RK-3はきだめスタジオブログ

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Jリーグ終盤戦!最終コーナーを回るラストスパートの展望と予想②残留争い編③最終順位予想編

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前回の続きでJ1リーグ終盤戦の展望と予想の回です。

前編では優勝争い編を書きましたので、是非そちらもお読みくださいませ。後編は残留争い編、そして最終順位予想です。

 

2024明治安田J1リーグ第29節終了時点

1位 サンフレッチェ広島(55)

2位 FC町田ゼルビア(55)

3位 ヴィッセル神戸(52)

4位 鹿島アントラーズ(48)※1

5位 ガンバ大阪(48)※1

6位 横浜F・マリノス(41)※1

7位 東京ヴェルディ(41)

8位 セレッソ大阪(38)※1

9位 アビスパ福岡(38)

10位 FC東京(38)

11位 名古屋グランパス(37)※1

12位 浦和レッズ(36)※2

13位 アルビレックス新潟(36)※1

14位 川崎フロンターレ(34)※1

15位 京都サンガFC(34)※1

16位 柏レイソル(33)※1

17位 湘南ベルマーレ(32)

18位 ジュビロ磐田(28)※1

19位 北海道コンサドーレ札幌(25)

20位 サガン鳥栖(24)

 

※1 1試合未消化

※2 2試合未消化

 

 

 

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【残留争い】

参加チーム:11位 名古屋(37)、12位 浦和(36)、13位 新潟(36)、14位 川崎(34)、15位 京都(34)、16位 (33)、17位 湘南(32)、18位 磐田(28)、19位 札幌(25)、20位 鳥栖(24)

※名古屋、新潟、川崎、京都、柏、磐田は1試合未消化で、浦和は2試合未消化。

 

今季は自動降格枠も3枠になりましたし、プレーオフという余地もない。その上で今季は半分より上の順位のチームにしても優勝を争う5チームとそれ以外の間に差が開いているどころか、降格圏を浮き沈みしていた京都や湘南が急激に勝点を積み上げていること、そもそも19位20位の札幌鳥栖にしてもこの時点での下位2枠としては多い水準の勝点を積んでいるので、今回は11位名古屋以下を残留争いに参加しているクラブとして記載しましたが、実際には8位C大阪以下のチームはまだうかうかできない状況で、何かが起こる可能性のある範囲にはいるように思います。

いずれにせよ、同じ20チーム38試合制で行われた2021年の残留ライン(17位湘南)の勝点は37でしたが、今季は残留ラインが40台に乗る可能性もあるのかなと。言っても、さすがに1位が輝く優勝争いではなく17チームが生き残る残留争いで勝点38の3チームが落ちようと思ったら他も全部勝つ必要があるので、さすがにそこの現実味は薄いとは思いますが…。

 

 

 

まずやっぱり、さすがに鳥栖は厳しい状況になってしまったなと。残留に向けて京都や札幌があれだけ戦力補強を行った中で、主力どころか核となる選手を複数抜かれてしまった事はやっぱり……。一つの勝利が何かを変える可能性はあるかもしれませんが、ここから鳥栖が抜け出していく事は正直厳しいのかなと…。

逆に悪夢のような前半戦から好調に転じているのが京都と札幌です。特に京都はここまで盛り返してくるとはサンガファンの私ですら正直想定外でした。サンガは結構、サンガが放棄しているレベルだったバランス感覚を踏まえたプレーをするようになったことで持ち合わせていた長所の発揮もより効果的に出来るようになった。そこに新戦力が絡む形で相乗効果を連鎖的に起こせるようになっていますし、点を取れる、すげえGKがいるという2つの要素を満たしているのはポイントかなと。2022年の清水のような事例もあるのでファンとして安心なんて全くできる状況ではないですが、フラットに見れば状況はかなり好転したと思います。

 

 

札幌は序盤に取り逃した勝点が多過ぎたので、最終的に残留まで行けるかどうかは分かりませんが状況は相当に良くなりました。あれだけ大型補強をしてくれば、それが良い方向に転ぶか悪い方向に転ぶかは別としても何かしらの状況はチームの中で変わる。あの時点で札幌はもう悪い方向に転がりようがなかったので、フロントもそこは自覚した上でのあのムーブだったのでしょう。また、札幌の場合は…勝利した浦和戦や鳥栖戦は、本来ならもっと良い終わらせ方があったのは誰しもがわかっている事ですが、ある意味「良くも悪くもミシャらしすぎる勝ち方」をした事は、下手に1試合完璧な勝利をするよりも感覚を取り戻すには結果的に良かったんじゃないかなと。

話は鳥栖に戻りますが……今季の前半戦で下位に低迷していた湘南・鳥栖・京都・札幌の4チームは普通なら今年のJ1第1号となったマリノスより先に監督交代が行われても不思議では無い成績でしたが、個人的にこの4チームに関しては監督交代のリスクの方が大きいと思われる4チーム、監督を途中で変える判断がグラグラのジェンガにトドメの1本を引き抜くような事態を招きかねないチームだったと思います。監督の求心力だとか、それ以上の人材を担保できるかどうかとか……。現段階では少しそこの名案が分かれた部分も感じますね…。

 

 

磐田は磐田で危険な状態になってきました。序盤は良かったんですけど、数名の主力流出もあって苦しい状態が続いています。ただ磐田のスカッドを見る限り、むしろ残留争いには強みを出せるようなスカッドではあるようにも思うんですよね。どうやってクロスを入れるかのデザインとそれに合わせられる人材がいる事は大きい。

一方、ちょっと難しくなってきたのが柏でしょうか。柏は……チームとして悪くはないと思うんですよ。プレスをかける時のバランス、出力の整理は上手いチームだと思いますし、オフェンスに圧倒的なタレントもいる。ただ非科学的な要素を無視できない終盤戦で、今の柏の…例えば京都や札幌が経験した低迷と盛り返しのアップダウンとも異なる「ヌメっとした不安感」みたいなところが、どうも「残留ラインが高くなりそう」「ずっと下から2つ以内にいたチームが急激に勝点を伸ばした」「そもそも最下位チームも比較的勝点取ってる」というところで、なんとなーく2018年の磐田に似通ったところを感じてしまうというか…。

 

 

京都や札幌、湘南のペースが鈍化すれば柏は問題なく生き残るでしょうが、ここから残留ラインがインフレした時に苦しくなるのは柏のような気もするんですよね…。

 

 

 

ではここいらで、これらを踏まえた最終順位を予想してみたいなと。

 

 

 

2024明治安田J1リーグ最終順位予想

1位 ガンバ大阪

2位 FC町田ゼルビア

3位 ヴィッセル神戸

4位 サンフレッチェ広島

5位 鹿島アントラーズ

6位 横浜F・マリノス

7位 名古屋グランパス

8位 浦和レッズ

9位 セレッソ大阪

10位 アビスパ福岡

11位 東京ヴェルディ

12位 FC東京

13位 川崎フロンターレ

14位 京都サンガFC

15位 アルビレックス新潟

16位 湘南ベルマーレ

17位 ジュビロ磐田

18位 柏レイソル

19位 北海道コンサドーレ札幌

20位 サガン鳥栖

 

ああ悪いか!!私情も入ってんよ!!!

 

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ではでは(´∀`)