK-3はきだめスタジオブログ

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【いよいよ最終予選!】歴代日本代表の一次予選初戦と最終予選初戦とW杯本戦のメンバーの変遷を振り返ってみた①1998〜2006編

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バーレーンさんお久しぶり!

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ9月5日より2026年W杯アジア最終予選が幕を開けます。

「ドラマ」という言葉では片付けられないほどの強烈なサバイバルはこれまでに、今までに幾つもの歓喜や傷にまみれた痛みの記憶を生んできました。W杯に続く道はここからそのルートをはっきりと競争していくことになります。

 

 

 

同時に、別に最終予選に限って…という話ではないですが、W杯に出る為には2つの予選がある訳です。

一つは純粋に5日から始まる国vs国で争う最終予選。そしてもう一つは、いざW杯出場権を獲得した暁に、そこの最終メンバーに入り込めるかのサバイバルという予選……選手達は「国」という単位と「個人」という単位の2つの予選を突破して初めてW杯に辿り着く。そういう捉え方もある…と。

という訳で今回はこれまでのW杯に於いて、一次予選→最終予選→W杯本戦メンバーがどれだけ変わったのか…を振り返っていきたいと思います。いや、まぁ、予選開幕してないんで、これ取らぬ狸の皮算用じゃね?と言えばそうっちゃそうなんですけど、そこはこういうブログを書けどもしっかりミッションを達成してくれるものだと信じて…。

 

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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

【1998年フランスW杯】

 

《一次予選初戦メンバー20名(1997年3月)》

GK1 小島伸幸(ベルマーレ平塚)

DF2 柳本啓成(サンフレッチェ広島)

DF3 相馬直樹(鹿島アントラーズ)

DF4 井原正巳(横浜マリノス)

DF5 小村徳男(横浜マリノス)

MF6 山口素弘(横浜フリューゲルス)

MF7 本田泰人(鹿島アントラーズ)

MF8 前園真聖(ヴェルディ川崎)

FW9 高木琢也(サンフレッチェ広島)

MF10 名波浩(ジュビロ磐田)

FW11 三浦知良(ヴェルディ川崎)

DF12 路木龍次(サンフレッチェ広島)

MF13 北澤豪(ヴェルディ川崎)

FW14 岡野雅行(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 森島寛晃(セレッソ大阪)

MF16 斉藤俊秀(清水エスパルス)

DF17 秋田豊(鹿島アントラーズ)

FW18 城彰二(横浜マリノス)

DF19 中村忠(ヴェルディ川崎)

GK20 川口能活(横浜マリノス)

監督 加茂周

 

FIFAワールドカップフランス'98アジア地区1次予選

オマーン0-1日本

1997年3月23日@マスカット(オマーン)

日本得点者:小村徳男(10分)

 

《最終予選初戦メンバー27名(1997年9月)》

DF2 名良橋晃(鹿島アントラーズ)

DF3 相馬直樹(鹿島アントラーズ)

DF4 井原正巳(横浜マリノス)

DF5 小村徳男(横浜マリノス)

MF6 山口素弘(横浜フリューゲルス)

MF7 本田泰人(鹿島アントラーズ)

MF8 中田英寿(ベルマーレ平塚)

MF10 名波浩(ジュビロ磐田)

FW11 三浦知良(ヴェルディ川崎)

DF12 路木龍次(サンフレッチェ広島)

MF13 北澤豪(ヴェルディ川崎)

FW14 岡野雅行(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 森島寛晃(セレッソ大阪)

MF16 斉藤俊秀(清水エスパルス)

FW18 城彰二(横浜マリノス)

GK20 川口能活(横浜マリノス)

MF22 平野考(名古屋グランパスエイト)

GK25 楢崎正剛(横浜フリューゲルス)

FW27 西澤明訓(セレッソ大阪)

DF28 中西永輔(ジェフユナイテッド市原)

GK 小島伸幸(ベルマーレ平塚)

DF 渡辺毅(柏レイソル)

DF 西田吉洋(京都パープルサンガ)

MF 澤登正朗(清水エスパルス)

MF 下平隆宏(柏レイソル)

MF 三浦淳宏(横濱フリューゲルス)

FW 高木琢也(サンフレッチェ広島)

監督 加茂周

 

1998FIFAワールドカップフランス大会アジア最終予選グループB第1節

日本6-3ウズベキスタン

1997年9月7日19:06@国立競技場

日本得点者:三浦知良(4分,23分,64分,80分)、中田英寿(40分)、城彰二(44分)

ウズベキスタン得点者:オレグ・シャツキフ(56分,77分)、アンドレイ・フョードロフ(69分)

 

《W杯本戦メンバー22名(1998年6月)

GK1 小島伸幸(ベルマーレ平塚)

DF2 名良橋晃(鹿島アントラーズ)

DF3 相馬直樹(鹿島アントラーズ)

DF4 井原正巳(横浜マリノス)

DF5 小村徳男(横浜マリノス)

MF6 山口素弘(横浜フリューゲルス)

MF7 伊東輝悦(清水エスパルス)

MF8 中田英寿(ベルマーレ平塚)

