【J1戦力診断シリーズ】
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【2024明治安田J1リーグ順位予想】
1位 川崎フロンターレ
2位 浦和レッズ
3位 ヴィッセル神戸
4位 サンフレッチェ広島
5位 名古屋グランパス
6位 横浜F・マリノス
7位 ガンバ大阪
8位 セレッソ大阪
9位 FC東京
10位 鹿島アントラーズ
11位 アビスパ福岡
12位 FC町田ゼルビア
13位 京都サンガFC
14位 アルビレックス新潟
15位 北海道コンサドーレ札幌
16位 湘南ベルマーレ
17位 ジュビロ磐田
18位 サガン鳥栖
19位 柏レイソル
20位 東京ヴェルディ
②残留争い・下位争い編
残留争いが多数のチームを巻き込む可能性は十分にありますが、個人的な予想としては…上記の順位予想に当てはまると、危険水域は15位札幌以下の6チームになってくるのかなと。
このうち、ヴェルディに関してはやっぱり現状としては厳しいと言わざるを得ないところが大きいでしょう。他クラブで出場機会に恵まれない若手選手を中心に補強し、監督も百戦錬磨の城福浩監督が務めているだけに、歯車が噛み合って化学反応を起こせば旋風を巻き起こせるだけのポテンシャルは持っている。ただ、それを開幕前の今の時点で予想として組み込む事は厳しい…というのが偽らざる感想です。
降格可能性は15位札幌以下と書きましたが、このうち札幌はやっぱり攻撃のデザインが組み上がっているところは強みでしょう。「15位札幌以下」とは書きましたが、15位札幌と16位湘南の間にはそれなりに差はあるかなと。
で、その湘南は…大橋祐紀が退団した影響はもちろん大きいでしょうけど、湘南の場合はセンターラインが固まっている事はやっぱり大きいと思うんですね。キム・ミンテ、田中聡、そしてGKのソン・ボムグン…センターラインにしっかりとした軸を置いていますし、後はそれを前提に配置していく事が出来る。逆に言えば、ここが怪我やスランプで崩れたらそれは致命傷になる訳で、そうなると話が変わってくる…というところはあります。
磐田・鳥栖・柏の3チームについては悩みましたね。ここはもう……わからない。
柏に関しては、昨季は山田康太を1.5列目に置いたシステムに変更してから復調し、ギリギリとはいえ残留と天皇杯準優勝に漕ぎ着けた訳ですけど、DFラインと前線、サイドと中央を繋ぐ役割をになっていた山田が退団した事で完全に振り出しに戻ってしまった感があるんですよね…。細谷真大はいるけれど、細谷まで繋ぐルートがまたマテウス・サヴィオの単独突破しかないんじゃないか、というような状態というか。ただ、柏の場合は木下康介の獲得やフロートがオルンガのように「2年目の覚醒」みたいなものを遂げれば最大火力は一気に増えるので、そういう状態になれば割り切った戦い方で一気に脱出出来る可能性は十分にあります。
悩ましいのが鳥栖で……。鳥栖って凄いんですよ。川井健太監督の前任である金明輝監督の時代から、チームとしての戦術のマニュアルみたいなものがすごく確立されているんですね。鳥栖と言えば毎年のように選手流出に遭うけれど、そのスキームが抜群に機能しているのでその仕組みにバチっとハメる事が出来るし、選手がガラッと入れ替わろうとも開幕の時点で高い完成度のチームを仕込んで来れているんだと思うんです。ただ、3シーズン続けて前半戦の躍進と急失速を繰り返しながら順位を下げ続けている事はやっぱり不安要素で、言い換えればあまりにも前半戦に出し切りながら沈んでいってしまっている。そう考えると、クラブの体力として少し危ないフェーブに入ってきたのかな…と。
結局のところ、残留争いってやっぱり出力みたいなところで決まる可能性が高まるんですよね。そう考えると、磐田は前評判の良いペイショットやブルーノ・ジョゼが評判通りのプレーを見せてくれば相当強い。磐田の場合は「外国籍選手がペイショット+誰が一人ハマること」という条件付きで残留予想にしましたし、終盤戦にある種のバーリトゥード状態になった時に強みが出しやすくなるのは磐田か柏なのかなと。ただ鳥栖も朴一圭というGKは敵からすれば理不尽。それこそ夏の移籍市場でどういう動きを見せるかにもよるので、この辺りは考えれば考えるほど頭痛を患いますね…。
サンガちゃん30周年やでえ!
ではでは(´∀`)