FW9 中山雅史(ジュビロ磐田)

MF10 名波浩(ジュビロ磐田)

MF11 小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)

FW12 呂比須ワグナー(ベルマーレ平塚)

MF13 服部年宏(ジュビロ磐田)

FW14 岡野雅行(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 森島寛晃(セレッソ大阪)

DF16 斉藤俊秀(清水エスパルス)

DF17 秋田豊(鹿島アントラーズ)

FW18 城彰二(横浜マリノス)

DF19 中西永輔(ジェフユナイテッド市原)

GK20 川口能活(横浜マリノス)

GK21 楢崎正剛(横浜フリューゲルス)

MF22 平野孝(名古屋グランパスエイト)

監督 岡田武史

 

 

柳本や前園など、一次予選開幕時点では若干1996年アジアカップのメンバーの名残も感じますね。最終予選開幕時点では招集人数が増えたくらいで落選者はそこまで多くありませんでしたが、最終予選では加茂監督から岡田監督への監督交代もありましたが、呂比須帰化以外にも実際に最終予選中から当落線上にいたメンバーと常連メンバーが少し入れ替わるなどしており、加茂体制では代表から離れていた中山なども復帰。W杯本戦では当時18歳の小野も入りましたし、コアメンバーは加茂体制も岡田体制も大きな変化はありませんでしたが、サブメンバーは結構入れ替わった印象はありますね。

 

 

 

【2002年日韓W杯】

※自国開催に伴い予選が免除されていた為、2000年のアジアカップと2001年のコンフェデ杯のメンバーを参考とする。

 

《2000年アジアカップメンバー22名(2000年10月)》

 

 

GK1 川口能活(横浜F・マリノス)

DF3 松田直樹(横浜F・マリノス)

DF4 森岡隆三(清水エスパルス)

DF6 服部年宏(ジュビロ磐田)

MF8 望月重良(京都パープルサンガ)

FW9 西澤明訓(セレッソ大阪)

MF10 名波浩(ジュビロ磐田)

MF11 三浦淳宏(横浜F・マリノス)

MF12 森島寛晃(セレッソ大阪)

FW13 柳沢敦(鹿島アントラーズ)

MF14 中村俊輔(横浜F・マリノス)

MF15 奥大介(ジュビロ磐田)

MF17 稲本潤一(ガンバ大阪)

FW19 久保竜彦(サンフレッチェ広島)

GK20 高桑大二朗(鹿島アントラーズ)

GK21 下田崇(サンフレッチェ広島)

DF22 中澤佑二(東京ヴェルディ)

MF24 明神智和(柏レイソル)

DF26 海本慶治(ヴィッセル神戸)

FW27 北嶋秀朗(柏レイソル)

FW29 高原直泰(ジュビロ磐田)

MF30 小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)

監督 フィリップ・トルシエ

 

《2001年コンフェデ杯メンバー23名(2001年6月)》

 

 

GK1 川口能活(横浜F・マリノス)

DF2 上村健一(サンフレッチェ広島)

DF3 松田直樹(横浜F・マリノス)

DF4 森岡隆三(清水エスパルス)

MF5 稲本潤一(ガンバ大阪)

MF6 服部年宏(ジュビロ磐田)

MF7 中田英寿(ASローマ)

MF8 森島寛晃(セレッソ大阪)

FW9 西澤明訓(RCDエスパニョール)

MF10 三浦淳宏(東京ヴェルディ1969)

FW11 中山雅史(ジュビロ磐田)

GK12 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

FW13 山下芳輝(アビスパ福岡)

MF14 伊東輝悦(清水エスパルス)

MF15 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

MF16 中田浩二(鹿島アントラーズ)

MF17 明神智和(柏レイソル)

MF18 戸田和幸(清水エスパルス)

FW19 久保竜彦(サンフレッチェ広島)

DF20 波戸康広(横浜F・マリノス)

MF21 小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)

FW22 鈴木隆行(鹿島アントラーズ)

GK23 都築龍太(ガンバ大阪)

監督 フィリップ・トルシエ

 

《2002年日韓W杯メンバー23名(2002年6月)》

GK1 川口能活(横浜F・マリノス)

DF2 秋田豊(鹿島アントラーズ)

DF3 松田直樹(横浜F・マリノス)

DF4 森岡隆三(清水エスパルス)

MF5 稲本潤一(アーセナル)

MF6 服部年宏(ジュビロ磐田)

MF7 中田英寿(パルマFC)

MF8 森島寛晃(セレッソ大阪)

FW9 西澤明訓(セレッソ大阪)

FW10 中山雅史(ジュビロ磐田)

FW11 鈴木隆行(KRCヘンク)

GK12 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

FW13 柳沢敦(鹿島アントラーズ)

MF14 三都主アレサンドロ(清水エスパルス)

MF15 福西崇史(ジュビロ磐田)

DF16 中田浩二(鹿島アントラーズ)

DF17 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF18 小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)

MF19 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

MF20 明神智和(柏レイソル)

MF21 戸田和幸(清水エスパルス)

MF22 市川大祐(清水エスパルス)

GK23 曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)

監督 フィリップ・トルシエ

 

 

この大会の場合、2001年のコンフェデ杯に関しては前年のアジアカップ、或いは翌年のW杯に出場する選手が結構な人数で負傷離脱していたという事情はあるので、コンフェデ杯とW杯のメンバーが大きく違うのは当然と言えば当然という背景はあります。ただトルシエジャパンの人選はアジアカップくらいのタイミングで輪郭は出来上がっていましたが、このコンフェデ杯前後で戸田や鈴木が一気に台頭すると共にコンフェデ杯終了後から宮本など当落線上のメンバーは定着と離脱がはっきりと分かれ始めていき、最終的には数名の若手も食い込んでいく形になりました。

 

 

 

【2006年ドイツW杯】

 

《一次予選初戦メンバー(2004年2月)》

GK1 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

DF2 山田暢久(浦和レッドダイヤモンズ)

DF3 坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)

DF5 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF6 稲本潤一(フラムFC)

MF7 中田英寿(パルマAC)

MF8 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

FW9 久保竜彦(横浜F・マリノス)

MF10 中村俊輔(レッジーナ)

FW11 鈴木隆行(ヒュースデン・ゾルダー)

FW13 柳沢敦(UCサンプドリア)

DF14 三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

MF16 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

DF17 三浦淳宏(ヴィッセル神戸)

MF19 遠藤保仁(ガンバ大阪)

FW20 高原直泰(ハンブルガーSV)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 土肥洋一(FC東京)

監督 ジーコ

 

2006FIFAワールドカップドイツ大会アジア最終予選グループ3第1節

日本1-0オマーン

2004年2月18日19:23@埼玉スタジアム2002

日本得点者:久保竜彦(90+3分)

 

《最終予選初戦メンバー24名(2005年2月)》

GK1 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

DF2 田中誠(ジュビロ磐田)

MF4 遠藤保仁(ガンバ大阪)

DF5 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF6 中田浩二(オリンピック・マルセイユ)

MF8 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

MF10 中村俊輔(レッジーナ)

FW11 鈴木隆行(鹿島アントラーズ)

DF14 三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 福西崇史(ジュビロ磐田)

MF16 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

DF17 三浦淳宏(ヴィッセル神戸)

FW20 高原直泰(ハンブルガーSV)

DF21 加地亮(FC東京)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(ジュビロ磐田)

FW28 玉田圭司(柏レイソル)

FW31 大黒将志(ガンバ大阪)

GK 土肥洋一(FC東京)

DF 茶野隆行(ジュビロ磐田)

DF 松田直樹(横浜F・マリノス)

DF 坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)

MF 阿部勇樹(ジェフユナイテッド千葉)

FW 本山雅志(鹿島アントラーズ

監督 ジーコ

 

2006FIFAワールドカップドイツ大会アジア最終予選グループB第1節

日本2-1北朝鮮

2005年2月9日19:31@埼玉スタジアム2002

日本得点者:小笠原満男(4分)、大黒将志(90+1分)

北朝鮮得点者:ナム・ソンチョル(61分)

 

【2006年ドイツW杯メンバー23+1名(2006年6月)】

GK1 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

DF2 茂庭照幸(FC東京)

DF3 駒野友一(サンフレッチェ広島)

MF4 遠藤保仁(ガンバ大阪)

DF5 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF6 中田浩二(FCバーゼル)

MF7 中田英寿(ボルトン・ワンダラーズ)

MF8 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

FW9 高原直泰(ハンブルガーSV)

MF10 中村俊輔(セルティックFC)

FW11 巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)

GK12 土肥洋一(FC東京)

FW13 柳沢敦(鹿島アントラーズ)

DF14 三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 福西崇史(ジュビロ磐田)

FW16 大黒将志(グルノーブル・フット)

MF17 稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)

MF18 小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)

DF19 坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)

FW20 玉田圭司(名古屋グランパスエイト)

DF21 加地亮(FC東京)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(ジュビロ磐田)

DF 田中誠(ジュビロ磐田)※メンバー発表後に負傷離脱

監督 ジーコ

 

 

基本的にジーコジャパンはよく「メンバー固定」と言われてきましたし、例えば一次予選の中田、最終予選の柳沢、両方いない小野辺りは大体負傷離脱でしたから、やはり一次予選からメンバーはさほど変わらずに本戦までいきました。ただジーコも固定傾向にある監督ではあったとはいえ、そもそもトルシエジャパンが相当に若いチームで、日韓W杯のメンバーが20代後半で迎えるのがドイツW杯でしたから、そこに関しては誰がやってもある程度は似たような形にはなったかなと思います。

とはいえ、2003年のキリンカップ、2004年のアジアカップ、2005年の東アジア選手権と年一で国内組メンバー刷新が起こったのは一つの特徴でもありました。基本的には海外組ベースにチームが作られていた中で、レギュラー選手が負傷したタイミングで信頼獲得を逃さなかった福西、加地、玉田、大黒辺りの台頭には目を見張るものがありましたね。

 

2010・2014年編につづく

2018・2022年編はこちら

 

 

ではでは(´∀`)